十芒星戦士(テルマディケイド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 17:57 UTC 版)
「テイルズ オブ グレイセス」の記事における「十芒星戦士(テルマディケイド)」の解説
大煇星竜(ソロモス)と彼によって選ばれた9人の勇者を含め、十芒星戦士(テルマディケイド)と称される。大煇星竜を倒さない限り選ばれた9人はゾーオンケイジから解放されることなく、死ぬこともできず永遠に守護者として戦い続ける。 大煇星竜(ソロモス) 羅針帯(フォスリトス)の絶対守護システムで、隠しダンジョン・ゾーオンケイジのボス。名前からドラゴンを想起させるが、容姿は鋭い目付きの少年。言葉遣いがかなり古臭く、常に相手を見下すような言動を取る。一人称は「我」。 暴走していたためラムダの活動を妨害するためには手段を選ばなくなってしまい、エフィネアの強者を無差別に拉致、改造して手駒としていた。そして原素(エレス)をゾーオンケイジ内に集め、死んでも即座に復活するという特殊な空間を形成することとなった。 アスベルたちに倒された後は、パスカルがフーリエの開発した「ノパーソ」を用いて修復。ソロモスの思考を正常な状態へと戻すことに成功した。その後もラムダの力をそぐためにエフィネアの原素を集めている。なお、彼を倒してしまうと溜めていた原素が解放されてしまい、ラスボス戦のラムダが恐ろしく強くなった状態になってしまう。 ソフィ同様徒手空拳を主体とした戦法を得意とする。他、波動弾や獅子をかたどった衝撃波による遠、中距離攻撃を仕掛けてくる。途中で分身を生み出して攻撃を仕掛けてくるため非常に厄介。煇術では「シューティングスター」を用いる。 秘奥義は、拳打と脚打の限りを放つ「天衣無縫」。秘奥義だけではなく、必殺技の数々も四字熟語が用いられている。 PS3版では、アイテム使用時のカウンター秘奥義として「ブライティスト・ゲート」を使用し、規格外のダメージを全体に与える。 リアラ #ゲストキャラクター、リアラの項を参照。 フーリエ、プロト・ヴェーレス #フェンデル、フーリエの項を参照。 プロト・ヴェーレスはフーリエの転送装置によって召喚された強力なヴェーレス。 ジェントルうなぎ グレイル湖産の高級うなぎ、と本人は言っているがマリクによって産地偽装ということが見破られてしまう。敗北した後は「従業員が勝手にやった。自分は何も知らなかった」と言い訳している。後述のぴよぴよの秘奥義にも登場する。今までのシリーズに登場した「ジェントルマン」に相当。 ぴよぴよ 元々はコックに食用として飼育されていた特殊なピヨピヨたち。つぶらな瞳が特徴的。「皆でニワトリに成長したい」という思いから一斉に脱走し、追ってきたコックを帰らぬ人にしてしまう。その後、ソロモスによってゾーオンケイジの守護者にされた。 倒した後は彼らの境遇を知ったシェリアに同情されるが、彼女が「あなたたちが落とした焼き鳥丼は貰っておくわ」と言った後は一斉に逃げ出した。 秘奥義は「ホシニネガイヲ」。蹴って逃げた後、転んだところへジェントルうなぎが現れて見事なバッティングで対象と共に打ち上げられる。 エメロード改 生前、エメロードが作り上げた特殊なヒューマノイド。生前のエメロードの魂が宿っており、精神を転送されたエメロードとは別物。アスベルたちがフォドラを発つ時にシャトルに隠れひそみ、エフィネアへとやってきたが大煇星竜によってゾーオンケイジの守護者にされる。 ラムダへの憎悪とフォドラ復活の思いはエメロードへ引き継がれ、エメロード改には「モテたい」という思いだけが転送された。そのためエメロードとは性格や言動が大きく変わっており、女王様よろしく高笑いしたり、異性からもてはやされたいという態度が表出している(アスベルも呆れて、うっかり失笑してしまったほど)。 戦闘方法は通常のエメロードと同じであり、秘奥義として「ディサイドセイバー」も使用する。 当たり前のことだが、こちらのエメロードは繭の時と違ってラムダに浸食されていないため、弱点に「暴星」がない。 ダークかめにん かめにん部長の息子。通常のかめにんとは衣装の色が違い、黒が基調となっている。口癖は「トータース!トータース!」(手紙の初めにも書いている)。 周りから「お前はふつうのかめにんと違う」と蔑まされてきたせいでグレてしまい、かめにんの積荷を解いたり悪さばかりしている。 戦闘では主に特殊な仕様の亀車を用いて戦う。 初戦闘後は羽ばたきたいと願った瞬間に体が光始め、ようやく白鳥のように羽ばたけると思ったものの単に脱皮していただけだったため、本人は号泣してしまう。 倒された後は自身の行いを恥じ、父親である部長に謝罪の意を伝えている。 秘奥義は、「金は命より重いっす」。金貨の雨を降らせた後、巨大な甲羅をかたどった金塊で押しつぶす。 コハク・ハーツ #ゲストキャラクター、コハク・ハーツの項を参照。 セルディク改 リチャードに致命傷を負わされたが、奇跡的に息を吹き返し逃亡。重体の身を押して隠し通路を通って外に出た途端、大煇星竜によって拉致されゾーオンケイジの守護者にされてしまう。瀕死の状態だったためサイボーグにされて生かされている。 アスベルたちへの復讐心を胸に襲い掛かってくる。戦闘方法は以前と変わっておらず、炎と雷を主体にしたスキルを使用する。 本人は助かったことを喜んでいたが、それは死以上の罰が下っただけに過ぎなかった。不完全なサイボーグと化したためダメージを受けると機関に異常が生じるのか、苦痛を受け続ける状態になってしまう。かつて兄や甥を毒で苦しめたように、セルディク自身も逃れられない苦痛にもがき苦しむこととなる。死にたいと願っても、またサイボーグの肉体のまま復活してしまうため、半永久的に生き続ける。 フレデリック・バーンズ 声 - 松岡文雄 #ウィンドル、フレデリックの項を参照。
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