ユタ・ジャズとは? わかりやすく解説

ユタ・ジャズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 20:34 UTC 版)

ユタ・ジャズ
Utah Jazz
2025-26シーズンのユタ・ジャズ
チームロゴ UTAHという文字が書かれた金色の輪の中に山があり、その上にJAZZと綴られている。
所属リーグ  NBA 
カンファレンス  ウェスタン・カンファレンス 
ディビジョン  ノースウェスト
創設 1974年
チーム史 ニューオーリンズ・ジャズ
(1974-1979)
ユタ・ジャズ
(1979-)[1][2][3]
本拠

ユタ州ソルトレイクシティ
アリーナ デルタ・センター
収容人数 20000人 開設1991年
チームカラー スポットライトイエロー, キーブラック, グレー, 白[4][5][6]
       
主なスポンサー LiveView Technologies英語版 (LVT)[7]
オーナー ライアン・スミス英語版[8][9]
社長 ダニー・エインジ[10]
GM ジャスティン・ザニック英語版 [11]
ヘッドコーチ ウィル・ハーディー
優勝歴 0回
ファイナル進出 2回(1997年, 1998年)
ディビジョン優勝 11回(1984年, 1989年, 1992年, 1997年, 1998年, 2000年, 2007年,2008年, 2017年, 2021年, 2022年)
永久欠番  1   4   7   9   12 
 14   32   35   53   1223 
NBAGL提携チーム ソルトレイクシティ・スターズ
公式サイト www.nba.com/jazz
アソシエーション
ステートメント
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ユタ・ジャズUtah Jazz)は、アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティに本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。チーム名はジャズの都であるニューオーリンズに本拠地があった時に名づけられた。

歴史

初期

ピート・マラビッチ

ジャズは1974年、ルイジアナ州ニューオーリンズで創設された。ピート・マラビッチ(ピストル・ピート)が加入してさえも、コートの中でも財政的にも成功とはいえなかった。5シーズン負け越した後、1979年ユタ州ソルトレイクシティに移転する。ソルトレイクシティには、ジャズの文化がなかったがチームの名称はジャズのままであった。ただし大きな湖、グレートソルトレイクを持つことからロサンゼルス・レイカーズ(ミネアポリス・レイカーズ:ミネソタ州には湖が多かった)とチーム名を交換しようかという話もあった。

1979-80シーズンを前にレイカーズからエイドリアン・ダントリーを獲得、その年マラビッチは放出された。

1980年代

1980年には、ドラフト全体2位でダレル・グリフィスを獲得。1980-81シーズンからフランク・レイデンがヘッドコーチとなる。そして1982年のドラフトで全体72位でマーク・イートンを指名した。彼ら4人の加入が将来へとつながる芽となった。1983年のドラフト全体7位でサール・ベイリーを獲得、彼らの活躍でチーム創設以来初めて勝ち越しプレイオフに進出した。その後20年連続プレイオフの常連となる。プレイオフでは2回戦まで進んで、フェニックス・サンズに敗れた。

1984年にジョン・ストックトンを、そして1985年にカール・マローンを獲得した。ストックトンとマローンはピックアンドロールというプレイで大成功をおさめた。1988-89シーズンの途中、フランク・レイデンは辞任してジェリー・スローンがヘッドコーチに昇格した。スローンはチームを初めて50勝以上させて、51-31でシーズンを終えミッドウェスト・ディビジョン優勝を果たした。しかし、プレイオフでは1回戦でゴールデンステート・ウォリアーズに敗れた。

1990年代

1990-91シーズン前に3チーム間のトレードでジェフ・マローンを獲得し、カンファレンス準決勝に進出したチームは翌シーズン、現在の本拠地デルタ・センター(現ビビント・スマート・ホーム・アリーナ)に移る。 1992年のプレイオフは、念願のカンファレンス決勝まで進出するが、ポートランド・トレイルブレイザーズに2-4で敗れた。カール・マローンとストックトンは、バルセロナオリンピックの初代「ドリームチーム」に選ばれ、1994年にはジェフ・マローンと交換でジェフ・ホーナセックを獲得したが、チームはなかなかNBAファイナルまで進出することができなかった。

