各所に於ける使用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 14:52 UTC 版)
「上を向いて歩こう」の記事における「各所に於ける使用例」の解説
坂本九が『スター誕生!』の司会をしていた際はエンディングテーマとして坂本が歌った。 春のセンバツ高校野球大会の入場行進曲が日本の曲(前年の流行曲)になった第1号である。 坂本は1985年の日航ジャンボ機墜落事故で逝去したため、命日である8月12日の慰霊式における鎮魂曲として奏でられた。 1985年に来日公演を行ったスティーヴィー・ワンダーは、自身の曲である「Ribbon In The Sky」の曲中のハーモニカソロでこの曲のメロディを演奏した。11月3日の後楽園球場での公演の模様は坂本に対するスティーヴィーの追悼コメントと合わせてテレビで放映されている。 1990年元旦に催行(放送は翌日)されたいか天のイベント『輝く! 日本いか天大賞』の個人賞受賞者によるセッション・バンドによって演奏された。 全日本プロレスにおいて、全試合終了後に場内に流されている。これは創設者のジャイアント馬場が20代の頃、アメリカ修行時代にホームシックになるとよく聴いていたことに由来する。 1999年に発行された「わたしの愛唱歌シリーズ第9集」で、切手の題材になった。 2005年にNHKが実施した「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で白組39位を記録した。 2007年3月4日からは、坂本が幼少期に疎開した母親の実家がある茨城県笠間市の東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線友部駅において発車メロディとして、また2008年12月20日 からは、坂本の出身地の神奈川県川崎市にある京浜急行電鉄京急川崎駅の本線ホーム(4〜7番線)において、塩塚博がアレンジしたものが接近メロディとして、さらに2016年12月10日からは、JR東日本川崎駅の東海道線ホーム(1・2番線)において、福嶋尚哉がアレンジしたものが発車メロディとして使用されている。 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の復興ソングとして、多くの坂本の曲とともに歌われている。特に、サントリー(大阪市)の企業CMでは、同社グループのCMキャラクターや同社スポンサー番組の出演者の総勢71名のタレントが、レコーディングスタジオにて同曲をリレー形式で歌う、というものであり(サントリー公式サイト)、4日で完成している。編曲は山下宏明が担当した。このCMと『見上げてごらん夜の星を』込みで、CM名「歌のリレー」が「Tokyo Art Directors Club(ADC)」において「ADCグランプリ」を獲得した。 坂本ゆかりの地であり、東日本大震災で被災した茨城県笠間市の復興の合言葉として『上を向いて歩こう笠間』が笠間市役所などで使われている。 2011年7月18日の22:00 - 22:50(JST)に、NHK総合テレビにて、『上を向いて歩こう〜日本人の心の歌・その真実』と題したドキュメンタリーの特別番組を放送した。 『サクサク土曜日 中邨雄二です』(ABCラジオ)のテーマ曲として吹奏楽演奏版が使われている。 2013年1月にはイギリスBBC電子版で「世界を変えた20曲」に選ばれている。1963年当時のアメリカ人にとって戦争で敵対した日本人が謎めいた民族ではなく、自分達と同じく美しく繊細な感情を表現できる人達と気付かせてくれた曲、と評された。 2014年4月26日公開の京都アニメーション制作のアニメ映画『たまこラブストーリー』の劇中曲として、片岡知子の編曲による本曲のインストゥメンタル版が使用された。 2019年12月30日放送の『第61回日本レコード大賞』(TBS系列)ではオープニングに使用された。 合唱曲では、三宅大輔が編曲してあり、ア・カペラ版にアレンジされている。 坂本の歌唱で 「悲しみは星のかげに 悲しみは月のかげに」を、「悲しみは月のかげに 悲しみは星のかげに」と逆に歌っていたことは、数回あった。 『上を向いて歩こう展―奇跡の歌から、希望の歌へ―』を世田谷文学館で2013年4月20日〜6月30日に開催。 作曲者の中村八大が戦後福岡県久留米市で青春時代を送ったことにちなみ、九州旅客鉄道(JR九州)久留米駅前のからくり時計で流れている。 2020年東京オリンピックの閉会式(2021年8月8日)では、東京スカパラダイスオーケストラにより本曲が生演奏された。
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