デンバー・ナゲッツとは? わかりやすく解説

デンバー・ナゲッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 16:22 UTC 版)

デンバー・ナゲッツ
Denver Nuggets
2025-26シーズンのデンバー・ナゲッツ
チームロゴ ネイビーブルーの地に2本のつるはし、鉱山の頂上部とバスケットボール。
所属リーグ  NBA 
カンファレンス  ウェスタン・カンファレンス 
ディビジョン  ノースウェスト
創設 1967年ABAに加盟。1976年、NBAに加入。
チーム史 デンバー・ロケッツ
(1967-1974)
デンバー・ナゲッツ
(1974 - )
本拠

コロラド州デンバー
アリーナ ボール・アリーナ
収容人数 19,156人 開設1999年
チームカラー ミッドナイトブルー、サンシャインイエロー、フラティロンズレッド、スカイラインブルー[1][2][3]
       
主なスポンサー ウエスタンユニオン[4]
オーナー スタン・クロエンケ
社長 ジョシュ・クロエンケ
GM なし
ヘッドコーチ デビッド・アデルマン英語版 (暫定)
優勝歴 1回
(2023年)
ファイナル進出 ABA時代:1回(1976年), NBA: 1回 (2023年)
ディビジョン優勝

ABA:3回(1970年, 1975年, 1976年)

NBA:8回(1977年, 1978年, 1985年, 1988年, 2006年, 2009年 ,2010年 ,2020年)
永久欠番  2   12   33   40   44   55   432 
NBAGL提携チーム グランドラピッズ・ゴールド
公式サイト www.nba.com/nuggets
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デンバー・ナゲッツDenver Nuggets)は、アメリカ合衆国コロラド州デンバー市に本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。ウェスタン・カンファレンス、ノースウェスト・ディビジョン所属。チーム名のnuggetとは塊を表す。金塊を指し、ゴールドラッシュの舞台となった西部のイメージを表している。標高が約1マイル(約1609.344メートル)でマイル・ハイ・シティーとも呼ばれるデンバーに本拠を置くナゲッツは、NBAのチーム中最も高地にあるチームとして知られる。

歴史

1949年にNBAのチームとしてデンバーを本拠に活動したデンバー・ナゲッツという同名のチームがあったが、このナゲッツは1シーズンで解散しており、今のナゲッツと直接の関係はない。現在のデンバー・ナゲッツは、NBAに対抗する形で存在したもう一つのリーグABAに所属したデンバー・ロケッツとして始まった。

ABAのデンバー・ロケッツは中堅どころのチームとして最初の数シーズンを過ごした。当時はNBAにヒューストン・ロケッツというチームがあり、リーグの経営状態悪化からチームのNBA入りが現実味を帯び始めると、デンバー・ロケッツの経営陣は新たな名称の検討に入った。採用された「ナゲッツ」はかつてデンバーに存在したチーム名と同じものであり、19世紀の金銀採掘ブームの折りに金や銀の塊を指した nugget から採られた。

デンバー・ナゲッツ

ラリー・ブラウンヘッドコーチ

1974年に名を改めたデンバー・ナゲッツは、ラリー・ブラウンに率いられたABA末期にはデビッド・トンプソンダン・イッセルを中心としたチームは65勝19敗、60勝24敗の成績を残す強豪になっており、ABA最後のシーズンにはリーグを制した。1976年にNBAに加入したのちも数年間はディビジョン首位に位置する有力チームだった。

イングリッシュの時代

1980年代初期のナゲッツはリーグで最も得点力のあるチームだった。アレックス・イングリッシュキキ・ヴァンダウェイラファイエット・リーバーは平均得点がそれぞれリーグ上位に入ることもあったものの中堅レベルのチームでプレイオフでは長く勝ち残れなかった。