1996-97シーズン、チームはフランチャイズ記録の64勝18敗をマークし、マローンはシーズンMVPを受賞した。ジャズはプレイオフを勝ち抜き、ついにNBAファイナルに進出。悲願の優勝に挑戦することになった。対戦相手となるシカゴ・ブルズは、この年5度目の優勝を狙っていた。

ジャズはシカゴで行われた第1戦をマイケル・ジョーダンブザービーターで失い、続く2戦目にも敗れた。ホームのユタでは2連勝したものの、5戦目はジョーダンのパフォーマンスもあって2点差で落としてしまう。シカゴに戻った6戦目もジャズはものにできず、チームは優勝を逃してしまう。

1997-98シーズン、ジャズの成績は62勝20敗でブルズと同率1位。しかしレギュラーシーズン中両チームの対戦成績はジャズの2勝0敗で、プレイオフを通してジャズがホームコートアドバンテージを持つことになった。ジャズはこのシーズンもNBAファイナルに進出し、再び優勝を狙うが、ジョーダンとブルズの前に悲願は果たせなかった。

ロックアウトで短縮された翌1998-99シーズン、マローンは2度目のMVPを獲得する。ジャズはサンアントニオ・スパーズと同率の37勝13敗でリーグ首位となった。しかしプレイオフではポートランド・トレイルブレイザーズに敗れ、優勝を逃してしまう。

1999-2000シーズン終了後にホーナセックは引退した。

2000年代

2003年にストックトンが引退すると、マローンは優勝できるチームを求めレイカーズに移籍した。

2人の退団後は、2001年に入団したアンドレイ・キリレンコ、2004年にトレードで獲得したカルロス・ブーザーらがチームの中心選手となっているが、勝率は5割前後、2004-05シーズンには30勝を下回り、3シーズンに渡りプレイオフ出場を逃している。その大きな原因に、ストックトンに変わるPGが居ないことだった。2006-07シーズン、スローンHCは2年目のデロン・ウィリアムスをPGに起用した。これが大当たりし、ブーザーとウィリアムスの2人は新しい「ストックトン・マローン」とも言われるようになった。51勝31敗で、ディビジョン1位となり、プレーオフに進んだが、このシーズンで、チャンピオンとなったサンアントニオ・スパーズにカンファレンスファイナルで敗れている。ウィリアムスはアシストランキング3位でシーズンを終えた。しかし、その分キリレンコが活躍出来なくなり、不満をぶつけているため、問題点を残した。2007-08シーズンも好調は続きディビジョン1位を連続で獲得したが、プレーオフは2ndラウンドでロサンゼルス・レイカーズに敗れた。2008-09シーズンはプレーオフ常連となっていってはいたが、このシーズンは1stラウンドで敗退し、ピークを過ぎ後退している状況に入っていった。

2010年代

2010-11シーズンは、カルロス・ブーザーがFAに伴い、シカゴ・ブルズに移籍し、代わってFAのラジャ・ベルを獲得、アル・ジェファーソンミネソタ・ティンバーウルブズからトレードで獲得し、ゴードン・ヘイワード2010年のNBAドラフトで9位指名で獲得し、メインプレーヤーが大きく変わった。更にジャズを長年に渡って指揮してきたジェリー・スローンヘッドコーチデロン・ウィリアムスがハーフタイム中に口論するなど確執が強まり、監督が突然辞任した要因になったとも報じられ、チームは低迷期へと逆戻りしていった。2011年2月23日、ジャズがウィリアムスとの高額な契約を結ぶのは困難と判断し、ニュージャージー・ネッツにトレードで放出した(ジャズは引き換えにデビン・ハリスデリック・フェイバーズの2人の選手と、2011年・2012年のドラフト1巡目指名権、さらに300万ドルを獲得した)。シーズン途中で、ヘッドコーチと主力選手が代わったことで、負け越し4年続いていたプレーオフも逃した。 2011-12シーズンは、タイロン・コービンのもと、生え抜き選手で、着実に成長を続けてきたポール・ミルサップアル・ジェファーソンの安定感もあり、プレーオフに進むことができたが、1stラウンドでスパーズにスイープされシーズンを終えた。 2012-13シーズンは、勝ち越すことはできたが、競合の多いウェスタンで、プレーオフ最終スポットを求め終盤戦まで粘ったもののレイカーズに振り切られ、9位に終わった。 2013-14シーズンは、ポール・ミルサップアル・ジェファーソンのFAに伴い、大金を投じての引き止めは出来ず、主力2人を同時に失う中で、補強は、リチャード・ジェファーソン獲得などにとどまり、25勝57敗と大きく負け越し、シーズンを終えた。

