マイケル・ポーター・ジュニアとは? わかりやすく解説

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マイケル・ポーター・ジュニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 05:40 UTC 版)

マイケル・ポーター・ジュニア
Michael Porter Jr.
デンバー・ナゲッツでのポーター・ジュニア
(2020年)
ブルックリン・ネッツ  No.1
ポジション SF
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 MPJ
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1998-06-29) 1998年6月29日(27歳)
出身地 ミズーリ州コロンビア
身長 208cm (6 ft 10 in)
体重 99kg (218 lb)
キャリア情報
高校 トルトン高等学校英語版
ネイサン・ヘイル高等学校英語版
大学 ミズーリ大学コロンビア校
NBAドラフト 2018年 / 1巡目 / 全体14位[1]
プロ選手期間 2018年–現在
経歴
20182025 デンバー・ナゲッツ
2025 ブルックリン・ネッツ
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
獲得メダル
男子バスケットボール
 アメリカ
FIBAアメリカU-18選手権
2016年 チリ アメリカ代表

マイケル・ラマー・ポーター・ジュニアMichael Lamar Porter Jr., 1998年6月29日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州コロンビア出身のプロバスケットボール選手。NBAブルックリン・ネッツに所属している。ポジションはスモールフォワード

経歴

カレッジ

地元のミズーリ大学コロンビア校に1年間在籍し、2018年のNBAドラフトアーリーエントリーした。

デンバー・ナゲッツ

2018年6月21日に行われたNBAドラフトにて1巡目全体14位でデンバー・ナゲッツから指名され[1]、7月3日にナゲッツとの複数年契約に合意した[2]。大学進学後に腰を痛めて手術していたため、当初の評価よりかなり低い指名順位であったとされている[3]。ドラフト翌月の腰の再手術により、2018-19シーズンは全休となった。

自身1年目となった2019-20シーズン、2020年8月3日のオクラホマシティ・サンダー戦で自身最多の37得点を記録し、2日後のサンアントニオ・スパーズ戦でも30得点を記録した。このシーズンは55試合に出場して平均9.3得点、4.7リバウンド、0.8アシストを記録した。プレーオフでも全試合に出場し、カンファレンスファイナル進出に貢献した。

2年目の2020-21シーズンは前年から大きく成績を伸ばし、61試合の出場で平均19.0得点、7.3リバウンド、1.1アシストを記録した。オフの9月27日にナゲッツとの5年総額2億700万ドルのマックス契約に合意した[4]

2021-22シーズンは開幕から不調で、9試合に出場した時点で腰の痛みを再発させ離脱。その後11月29日に自身3度目となる腰の手術を受けることを発表し、残りのシーズンを全休する見通しとなった[5]

2023-24シーズン、2024年3月2日のロサンゼルス・レイカーズ戦で25得点(3ポイントシュート5本中5本、計10本のフィールドゴール全て成功)を記録し、5本以上の3ポイントシュートを含めてのフィールドゴール100%の成功させたNBA史上初の選手となった[6]。同月22日のニューヨーク・ニックス戦で3本の3ポイントシュートを沈め、1シーズンにおける3ポイント数のフランチャイズ記録を更新した[7]

ブルックリン・ネッツ

2025年7月8日、キャメロン・ジョンソンとのトレードで、2032年のドラフト1巡目指名権(プロテクトなし)とともにブルックリン・ネッツに移籍した[8]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン  

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019–20 DEN 55 8 16.4 .509 .422 .833 4.7 .8 .5 .5 9.3
2020–21 61 54 31.3 .542 .445 .791 7.3 1.1 .7 .9 19.0
2021–22 9 9 29.5 .359 .208 .556 6.6 1.9 1.1 .2 9.9
2022–23 62 62 29.0 .487 .414 .800 5.5 1.0 .6 .5 17.4
2023–24 81 81 31.7 .484 .397 .836 7.0 1.5 .5 .7 16.7
2024–25 77 77 33.7 .504 .395 .768 7.0 2.1 .6 .5 18.2
通算 345 291 29.1 .500 .406 .795 6.4 1.4 .6 .6 16.2

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2020 DEN 19 3 23.7 .476 .382 .743 6.7 .8 .7 .3 11.4
2021 10 10 33.2 .474 .397 .810 6.2 1.3 1.1 .3 17.4
2023 20 20 32.6 .423 .351 .793 8.1 1.6 .5 .6 13.4
2024 12 12 36.9 .466 .407 .769 6.8 1.1 .9 .8 15.8
2025 14 14 31.1 .392 .343 .714 5.5 .6 .6 .4 9.1
通算 75 59 30.9 .446 .374 .768 6.8 1.1 .7 .5 13.0

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2017–18 UMC 3 1 17.7 .333 .300 .778 6.7 .3 1.0 .3 10.0

関連項目

脚注

  1. ^ Report: Denver Nuggets draft pick Michael Porter Jr. uncertain for Summer League”. NBA (2018年6月23日). 2018年6月24日閲覧。
  2. ^ Denver Nuggets Sign Rookie Michael Porter Jr.”. NBA.com (2018年7月3日). 2018年7月4日閲覧。
  3. ^ ナゲッツのマイケル・ポーターJr.がついに才能開花、キャリアハイの25得点に「最高の気分だ」”. バスケット・カウント (2020年1月3日). 2020年10月10日閲覧。
  4. ^ Michael Porter Jr. has signed a 5 year extension with the Denver Nuggets” (英語). www.denverstiffs.com. 2021年11月30日閲覧。
  5. ^ マイケル・ポーターJr.は3度目の腰の手術を避けられず今シーズン全休に、希望に満ちたナゲッツは『お先真っ暗』へと転落”. バスケット・カウント | Basket Count. 2021年11月30日閲覧。
  6. ^ 球宴明け絶好調…昨季王者ナゲッツのマイケル・ポーターJr.が“パーフェクトゲーム”達成”. バスケットボールキング. 2024年3月6日閲覧。
  7. ^ クリッパーズのジョージ、ナゲッツのポーターJr.がシーズン最多3ポイント成功記録を樹立”. バスケットボールキング (2024年3月23日). 2024年3月24日閲覧。
  8. ^ Brooklyn Nets Acquire Michael Porter Jr.”. NBA.com (2025年7月8日). 2025年7月8日閲覧。

外部リンク




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