1990年代初頭には20勝62敗にまで落ち込む低迷期に入った。この頃にはマクムード・アブドゥル=ラウーフディケンベ・ムトンボが中心選手だった。1994年のナゲッツはシーズンを42勝40敗で終え、プレイオフでは63勝19敗でウェスタンカンファレンス第1シードだったシアトル・スーパーソニックスを1回戦で破る大番狂わせを演じた。(第8シードが第1シードを破ったのは初、その後もロックアウトで短縮されたシーズンの1999年、ニックスヒートを、2007年にウォリアーズマーベリックスを、2011年にグリズリーズスパーズ、ロックアウトで短縮された2012年にシクサーズブルズを破ったのを含めて5度しかない。)しかし90年代末期には、11勝71敗とリーグ史上最低に近い勝率に終わるなど、再び低迷期に入った。

21世紀に入り、アントニオ・マクダイスニック・ヴァン・エクセルを中心に一時勝率5割近くまで戻したものの、ヴァン・エクセルは2000-01シーズン途中で、マクダイスは2001年6月にマーカス・キャンビーらと交換で移籍した。2001年8月にバンダウェイがジェネラルマネージャーに就任したが、2001-02シーズンは27勝55敗、2002-03シーズンは17勝65敗まで落ち込んだ。

カーメロの時代

カーメロ・アンソニー

2003-04シーズンは、ドラフトでカーメロ・アンソニーを獲得し、久々のプレーオフ進出となった。続く2004-05シーズン、17勝25敗と負け越すと、シーズン半ばでジョージ・カール監督を迎え、その後は32勝8敗と急回復してナゲッツは再び5割以上の勝ち星を上げるチームになっていった。

2005-06シーズンは、地区優勝を決めて第3シードとなったが、プレイオフ1回戦の相手、第6シードのロサンゼルス・クリッパーズより勝率が悪かったため、ホームコートアドバンテージを得ることができず、1-4で敗退、バンダウェイはチームを去った。

アレン・アイバーソン
チャウンシー・ビラップス

2006-07シーズン12月、ニューヨーク・ニックス戦でJ・R・スミスにフレグラントファールをしたジェイソン・コリンズをアンソニーが殴ったため、15試合の出場停止処分が下った。チームはその危機を救うべく、フィラデルフィア・76ersからリーグ屈指のガード、アレン・アイバーソンアンドレ・ミラーらとのトレードで獲得。アンソニー復帰後の4月には10勝1敗を記録し、アンソニーとアイバーソンはリーグで最も得点をあげるデュオとなった。

ジョージ・カールHC

2007-08シーズンには1980年代以来となる50勝32敗の好成績を収めたが、このシーズンのウェスタンカンファレンスのプレーオフ進出争いは異常に過熱し、ナゲッツは50勝をあげながらも第8シードとなり、シーズン勝率首位のロサンゼルス・レイカーズの前にスイープ負けを喫した。 ちなみに、ナゲッツはこの時期、ディフェンスが弱いためDのないデンバー(DENVER)をエンバー(ENVER)と言われてしまっている。

2008-09シーズン11月、開幕直後アレン・アイバーソンをトレードでデトロイト・ピストンズに放出。代わりに2004年のNBAファイナルMVPを受賞したチャウンシー・ビラップスを獲得。ビラップス加入後チームは結束し、怪我や病に苦しんだネネイの躍進、ベンチ陣の奮闘もあり54勝28敗 第2シードでシーズンを終えた。開幕前にマーカス・キャンビーをサラリー軽減だけのために放出した事もあり誰もが予想だにしなかった結果だった。 プレーオフでは24年ぶりにカンファレンスファイナルに進出した。ちなみにこの思わぬ展開に会場の問題が発生。第4戦が行なわれる5月25日のペプシ・センターはすでにアメリカのプロレス団体WWEが前年の8月に仮予約し、4月の段階で正式に抑えていた。最終的に試合の5日前、オーナーのクランケが強権発動によりナゲッツの試合が行なわれることになったが、WWE会長のビンス・マクマホンは「クランケはオーナーのくせに自分のチームの進出を信じていなかった」と批判。結局、WWEは当日はナゲッツの対戦相手であったロサンゼルス・レイカーズの本拠地ステイプルズ・センターで公演を行ない、TV収録大会であったためナゲッツを皮肉するストーリラインを展開。なお、ステイプルズ・センターの利用料はナゲッツ側が負担した。