ゴードン・ヘイワード

2014-15シーズンは、ヘッドコーチにクイン・スナイダーを招聘し、巻き返しを図った。結果的には38勝44敗で3年連続の負け越しが決まったものの、平均失点はリーグ1位の94.9点を記録。また、ゴードン・ヘイワードデリック・フェイバーズらが中心選手に成長し、ルディ・ゴベアもスターターとして一本立ちしたことで、次期シーズンに期待を持たせる形となった。

2015-16シーズンは、リーグ屈指の守備力を武器に粘り強い戦いを繰り広げ、ダラス・マーベリックスヒューストン・ロケッツとプレーオフ出場枠争いを繰り広げたが、オールスターゲーム以降失速し、40勝42敗に終わり、2012年以来のプレーオフ出場はならなかった。

2016-17シーズンは、ジョージ・ヒルジョー・ジョンソンボリス・ディアウといったベテランを獲得し、ヘイワードやフェイバーズを開幕から負傷で欠くシーズンスタートとなったが、11月1日のAT&Tセンターでのサンアントニオ・スパーズ戦で106-91で勝利し、前シーズンにNBA新記録となるホームゲーム40勝 (1敗) を挙げたスパーズに、シーズン第2戦目で黒星を付けた。ヘイワードは自身初のNBAオールスターゲームに出場。以降もリーグ屈指の守備力で安定した戦いを繰り広げ、2012年以来のプレーオフ出場を決め、2008年以来のノースウェスト・ディビジョン優勝も決めた。更に4月10日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦では、敵地オラクル・アリーナで105-99で勝利し、ウォリアーズにホームゲーム4敗目を付けた。5年振りの出場となったNBAプレーオフは、第1回戦でロサンゼルス・クリッパーズを4勝3敗で下し、カンファレンスセミファイナルに進出。しかし、続くウォリアーズとの対戦は4戦全敗で終了した。

2017-18シーズンは開幕前にチームのエースゴードン・ヘイワードがFAによりボストン・セルティックスへ移籍し、ヘイワードの穴を埋めるようにリッキー・ルビオヨナス・イェレブコ2017年のNBAドラフトではトレイ・ライルズとのトレードでドノバン・ミッチェルを獲得した[12][13][14]。それでもヘイワードの抜けた穴は大きいだろうと予想されたが[15]、結果的にはミッチェルが4度の月間最優秀新人賞に選出されるなど[16]、1年目からエース級の活躍を見せた。チームは2018年1月中頃まで負けを重ねたが、2018年1月24日のデトロイト・ピストンズ戦から11連勝を記録するなど勝ちが先行しレギュラーシーズンは48勝34敗、カンファレンス5位でプレーオフ進出を決めた[17]。プレーオフ第1回戦ではオクラホマシティ・サンダーを4勝2敗で退けた[18]

2020年代

2020-21シーズンは、レギュラーシーズン52勝20敗を記録しリーグ1位で通過。プレーオフ第1回戦はメンフィス・グリズリーズと対戦しシリーズ4-1でカンファレンスセミファイナルに進出。セミファイナルではロサンゼルス・クリッパーズと対戦。1戦目と2戦目のホームで2連勝したが、3戦目以降から4連敗となりプレーオフ敗退となった。

