エマニュエル・ムディエイとは? わかりやすく解説

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エマニュエル・ムディエイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/31 13:42 UTC 版)

エマニュエル・ムディエイ
Emmanuel Mudiay
ニューヨーク・ニックスでのムディエイ
(2018年)
ピラタス・デ・ケブラディージャス  No.32
ポジション PG
所属リーグ BSN
基本情報
フランス語 Emmanuel Kabeya Mudiay
国籍  コンゴ民主共和国
アメリカ合衆国
生年月日 (1996-03-05) 1996年3月5日(29歳)
出身地 ザイール
キンシャサ
身長 196cm (6 ft 5 in)
体重 91kg (201 lb)
ウィングスパン 203cm  (6 ft 8 in)[1]
キャリア情報
出身 プライム・アカデミー高校
NBAドラフト 2015年 / 1巡目 / 全体7位[1]
プロ選手期間 2014–現在
経歴
2014–2015 広東サザンタイガース
20152018 デンバー・ナゲッツ
20182019 ニューヨーク・ニックス
2019–2020 ユタ・ジャズ
2021 BCジャルギリス
2021–2022 サクラメント・キングス
2022–2023 アイオワ・ウルブズ
2023 カングレヘロス・デ・サントゥルセ英語版
2024– ピラタス・デ・ケブラディージャス英語版
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com
代表歴
キャップ アメリカ合衆国

エマニュエル・カベヤ・ムディエイ (Emmanuel Kabeya Mudiay 1996年3月5日 - )は、コンゴ民主共和国 (旧国名:ザイール) の首都キンシャサ出身、アメリカ合衆国テキサス州ダラス育ちのプロバスケットボール選手。BSNのピラタス・デ・ケブラディージャスに所属している。ポジションはポイントガード

来歴

第二次コンゴ戦争の真っ只中の1996年にキンシャサで生まれたムディエイは、2001年に家族と共に渡米し、テキサス州ダラスで育つ。渡米後にバスケットボールを始めたムディエイは、高校は隣街のアーリントンのグレース・アカデミー高校に進学した後にダラスのプライム・アカデミー高校に転校。その当時から注目していたという南メソジスト大学のHCラリー・ブラウンは、ムディエイを同大学に進学するように呼び掛け、またケンタッキー大学アリゾナ大学などの関係者もムディエイのスカウトに訪れていたが、ムディエイは大学に進学せず、ブランドン・ジェニングスと同じように、国外リーグでプレーした後にNBA入りを目指すことを決意。2014年7月にCBA広東サザンタイガースと契約した[2]

そして中国での1年間の武者修行を終えたムディエイは、改めて2015年のNBAドラフトにエントリーを表明。全体7位でデンバー・ナゲッツから指名された[3][4]

NBAデビュー戦となった2015-16シーズン開幕戦のヒューストン・ロケッツとの対戦は、前ナゲッツのタイ・ローソンとのマッチアップとなり、11ターンオーバーを喫しながらも、18得点9アシストを記録し、ナゲッツに開幕戦勝利をもたらした[5]。また、2016年3月23日のフィラデルフィア・76ers戦では、 101-103で迎えた第4クォーター残り数秒の場面から、起死回生の逆転3ポイントシュートを決めた[6]。ルーキーながらチームを牽引する活躍が認められ、同シーズンのNBAオールルーキーチームの2ndチームに選出された[7]

2018年2月8日、ナゲッツ、ニューヨーク・ニックスダラス・マーベリックスが絡んだ三角トレードでニックスに移籍した[8]

2019年7月20日、ユタ・ジャズと1年契約を結んだと発表された[9]

2020-2021シーズンがどのチームにも所属しなかった。2021年の夏にはNBAサマーリーグポートランド・トレイルブレイザーズの一員として参加[10]

2021年8月23日、ユーロリーグに所属するBCジャルギリスへ1年契約で加入したと発表された[11]。ユーロリーグでは5試合に出場、1試合平均19.0分の出場で、7.4得点、3.2アシスト、2.2リバウンドという成績、国内リーグのリトアニア・バスケットボール・リーグでは6試合の出場、1試合平均24.3分の出場で、12.7得点、4.5アシスト、3.3リバウンドという成績を残した[12]が、11月2日に双方合意により契約解除された[13]。その後、12月22日にサクラメント・キングス10日間契約を結んだ[14]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 DEN 68 66 30.4 .364 .319 .670 3.4 5.5 1.0 .5 12.8
2016–17 55 41 25.6 .377 .316 .784 3.3 3.9 .7 .2 11.0
2017–18 42 0 17.9 .401 .373 .808 2.2 2.9 .5 .1 8.5
NYK 22 14 22.4 .368 .196 .686 2.6 3.9 .9 .3 8.8
2018–19 59 42 27.2 .446 .329 .774 3.3 3.9 .7 .3 15.0
2019–20 UTA 54 2 15.7 .462 .345 .759 2.3 2.1 .4 .2 7.3
2021–22 SAC 2 0 5.5 .000 --- .750 .0 2.0 .5 .0 1.5
通算 302 165 23.8 .401 .323 .744 2.9 3.8 .7 .3 10.9

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2020 UTA 3 0 11.3 .357 .667 .500 2.0 .7 .0 .3 4.3
通算 3 0 11.3 .357 .667 .500 2.0 .7 .0 .3 4.3

CBA

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2014–15 広東 12 0 31.6 .478 .342 .574 6.3 5.9 1.6 .1 18.0

脚注

外部リンク




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