2009-10シーズン終盤に、ジョージ・カールが癌治療のためチームを離れた[5]。53勝の好成績でプレーオフに進んだが、1stラウンド敗退に終わった。

カーメロ離脱とカール体制のチーム再構築

2010-11シーズン、カールはチームに復帰し、2010年12月10日に史上7人目のヘッドコーチ通算1000勝を達成した。2011年2月22日、長年、スター選手としてナゲッツを支えてきたカーメロ・アンソニーが、チャウンシー・ビラップスシェルデン・ウィリアムスアンソニー・カーターレナルド・バークマンと共に、大型トレードにより、ニューヨーク・ニックスへ移籍し、成長著しいビッグマン、ダニーロ・ガリナリを獲得した。50勝の好成績でレギュラーシーズンを終え、50勝以上を4年連続したが、プレーオフでの結果が出せず、第1回戦敗退となった。

2011-12シーズンは、ロックアウトで短縮シーズンとなったが、ガリナリが故障で出場試合が43試合に留まったが、ルーキーケネス・フェリード、3年目タイ・ローソンの予想を上回る活躍で、10勝を勝ち越し、プレーオフ進出を9年続けた。しかし、1stラウンドの壁も続いた。

2012-13シーズンは、ディフェンスに優れ、勝負強さも併せ持つアンドレ・イグダーラの補強が功を奏し、球団記録の57勝を記録したが、終盤で好調ダニーロ・ガリナリが前十字靭帯断裂の悲運に見まわれ、勢いを増しつつあるゴールデンステート・ウォリアーズにアプセットされ、またしても第1回戦の壁に跳ね返される結果に終わり、ジョージ・カールNBA最優秀コーチ賞を受賞しながら解任された。

再生そして悲願の初優勝へ・ヨキッチ&マレーの時代

ニコラ・ヨキッチ
ジャマール・マレー

2013-14シーズンは、新ヘッドコーチにブライアン・ショウを迎え、ネイト・ロビンソンらの補強を行ったが、ガリナリが長引く故障で全休し、ついに10年続いてきたプレーオフ進出が途絶える結果に終わった。

2014-15シーズンも、怪我人が続出するなど戦力が整わず、苦戦を強いられ、カールを引き継いだブライアン・ショウヘッドコーチが、2015年3月2日、1シーズン半で解任された[6]。結局悪い流れは変わらず、30勝52敗で終了し、2年連続でプレーオフ進出を逃した。シーズン終了後も新ヘッドコーチ探しが難航していたが、6月15日にマイケル・マローン新ヘッドコーチの就任が発表された。

2015-16シーズンも、開幕から連敗が続き、早々にプレーオフ争いから脱落。中盤戦から持ち直したものの、結局は33勝49敗で終了し、3年連続でプレーオフ不出場に終わったが、前評判の高かったルーキーのエマニュエル・ムディエイニコラ・ヨキッチが先発に定着するなど、次期シーズンに期待を持たせる形となった。

2016-17シーズンは、ヨキッチがエース級の選手に成長し、トリプル・ダブルを量産。ルーキーのジャマール・マレーも健闘するなど、5割前後の粘り強い戦いを繰り広げていた。その一方でムディエイは2年目のジンクスに直面。更にヨキッチとの争いに破れた形のユスフ・ヌルキッチを、トレード期限日にプレーオフ争いを繰り広げていたポートランド・トレイルブレイザーズに放出。これが裏目に出る。3月のブレイザーズとの直接対決でヌルキッチに自己最高の活躍を許したナゲッツは、以降ブレイザーズを順位で上回ることが出来ず、4年連続のプレーオフ不出場が決定した。

2017-18シーズンはシーズン途中にマレーとのポジション争いに敗れた2015年1巡目指名のムディエイをトレードで放出[7]、マレーやゲイリー・ハリスが順調に力を付け、ヨキッチがチーム記録となる10度のトリプル・ダブルを記録するなどの活躍を見せるも[8]、レギュラーシーズン最終戦のミネソタ・ティンバーウルブズとのプレーオフ進出最後の座を懸けた直接対決に敗れ、5シーズンぶりのプレーオフ進出には届かなかった[9]