2022-23シーズン開幕前のトレードで、最優秀守備選手賞を3度受賞したゴベアをミネソタ・ティンバーウルブズへ放出し、マリーク・ビーズリーパトリック・ベバリージャレッド・バンダービルトレアンドロ・ボルマロウォーカー・ケスラー、4つのドラフト1巡目指名権などを獲得[19]。また、その後のトレードでベバリーをロサンゼルス・レイカーズへ放出し、スタンリー・ジョンソンテイレン・ホートン=タッカーを獲得した[20]。さらに、3度のオールスター経験のあるミッチェルをクリーブランド・キャバリアーズへ放出し、コリン・セクストンラウリ・マルカネンオチャイ・アバジ、3つのドラフト1巡目指名権などを獲得した[21][22]。これにより、ミッチェルとゴベアのデュオは約5年で解体となった。そして、ヘッドコーチのクイン・スナイダーが辞任することを表明し[23]、新たにウィル・ハーディーがヘッドコーチに就任した[24]。このシーズン、マルカネンが移籍後すぐに大きく飛躍し、自身初となるオールスターに選出され[25][26][27]MIPを受賞したが[28]、チームは37勝45敗でシーズンを終え、プレーオフ進出を逃した。

2023-24シーズンもまたマルカネンがチームを率いて善戦したが、結果的に31勝51敗でシーズンを終え、プレーオフ進出を逃した。

シーズンごとの成績

Note: 勝 = 勝利数, 敗 = 敗戦数, % = 勝率

シーズン % プレーオフ 結果
ニューオーリンズ・ジャズ
1974-75 23 59 .280
1975-76 38 44 .463
1976-77 35 47 .427
1977-78 39 43 .476
1978-79 26 56 .317
ユタ・ジャズ
1979-80 24 58 .293
1980-81 28 54 .341
1981-82 25 57 .305
1982-83 30 52 .366
1983-84 45 37 .549 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 3, ナゲッツ 2
サンズ 4, ジャズ 2
1984-85 41 41 .500 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 3, ロケッツ 2
ナゲッツ 4, ジャズ 1
1985-86 42 40 .512 1回戦敗退 マーベリックス 3, ジャズ 1
1986-87 44 38 .537 1回戦敗退 ウォリアーズ 3, ジャズ 2
1987-88 47 35 .573 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 3, ブレイザーズ 1
レイカーズ 4, ジャズ 3
1988-89 51 31 .622 1回戦敗退 ウォリアーズ 3, ジャズ 0
1989-90 55 27 .671 1回戦敗退 サンズ 3, ジャズ 2
1990-91 54 28 .659 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 3, サンズ 1
ブレイザーズ 4, ジャズ 1
1991-92 55 27 .671 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ジャズ 3, クリッパーズ 2
ジャズ 4, ソニックス 1
ブレイザーズ 4, ジャズ 2
1992-93 47 35 .573 1回戦敗退 ソニックス 3, ジャズ 2
1993-94 53 29 .646 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ジャズ 3, スパーズ 1
ジャズ 4, ナゲッツ 3
ロケッツ 4, ジャズ 1
1994-95 60 22 .732 1回戦敗退 ロケッツ 3, ジャズ 2
1995-96 55 27 .671 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ジャズ 3, ブレイザーズ 2
ジャズ 4, スパーズ 2
ソニックス 4, ジャズ 3
1996-97 64 18 .780 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル敗退
ジャズ 3, クリッパーズ 0
ジャズ 4, レイカーズ 1
ジャズ 4, ロケッツ 2
ブルズ 4, ジャズ 2
1997-98 62 20 .756 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル敗退
ジャズ 3, ロケッツ 2
ジャズ 4, スパーズ 1
ジャズ 4, レイカーズ 0
ブルズ 4, ジャズ 2
1998-99 37 13 .740 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 3, キングス 2
ブレイザーズ 4, ジャズ 2
1999-2000 55 27 .671 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 3, ソニックス 2
ブレイザーズ 4, ジャズ 1
2000-01 53 29 .646 1回戦敗退 マーベリックス 3, ジャズ 2
2001-02 44 38 .537 1回戦敗退 キングス 3, ジャズ 1
2002-03 47 35 .573 1回戦敗退 キングス 4, ジャズ 1
2003-04 42 40 .512
2004-05 26 56 .317
2005-06 41 41 .500
2006-07 51 31 .671 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ジャズ 4, ロケッツ 3
ジャズ 4, ウォリアーズ 1
スパーズ 4, ジャズ 1
2007-08 54 28 .659 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 4, ロケッツ 2
レイカーズ 4, ジャズ 2
2008-09 48 34 .585 1回戦敗退 レイカーズ 4, ジャズ 1
2009-10 53 29 .646 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 4, ナゲッツ 2
レイカーズ 4, ジャズ 0
2010-11 39 43 .476
2011-12 36 30 .545 1回戦敗退 スパーズ 4, ジャズ 0
2012-13 43 39 .524
2013-14 25 57 .305
2014–15 38 44 .463
2015–16 40 42 .488
2016–17 51 31 .622 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 4, クリッパーズ 3
ウォリアーズ 4, ジャズ 0
2017–18 48 34 .585 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 4, サンダー 2
ロケッツ 4, ジャズ 1
2018–19 50 32 .610 1回戦敗退 ロケッツ 4, ジャズ 1
2019–20 44 28 .611 1回戦敗退 ナゲッツ 4, ジャズ 3
2020–21 52 20 .722 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ジャズ 4, グリズリーズ 1
クリッパーズ 4, ジャズ 2
2021–22 49 33 .598 1回戦敗退 マブズ 4,ジャズ 2
2022–23 37 45 .451
2023–24 31 51 .378
通算勝敗 2,177 1,855 .540
プレイオフ 143 166 .463

