円熟と数々のマイルストーンとは? わかりやすく解説

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円熟と数々のマイルストーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:23 UTC 版)

ティム・ダンカン」の記事における「円熟と数々のマイルストーン」の解説

2012-2013シーズンには、オールNBAファーストチーム、オールディフェンシブセカンドチームに選出された。2013年カンファレンス・ファイナル第3戦で、ダンカンプレーオフでの通算ダブルダブル144とし、143回のウィルト・チェンバレン抜き歴代2位となった。1位はマジック・ジョンソン157回、4位はシャキール・オニール142回、5位はビル・ラッセル137回である。レブロン・ジェームズドウェイン・ウェイドクリス・ボッシュビッグスリー擁するマイアミ・ヒートとの対決となったNBAファイナルは、近年希に見る接戦となり、これまで4度ファイナル進出ではすべて優勝していたが、初めファイナル敗退喫した最終戦勝負所で、ティップショット外したダンカンは、珍しく感情露わにし、フロアー叩いて悔しがった。このファイナル敗退は、生涯忘れことはないだろう語っている。 2014年プレーオフカンファレンスセミファイナル第3戦で、ポストシーズン通算得点で、カール・マローン抜き歴代5位となった。またこの試合通算プレーオフ出場試合数221試合とし、1フランチャイズでの最多出場選手となった2位コービー・ブライアント220試合であり、この試合数は他の15フランチャイズプレーオフ全試合数よりも多い。複数チームでの出場数では、デレック・フィッシャー250試合ロバート・オーリー244試合カリーム・アブドゥル=ジャバー237試合上位にある。カンファレンス優勝決めた第6戦の勝利で、ダンカン通算勝利数を1,042勝とし、歴代4位で、ジョン・ストックトン並んだマイアミ・ヒートとの再戦となった2014年ファイナル第1戦で、21得点フィールドゴール9/1010リバウンド、第2戦で18得点15リバウンド記録しマジック・ジョンソンプレーオフ通算ダブルダブル記録157に並ぶ共に、第1戦では1972年ウィルト・チェンバレン以来となる、ファイナル20得点10リバウンド上でフィールドゴール成功率90%以上の記録達成したファイナル第3戦に引き続き4戦もアウェイヒート圧勝するなかで、4戦で、10得点11リバウンド記録しプレーオフダブルダブル記録158とし、更にファイナル出場時間カリーム・アブドゥル=ジャバー超え歴代単独1位となった。この更新に関して、ジャバーはツイッター賞賛ツイートをしている。ファイナル第5戦もヒート圧倒し5度目チャンピオンとなった通算勝利数は1,046となり歴代4位となった。1位はジャバーの1,228勝、2位ロバート・パリッシュの1,121勝、3位カール・マローンの1,050勝である。シーズン終了後引退も囁かれたが、プレーヤーオプションを行使し18年目となる2014-2015シーズン現役続行決めたレギュラーシーズン勝利数記録は、ジャバー1,074勝、パリッシュ1,014勝、ジョン・ストックトン953勝、マローン952勝、この時点でのダンカンは898勝である。 2014-15シーズンは、開幕から安定したプレーで、5戦目のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で、通算800回目ダブルダブル記録し11月14日レイカーズ戦でレギュラーシーズン通算25,000得点目を記録しダブルダブルチーム勝利導いた12月05日の対グリズリーズ戦で、14得点10アシスト10リバウンド獲得し自身通算8度目(レギュラーシーズン4回)のトリプル・ダブル記録した。これは、カール・マローン40歳次ぎ38歳244日で第2位年長記録となった12月31日のペリカンズ戦を延長制する中、ウォルト・ベラミー抜き歴代10位となる14,250リバウンド達成し、814回目ダブルダブルで、歴代5位のカール・マローン並んだ2月23日ユタ・ジャズ戦で、18年連続シーズンリバウンド500以上を達成しロバート・パリッシュ並び歴代1位となった2位16年モーゼス・マローンカリーム・アブドゥル・ジャバー4月22日、プレーオフファーストラウンド第2戦となるロサンゼルス・クリッパーズ戦、開始直後、フローティングジャンプショットを決めプレーオフ通算5,001得点達成した歴代で5,000得点以上を達成しているのは、マイケル・ジョーダン(5,987)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(5,762)、コービー・ブライアント(5,640)、シャキール・オニール(5,250)とダンカンの5人だけである。オーバータイムとなったこの試合で、28得点11リバウンド挙げ勝利貢献し通算得点を5,027得点とした。