2018-19シーズンはヨキッチがオールNBAファーストチームに選出されるなどチームのエースとして更に成長、更にジャマール・マレーの成長などもあり開幕から好調をキープ、レギュラーシーズンを54勝28敗で終え、6シーズン振りのプレーオフ出場を果たした。プレーオフでは第1回戦でサンアントニオ・スパーズを4勝3敗で下したものの、カンファレンス準決勝ではリラード擁するポートランド・トレイルブレイザーズに3勝4敗で敗れ、カンファレンスファイナル進出を逃した。

2019-20シーズンは、プレイオフでNBA初となる2連続での1勝3敗からのシリーズ逆転勝利を1回戦のユタ・ジャズ及び2回戦のロサンゼルス・クリッパーズ相手に挙げたが、続くカンファレンスファイナルにてロサンゼルス・レイカーズ相手に敗北することとなった。

2020-21シーズンは、ナゲッツはシーズンを通して西カンファレンスの3位の好成績につけ、2000年のシャキール・オニール以来となるセンターでのシーズンMVP(NBA最優秀選手賞)をヨキッチが受賞する年となった。ただし、その年のプレイオフ前、マレーがシーズン中にACL断裂の怪我を負い、残りのシーズン全休となった。そのこともあり、プレイオフではフェニックス・サンズに2回戦で敗北した。

マイケル・ポーター・ジュニア

2021-22シーズンはジャマール・マレーの怪我に次いでマイケル・ポーター・ジュニアもシーズン序盤で腰の怪我でシーズン全休となった。ヨキッチはこの年もシーズンMVPを受賞したが、チームはプレイオフ1回戦でゴールデンステート・ウォリアーズに敗北した。

2022-23シーズンは前述のジャマール・マレーとポーター・ジュニアが怪我から復帰し、また、トレードでケンテイビアス・コールドウェル=ポープを獲得、FAでブルース・ブラウンデアンドレ・ジョーダンなどの補強を行った。

シーズンは西1位で終え、1回戦はミネソタ・ティンバーウルブズ、2回戦はフェニックス・サンズ、カンファレンスファイナルはロサンゼルス・レイカーズ相手に勝利し、西カンファレンス優勝を達成した。

続くNBAファイナルでは、ジミー・バトラー率いるマイアミ・ヒートと対戦し、4勝1敗でシリーズを勝利し、球団史上初のNBA制覇を達成した。(西カンファレンスファイナルMVP、およびファイナルMVPはともにヨキッチが受賞)

2023-24シーズンはウェスタンカンファレンス2位でプレーオフ進出となり、ヨキッチは自身3度目となるシーズンMVPを受賞した。ロサンゼルス・レイカーズとのプレーオフ第1回戦では、第2戦でのマレーのブザービーターなどがあり、4勝1敗でレイカーズを下したものの、カンファレンス準決勝でアンソニー・エドワーズ擁するミネソタ・ティンバーウルブズに第7戦の末に敗れた[10]