主な選手

現役選手

プレーヤー スタッフ
Pos. # 名前 国籍 年齢 身長 体重 出身
G 00 ジョーダン・クラークソン (Jordan Clarkson) 6th 33 (1992/06/07) 6 ft 3 in (1.91 m) 194 lb (88 kg) ミズーリ大学 
G 13 アイザイア・コリアー (Isaiah Collier) 20 (2004/10/08) 6 ft 4 in (1.93 m) 210 lb (95 kg) USC 
F/C 20 ジョン・コリンズ (John Collins) 27 (1997/09/23) 6 ft 9 in (2.06 m) 226 lb (103 kg) ウェイクフォレスト大学 
C 22 カイル・フィリパウスキー (Kyle Filipowski) 21 (2003/10/07) 7 ft 0 in (2.13 m) 250 lb (113 kg) デューク大学 
G 3 キヨンテ・ジョージ (Keyonte George) 21 (2003/11/08) 6 ft 4 in (1.93 m) 185 lb (84 kg) ベイラー大学 
G 16 エライジャ・ハークレス (Elijah Harkless)  25 (2000/02/03) 6 ft 3 in (1.91 m) 195 lb (88 kg) UNLV 
F/C 0 テイラー・ヘンドリックス (Taylor Hendricks)  21 (2003/11/22) 6 ft 9 in (2.06 m) 215 lb (98 kg) UCF 
G 33 ジョニー・ジューザン (Johnny Juzang) 24 (2001/03/17) 6 ft 5 in (1.96 m) 209 lb (95 kg) UCLA 
C 24 ウォーカー・ケスラー (Walker Kessler) 23 (2001/07/26) 7 ft 0 in (2.13 m) 256 lb (116 kg) オーバーン大学 
F 23 ラウリ・マルカネン (Lauri Markkanen)  28 (1997/05/22) 7 ft 0 in (2.13 m) 240 lb (109 kg) アリゾナ大学 
F 99 ケニオン・マーティン・ジュニア (Kenyon Martin Jr.) 24 (2001/01/16) 6 ft 6 in (1.98 m) 215 lb (98 kg) IMGアカデミー 
G/F 19 スビ・ミハイリュク (Svi Mykhailiuk) 28 (1997/02/01) 6 ft 10 in (2.08 m) 245 lb (111 kg) オレゴン州立大学 
F/C 25 マイカ・ポッター (Micah Potter)  27 (1998/04/06) 6 ft 10 in (2.08 m) 248 lb (112 kg) ウィスコンシン大学 
F 28 ブライス・センサボー (Brice Sensabaugh) 21 (2003/10/30) 6 ft 6 in (1.98 m) 236 lb (107 kg) オハイオ州立大学 
G 2 コリン・セクストン (Colin Sexton) 26 (1999/01/04) 6 ft 2 in (1.88 m) 190 lb (86 kg) アラバマ大学 
G 11 ジェイデン・スプリンガー (Jaden Springer) 22 (2002/09/25) 6 ft 4 in (1.93 m) 202 lb (92 kg) テネシー大学 
C 44 オスカー・シブエ (Oscar Tshiebwe)  25 (1999/11/27) 6 ft 8 in (2.03 m) 255 lb (116 kg) ケンタッキー大学 
F 5 コディ・ウィリアムズ (Cody Williams) 20 (2004/11/20) 6 ft 8 in (2.03 m) 190 lb (86 kg) コロラド大学 
ヘッドコーチ
ウィル・ハーディー (Will Hardy)
アシスタントコーチ
  エバン・ブラッズ (Evan Bradds)
  スコット・モリソン (Scott Morrison)
  ジェイソン・テリー (Jason Terry)