このシーズンは、1stラウンドロサンゼルス・クリッパーズ敗れたが、プレーオフ出場試合数歴代3位241試合達した2015年7月2日ダンカン引退説を一掃しスパーズ1年間契約を結び、覇権奪回挑むことになった2015–16シーズン開幕3戦目のボストン・セルティックス戦で勝利しトニー・パーカーマヌ・ジノビリとのトリオレギュラーシーズン勝利数541勝となりNBA歴代1位となった歴代2位トリオボストン・セルティックスラリー・バードケビン・マクヘイルロバート・パリッシュで、540勝(729試合)。この時点グレッグ・ポポビッチダンカンでの勝利数953勝でこちらも歴代1位更新中であり、カール・マローンジェリー・スローン記録と、ジョン・ストックトンジェリー・スローン記録がこの記録に次ぐ 。 2015年11月2日マディソン・スクエア・ガーデン行われたニューヨーク・ニックス戦で、16得点10リバウンド、6アシスト記録しスパーズ勝利導き同一チームに於けるレギュラーシーズン勝利数954勝とし、ユタ・ジャズ953勝を達成したジョン・ストックトン抜き歴代1位記録打ち立てた3位ユタ・ジャズカール・マローン919勝である。 2016年2月26日ヒューストン・ロケッツ戦で、レギュラーシーズン通算3,000ブロック記録したまた、6リバウンド記録しカール・マローン通算14,968リバウンド記録抜き歴代6位となった2015-16シーズン終了時点でのリバウンド順位プレーヤーレギュラーシーズン総リバウンドプレーオフリバウンド数1 ウィルト・チェンバレン 23,924 3,913 2 ビル・ラッセル 21,620 4,104 3 カリーム・アブドゥル・ジャバー 17,440 2,481 4 エルビン・ヘイズ 16.279 1,244 5 モーゼス・マローン 16.212 1,295 6 ティム・ダンカン 15,091 2,859 7 カール・マローン 14,968 2,062 8 ロバート・パリッシュ 14,715 1,765 9 ケビン・ガーネット 14,662 1,534 10 ネイト・サーモンド 14,464 1,101 2015-16シーズン終了時点でのブロック順位プレーヤーレギュラーシーズン総ブロックプレーオフブロック数1 ハキーム・オラジュワン 3,830 472 2 ディケンベ・ムトンボ 3,289 251 3 カリーム・アブドゥル・ジャバー 3,189 476 4 マーク・イートン 3.064 210 5 ティム・ダンカン 3,020 568 6 デビッド・ロビンソン 2,954 312 7 パトリック・ユーイング 2,894 303 8 シャキール・オニール 2.732 459 9 トゥリー・ロリンズ 2,542 134 10 ロバート・パリッシュ 2,361 309 2016年3月15日ホームでのロサンゼルス・クリッパーズ戦で、ジョン・ハブリチェック超え歴代14位となる26,397得点記録した4月5日ユタ・ジャズ戦、レギュラーシーズン1,389試合出場で、カリーム・アブドゥル=ジャバーの1,074勝、ロバート・パリッシュの1,014勝に続き3人目となる1,000勝の大台載せた4月12日最終ホームゲームとなったオクラホマシティ・サンダー戦で出場試合数が1,392となり、ジェイソン・キッド超えて歴代7位となった。この試合オーバータイムの末に勝利しNBAシーズンホーム最多勝利記録、1985-86シーズンボストン・セルティックス40勝(1敗)に並んだ2015-16シーズン終了時点での勝利数(勝率)/総勝利数順順位プレーヤーレギュラーシーズンプレーオフ総勝利数1 カリーム・アブドゥル・ジャバー 1,074勝/1,560試合(.688) 154勝/237試合(.650) 1,228勝/1,797試合(.683) 2 ティム・ダンカン 1,001勝/1,392試合(.719) 157勝/251試合(.625) 1,158勝/1,643試合(.705) 3 ロバート・パリッシュ 1,014勝/1,611試合(.629) 107勝/184試合(.581) 1,121勝/1,795試合(.625) 4 カール・マローン 952勝/1,476試合(.645) 98勝/193試合(.508) 1,050勝/1,669試合(.629) メンフィス・グリズリーズとの対戦となったプレーオフ・ファーストラウンドで、第1戦、第2戦に続き第3戦、第4戦もスターターとして出場マーク・ガソルマイク・コンリーを欠くグリズリーズ問題とせず全て勝利しプレーオフ通算245試合出場し試合歴代2位の元チームメイトロバート・オーリーを超えデレク・フィッシャー259試合に次ぐ歴代2位となった。またこの時点で、プレーオフ通算155勝とし、歴代3位のジャバーの記録抜きオーリー並び歴代2位プレーオフ勝利数記録した2016年終了時157勝。1位はフィッシャー166勝。 2016年6月28日2016-17シーズン契約 (プレーヤーオプション) を行使して現役続行決意したかに思われた。

※この「円熟と数々のマイルストーン」の解説は、「ティム・ダンカン」の解説の一部です。
「円熟と数々のマイルストーン」を含む「ティム・ダンカン」の記事については、「ティム・ダンカン」の概要を参照ください。

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