シーズンごとの成績

Note: 勝 = 勝利数, 敗 = 敗戦数, % = 勝率

シーズン % プレーオフ 結果
デンバー・ロケッツ (ABA)
1967-68 45 33 .577 ディビジョン準決勝敗退 ニューオーリンズ 3, デンバー 2
1968-69 44 34 .564 ディビジョン準決勝敗退 オークランド 4, デンバー 3
1969-70 51 33 .607 ディビジョン準決勝勝利
ディビジョン決勝敗退
デンバー 4, ワシントン 3
ロサンゼルス 4, デンバー 1
1970-71 30 54 .357 タイブレークゲーム敗退 テキサス 115, デンバー 109
1971-72 34 50 .405 ディビジョン準決勝敗退 ペイサーズ 4, デンバー 3
1972-73 47 37 .560 ディビジョン準決勝敗退 ペイサーズ 4, デンバー 1
1973-74 37 47 .440 タイブレークゲーム敗退 サンディエゴ 131, デンバー 111
デンバー・ナゲッツ (ABA)
1974-75 65 19 .774 ディビジョン準決勝勝利
ディビジョン決勝敗退
デンバー 4, ユタ 2
ペイサーズ 4, デンバー 3
1975-76 60 24 .714 ABA準決勝勝利
ABAファイナル決勝敗退
デンバー 4, ケンタッキー 3
ニューヨーク 4, デンバー 2
ABA 通算勝敗 413 331 .555
プレーオフ 27 37 .422
デンバー・ナゲッツ (NBA)
1976-77 50 32 .610 カンファレンス準決勝敗退 ブレイザーズ 4, ナゲッツ 2
1977-78 48 34 .585 カンファレンス準決勝勝利
NBAカンファレンス決勝敗退
ナゲッツ 4, バックス 3
ソニックス 4, ナゲッツ 2
1978-79 47 35 .573 1回戦敗退 レイカーズ 2, ナゲッツ 1
1979-80 30 52 .366
1980-81 37 45 .451
1981-82 46 36 .561 1回戦敗退 サンズ 2, ナゲッツ 1
1982-83 45 37 .549 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ナゲッツ 2, サンズ 1
スパーズ 4, ナゲッツ 1
1983-84 38 44 .463 1回戦敗退 ジャズ 3, ナゲッツ 2
1984-85 52 30 .634 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ナゲッツ 3, スパーズ 2
ナゲッツ 4, ジャズ 1
レイカーズ 4, ナゲッツ 1
1985-86 47 35 .573 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ナゲッツ 3, ブレイザーズ 1
ロケッツ 4, ナゲッツ 2
1986-87 37 45 .451 1回戦敗退 レイカーズ 3, ナゲッツ 0
1987-88 54 28 .659 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ナゲッツ 3, ソニックス 2
マーベリックス 4, ナゲッツ 2
1988-89 44 38 .537 1回戦敗退 サンズ 3, ナゲッツ 0
1989-90 43 39 .524 1回戦敗退 スパーズ 3, ナゲッツ 0
1990-91 20 62 .244
1991-92 24 58 .293
1992-93 36 46 .439
1993-94 42 40 .512 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
ナゲッツ 3, ソニックス 2
ジャズ 4, ナゲッツ 3
1994-95 41 41 .500 1回戦敗退 スパーズ 3, ナゲッツ 0
1995-96 35 47 .427
1996-97 21 61 .256
1997-98 11 71 .134
1998-99 14 36 .280
1999-2000 35 47 .427
2000-01 40 42 .489
2001-02 27 55 .329
2002-03 17 65 .207
2003-04 43 39 .529 1回戦敗退 ウルブズ 4, ナゲッツ 1
2004-05 49 33 .598 1回戦敗退 スパーズ 4, ナゲッツ 1
2005-06 44 38 .537 1回戦敗退 クリッパーズ 4, ナゲッツ 1
2006-07 45 37 .549 1回戦敗退 スパーズ 4, ナゲッツ 1
2007-08 50 32 .610 1回戦敗退 レイカーズ 4, ナゲッツ 0
2008-09 54 28 .659 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ナゲッツ 4, ホーネッツ 1
ナゲッツ 4, マーベリックス 1
レイカーズ 4, ナゲッツ 2
2009-10 53 29 .646 1回戦敗退 ジャズ 4, ナゲッツ 2
2010-11 50 32 .610 1回戦敗退 サンダー 4, ナゲッツ 1
2011-12 38 28 .576 1回戦敗退 レイカーズ 4, ナゲッツ 3
2012-13 57 25 .695 1回戦敗退 ウォリアーズ 4, ナゲッツ 2
2013-14 36 46 .439
2014-15 30 52 .366
2015–16 33 49 .402
2016–17 40 42 .488
2017–18 46 36 .561
2018–19 54 28 .659 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退 
 ナゲッツ 4, スパーズ 3
ブレイザーズ 4, ナゲッツ 3
2019–20 43 22 .662 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
ナゲッツ 4, ジャズ 3
ナゲッツ 4, クリッパーズ 3
レイカーズ 4, ナゲッツ 1
2020–21 47 25 .653 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退 
 ナゲッツ 4,ブレイザーズ 2
サンズ 4, ナゲッツ 0
2021–22 48 34 .585 1回戦敗退 ウォリアーズ 4, ナゲッツ 1
2022–23 53 29 .646 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル優勝
ナゲッツ 4, ティンバーウルブズ 1
ナゲッツ 4, サンズ 2
ナゲッツ 4, レイカーズ 0
ナゲッツ 4, ヒート 1
2023–24 57 25 .695 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退 
 ナゲッツ 4,レイカーズ 1
ティンバーウルブズ
NBA 通算勝敗 1,953 1,915 .505
プレイオフ 105 139 .430