記号説明


外部リンク


更新日:2025年06月30日

保有するドラフト交渉権

ジャズは、NBA以外のリーグでプレーしている以下の未契約ドラフト指名選手の交渉権を保有している。ドラフトで指名された選手(海外出身の選手または大学選手で、ドラフトで指名したチームと契約していない選手)は、NBA以外のどのチームとでも契約することが認められており、この場合、そのチームは、その選手のNBA以外のチームとの契約が終了してから1年後まで、その選手のNBAでの交渉権を保持することになる[29]。このリストには、他球団とのトレードで獲得した交渉権も含まれている。

ドラフト年 巡目 指名順 選手 ポジション 国籍 現所属チーム 注釈 参照
2022 2 36 ガブリエレ・プロシーダ G/F イタリア アルバ・ベルリン英語版 (ドイツ) ポートランド・トレイルブレイザーズから獲得(デトロイトを経由して) [30]
2021 2 57 バルシャ・コプリビツァ C セルビア KKパルチザン (セルビア) デトロイト・ピストンズから獲得(クリッパーズを経由して) [31]

年代別主要選手

太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人 (75)…偉大な75人

栄誉

永久欠番

ユタ・ジャズ永久欠番
No. 選手 ポジション 在籍期間 式典日
1 フランク・レイデン ヘッドコーチ 1981–1988 1988年12月9日
4 エイドリアン・ダントリー F 1979–1986 2007年4月11日
7 ピート・マラビッチ G 1974–1980 1985年12月14日
9 ラリー・H・ミラー オーナー 1985–2009 2010年4月14日
12 ジョン・ストックトン G 1984–2003 2004年11月22日
14 ジェフ・ホーナセック G 1994–2000 2002年11月19日
32 カール・マローン F 1985–2003 2006年3月23日
35 ダレル・グリフィス G 1980–1991 1993年12月4日
53 マーク・イートン C 1982–1993 1996年3月1日
1223 ジェリー・スローン ヘッドコーチ 1988–2011 2014年1月31日
ホット・ロッド・ハンドリー 専属アナウンサー 1974–2009 2010年1月29日