主な選手

現役選手

プレーヤー スタッフ
Pos. # 名前 国籍 年齢 身長 体重 出身
G 20 トレイ・アレクサンダー (Trey Alexander)  22 (2003/05/02) 6 ft 4 in (1.93 m) 190 lb (86 kg) クレイトン大学 
G 0 クリスチャン・ブラウン (Christian Braun) 24 (2001/04/17) 6 ft 6 in (1.98 m) 209 lb (95 kg) カンザス大学 
F 31 ブラッコ・チャンチャー (Vlatko Čančar)  28 (1997/04/10) 6 ft 8 in (2.03 m) 236 lb (107 kg) スロベニア 
F 32 アーロン・ゴードン (Aaron Gordon) 29 (1995/09/16) 6 ft 9 in (2.06 m) 225 lb (102 kg) アリゾナ大学 
C 25 PJ・ホール (PJ Hall)  23 (2002/02/21) 6 ft 9 in (2.06 m) 240 lb (109 kg) クレムソン大学 
F 14 ダロン・ホームズ2世 (DaRon Holmes II)  22 (2002/09/15) 6 ft 10 in (2.08 m) 225 lb (102 kg) デイトン大学 
C 15 ニコラ・ヨキッチ (Nikola Jokić)  30 (1995/02/19) 6 ft 11 in (2.11 m) 284 lb (129 kg) セルビア 
F 21 スペンサー・ジョーンズ (Spencer Jones)  24 (2001/06/14) 6 ft 7 in (2.01 m) 225 lb (102 kg) スタンフォード大学 
C 6 デアンドレ・ジョーダン (DeAndre Jordan) 36 (1988/07/21) 6 ft 11 in (2.11 m) 265 lb (120 kg) テキサスA&M大学 
G 27 ジャマール・マレー (Jamal Murray) 28 (1997/02/23) 6 ft 4 in (1.93 m) 215 lb (98 kg) ケンタッキー大学 
F/C 22 ジーク・ナジ (Zeke Nnaji) 24 (2001/01/09) 6 ft 11 in (2.11 m) 240 lb (109 kg) アリゾナ大学 
G 24 ジェイレン・ピケット (Jalen Pickett) 25 (1999/10/22) 6 ft 4 in (1.93 m) 202 lb (92 kg) ペンシルベニア州立大学 
F 1 マイケル・ポーター・ジュニア (Michael Porter Jr.) 27 (1998/06/29) 6 ft 10 in (2.08 m) 210 lb (95 kg) ミズーリ大学 
F/C 9 ダリオ・サリッチ (Dario Šarić) 31 (1994/04/08) 6 ft 10 in (2.08 m) 225 lb (102 kg) クロアチア 
G/F 3 ジュリアン・ストローザー (Julian Strawther) 23 (2002/04/18) 6 ft 7 in (2.01 m) 205 lb (93 kg) ゴンザガ大学 
F 5 ハンター・タイソン (Hunter Tyson) 25 (2000/06/13) 6 ft 8 in (2.03 m) 215 lb (98 kg) クレムソン大学 
G/F 8 ペイトン・ワトソン (Peyton Watson) 22 (2002/09/11) 6 ft 8 in (2.03 m) 200 lb (91 kg) UCLA 
G 4 ラッセル・ウェストブルック (Russell Westbrook) 6th 36 (1988/11/12) 6 ft 4 in (1.93 m) 200 lb (91 kg) UCLA 
ヘッドコーチ
テビッド・アデルマン (David Adelman) (暫定)
アシスタントコーチ
  ジョン・ベケット(John Beckett)
  ライアン・ボウエン (Ryan Bowen)
  ポパイ・ジョーンズ (Popeye Jones)
  チャールズ・クラスク (Charles Klask)
  ライアン・ソーンダーズ (Ryan Saunders)
  オグニェン・ストヤコヴィッチ(Ognjen Stojaković)

記号説明


外部リンク


更新日:2025年07月1日

保有するドラフト交渉権

ナゲッツは、NBA以外のリーグでプレーしている以下の未契約ドラフト指名選手の交渉権を保有している。ドラフトで指名された選手(海外出身の選手または大学選手で、ドラフトで指名したチームと契約していない選手)は、NBA以外のどのチームとでも契約することが認められており、この場合、そのチームは、その選手のNBA以外のチームとの契約が終了してから1年後まで、その選手のNBAでの交渉権を保持することになる[11]。このリストには、他球団とのトレードで獲得した交渉権も含まれている。

ドラフト年 巡目 指名順 選手 Pos. 国籍 現所属チーム 注釈 参照
2012年 2 50 イゼット・ターキルマズ英語版 F/C トルコ ヤロヴァスポルBK英語版(トルコ) [12]

年代別主要選手

太文字…殿堂入り選手 (F)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人 (75)…偉大な75人

栄誉

永久欠番

デンバー・ナゲッツ永久欠番
No. 選手 ポジション 在籍期間 式典日
2 アレックス・イングリッシュ F 1980–1990 1993年3月2日
12 ラファイエット・リーバー G 1984–1990 2017年12月2日
33 デイヴィッド・トンプソン F/G 1975–1982 1992年11月7日
40 バイロン・ベック F/C 1967–1977 1977年12月16日
44 ダン・イッセル C/F 1975–1985 1985年4月5日
55 ディケンベ・ムトンボ C 1991–1996 2016年10月29日
4321 ダグ・モー ヘッドコーチ 1980–1990 2002年11月7日

注釈

  • 1 ナゲッツでのレギュラーシーズン合計勝利数を表している。
  • 2022年8月11日に、NBAはビル・ラッセルの背番号「6」を全チームの永久欠番とした[13][14]

バスケットボール殿堂入り

デイヴィッド・トンプソン(1996年に殿堂入り)
デンバー・ナゲッツ殿堂入り
選手
No. 名前 ポジション 在籍期間 殿堂入り年
25
44
ダン・イッセル1 C/F 1975–1985 1993
33 デイヴィッド・トンプソン F/G 1975–1982 1996
2 アレックス・イングリッシュ F 1980–1990 1997
8 シャルーナス・マルチュリョニス G 1996–1997 2014
24 スペンサー・ヘイウッド F/C 1969–1970 2015
55 ディケンベ・ムトンボ C 1991–1996 2015
3 アレン・アイバーソン G 2006–2008 2016
30 ジョージ・マクギニス F 1978–1980 2017[15]
11 チャーリー・スコット G 1978–1980 2018
24 ボビー・ジョーンズ F 1974–1978 2019
10 ティム・ハーダウェイ G 2002 2022
6 ウォルター・デイビス G/F 1988–1991
1991–1992
2024
1
4
7
チャウンシー・ビラップス G 1999–2000
2008–2011
2024
15 カーメロ・アンソニー F 2003–2011 2025
コーチ
名前 役職 在籍期間 殿堂入り年
アレックス・ハナム ヘッドコーチ 1971–1974 1998
11 ラリー・ブラウン 2 ヘッドコーチ 1974–1979 2002
ジョン・マクレンドン ヘッドコーチ 1969 2016
ジョージ・カール ヘッドコーチ 2005–2013 2022
貢献者
名前 役職 在籍期間 殿堂入り年
ジョン・マクレンドン ヘッドコーチ 1969 1979