バスケットボール殿堂入り

ユタ・ジャズ殿堂入り
選手
No. 名前 ポジション 在籍期間 殿堂入り年
7
44
ピート・マラビッチ G 1974–1980 1987
8 ウォルト・ベラミー 1 C 1974 1993
25 ゲイル・グッドリッチ G 1976–1979 1996
4 エイドリアン・ダントリー F/G 1979–1986 2008
12 ジョン・ストックトン 2 G 1984–2003 2009
32 カール・マローン 3 F 1985–2003 2010
22 バーナード・キング F 1979–1980 2013
24 スペンサー・ヘイウッド F/C 1979 2015
コーチ
名前 役職 在籍期間 殿堂入り年
1223 ジェリー・スローン アシスタントコーチ
ヘッドコーチ
1985–1988
1988–2011
2009

注釈

FIBA殿堂入り

ユタ・ジャズFIBA殿堂入り
選手
No. 名前 ポジション 在籍期間 殿堂入り年
44 ホセ・オルティス F/C 1988–1990 2019

コーチ、その他

歴代ヘッドコーチ

日本での公式戦

  • 1990年11月に、フェニックス・サンズと共に来日し東京体育館で公式戦2試合を行なった。アメリカのスポーツにおいて北米以外で行われた初めての公式戦だった。カール・マローンは平均31得点12リバウンド、ジョン・ストックトンは平均15.5得点、8アシストを挙げる活躍で2戦目はサンズを退け、対戦成績を1勝1敗の5分に戻した。

チーム記録

脚注

  1. ^ All Time History”. Utah Jazz. 2017年1月29日閲覧。
  2. ^ NBA.com/Stats–Utah Jazz seasons”. National Basketball Association (2015年10月17日). 2015年10月17日閲覧。
  3. ^ History: Team by Team”. Official National Basketball Association Guide 2016-17. National Basketball Association (2016年9月23日). 2017年3月26日閲覧。
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  27. ^ Lauri Markkanen will participate in three-point contest” (2023年2月10日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  28. ^ “Jazz forward Lauri Markkanen named 2022-23 Kia NBA Most Improved Player”. NBA.com (Press release). NBA Media Ventures, LLC. 24 April 2023. 2023年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2023年4月30日閲覧.
  29. ^ Coon, Larry. “NBA Salary Cap FAQ – 2011 Collective Bargaining Agreement”. 2015年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。 “If the player is already under contract to, or signs a contract with a non-NBA team, the team retains the player's draft rights for one year after the player's obligation to the non-NBA team ends. Essentially, the clock stops as long as the player plays pro ball outside the NBA.”
  30. ^ Utah Jazz Acquire Kevin Knox II, Future Draft Pick, and Draft Rights from Detroit Pistons”. NBA.com (2024年2月8日). 2024年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月8日閲覧。
  31. ^ Hundman, Gabby (2024年7月18日). “Utah Jazz Complete Trade with LA Clippers”. NBA.com. 2024年7月18日閲覧。
  32. ^ Bill Russell's No. 6 jersey to be retired throughout NBA”. NBA.com (2022年8月11日). 2022年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月24日閲覧。
  33. ^ Golliver, Ben (2022年8月11日). “NBA permanently retires Bill Russell's No. 6”. Washington Post. オリジナルの2022年11月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221107143239/https://www.washingtonpost.com/sports/2022/08/11/bill-russell-nba-jersey-retirement/ 2022年8月24日閲覧。 

外部リンク


ユタ・ジャズ (2004–2007)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 16:52 UTC 版)

ゴーダン・ギリチェック」の記事における「ユタ・ジャズ (20042007)」の解説

2004年2月19日オーランド・マジックからデショーン・スティーブンソン将来ドラフト2巡目指名交換にユタ・ジャズにトレードされた。ジャズでは、2008年までの5シーズンプレーし2007年12月26日フィラデルフィア・76サーズトレードされた。

※この「ユタ・ジャズ (2004–2007)」の解説は、「ゴーダン・ギリチェック」の解説の一部です。
「ユタ・ジャズ (2004–2007)」を含む「ゴーダン・ギリチェック」の記事については、「ゴーダン・ギリチェック」の概要を参照ください。

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