注釈

  • 1 1992〜1994年、1999〜2001年にナゲッツのコーチを務めていた。
  • 2 1971〜1972年までナゲッツでプレーしていた。

FIBA殿堂入り

デンバー・ナゲッツFIBA殿堂入り
選手
No. 名前 ポジション 在籍期間 殿堂入り年
8 シャルーナス・マルチュリョニス G 1996–1997 2015

コーチ、その他

歴代ヘッドコーチ

チーム記録

デンバー・ナゲッツのチーム記録

脚注

  1. ^ Nuggets Brand Identity Evolution”. Nuggets.com. NBA Media Ventures, LLC (2018年6月6日). 2018年10月14日閲覧。
  2. ^ Dempsey, Christopher (2018年6月6日). “Evolve: Nuggets Usher in a New Era with Reimagined Logos, Uniforms”. NBA Media Ventures, LLC. https://www.nba.com/nuggets/news/nuggets-usher-in-new-era-060618 2018年10月14日閲覧。 
  3. ^ Denver Nuggets Reproduction and Usage Guideline Sheet”. NBA Properties, Inc.. 2018年6月7日閲覧。
  4. ^ “Denver Nuggets and Western Union Announce Multi-Year Sponsorship in the Mile High City”. Nuggets.com (Press release). NBA Media Ventures, LLC. 31 July 2017. 2017年12月17日閲覧.
  5. ^ ナゲッツのG・カールHC、血栓治療のため入院”. nba.co.jp (2010年5月3日). 2010年11月6日閲覧。
  6. ^ Sources: Nuggets fire coach Brian Shaw”. Yahoo.com (2015年3月3日). 2015年3月4日閲覧。
  7. ^ ニックスがナゲッツ、マブスとの3チーム間トレードでエマニュエル・ムディエイを獲得”. NBA.com (2018年2月8日). 2024年1月27日閲覧。
  8. ^ Nikola Jokic 2017-18 Game Log” (英語). basketball-reference.com. 2018年4月19日閲覧。
  9. ^ Butler, Towns lead T-wolves past Nuggets in OT, to playoffs” (英語). ESPN.com (2018年4月11日). 2018年4月19日閲覧。
  10. ^ Sarles, Jesse (2024年5月19日). “Denver Nuggets fall to Timberwolves in Game 7, season ends in disappointing fashion”. CBS News. https://www.cbsnews.com/colorado/news/denver-nuggets-game-7-loss/ 2024年5月19日閲覧。 
  11. ^ Coon, Larry. “NBA Salary Cap FAQ – 2011 Collective Bargaining Agreement”. 2015年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月13日閲覧。 “If the player is already under contract to, or signs a contract with a non-NBA team, the team retains the player's draft rights for one year after the player's obligation to the non-NBA team ends. Essentially, the clock stops as long as the player plays pro ball outside the NBA.”
  12. ^ Denver Nuggets draft 19-year-old guard out of France”. NBA.com (2012年6月28日). 2014年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月14日閲覧。
  13. ^ Bill Russell's No. 6 jersey to be retired throughout NBA”. NBA.com (2022年8月11日). 2022年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月24日閲覧。
  14. ^ Golliver, Ben (2022年8月11日). “NBA permanently retires Bill Russell's No. 6”. Washington Post. オリジナルの2022年11月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221107143239/https://www.washingtonpost.com/sports/2022/08/11/bill-russell-nba-jersey-retirement/ 2022年8月24日閲覧。 
  15. ^ McGrady, Self, Lobo headline 2017 HOF class”. ESPN.com (2017年4月1日). 2021年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月1日閲覧。

外部リンク


デンバー・ナゲッツ (2010-13)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 07:35 UTC 版)

マサイ・ウジリ」の記事における「デンバー・ナゲッツ (2010-13)」の解説

2010年にウジリはナゲッツGMバスケットボール事業代表取締役副社長として復帰したこの人事で、ウジリはアメリカメジャースポーツ初のアフリカ出身GMとなったフランチャイズ史上最高の57勝を記録したナゲッツロスター面々集結させ、2013年年間最優秀役員賞に選出された。 これは非アメリカ人として唯一の快挙である。

※この「デンバー・ナゲッツ (2010-13)」の解説は、「マサイ・ウジリ」の解説の一部です。
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