再生期・ヨキッチ&マレーの時代
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「デンバー・ナゲッツ」の記事における「再生期・ヨキッチ&マレーの時代」の解説
2013-14シーズンは、新ヘッドコーチにブライアン・ショウを迎え、ネイト・ロビンソンらの補強を行ったが、ガリナリが長引く故障で全休し、ついに10年続いてきたプレーオフ進出が途絶える結果に終わった。 2014-15シーズンも、怪我人が続出するなど戦力が整わず、苦戦を強いられ、カールを引き継いだブライアン・ショウヘッドコーチが、2015年3月2日、1シーズン半で解任された。結局悪い流れは変わらず、30勝52敗で終了し、2年連続でプレーオフ進出を逃した。シーズン終了後も新ヘッドコーチ探しが難航していたが、6月15日にマイケル・マローン新ヘッドコーチの就任が発表された。 2015-16シーズンも、開幕から連敗が続き、早々にプレーオフ争いから脱落。中盤戦から持ち直したものの、結局は33勝49敗で終了し、3年連続でプレーオフ不出場に終わったが、前評判の高かったルーキーのエマニュエル・ムディエイとニコラ・ヨキッチが先発に定着するなど、次期シーズンに期待を持たせる形となった。 2016-17シーズンは、ヨキッチがエース級の選手に成長し、トリプル・ダブルを量産。ルーキーのジャマール・マレーも健闘するなど、5割前後の粘り強い戦いを繰り広げていた。その一方でムディエイは2年目のジンクスに直面。更にヨキッチとの争いに破れた形のユスフ・ヌルキッチを、トレード期限日にプレーオフ争いを繰り広げていたポートランド・トレイルブレイザーズに放出。これが裏目に出る。3月のブレイザーズとの直接対決でヌルキッチに自己最高の活躍を許したナゲッツは、以降ブレイザーズを順位で上回ることが出来ず、4年連続のプレーオフ不出場が決定した。 2017-18シーズンはシーズン途中にジャマール・マリーとのポジション争いに敗れた2015年1順目指名のエマニュエル・ムディエイをトレードで放出、マリーやゲイリー・ハリスが順調に力を付け、ニコラ・ヨキッチがチーム記録となる10度のトリプル・ダブルを記録するなどの活躍を見せるも、レギュラーシーズン最終戦のミネソタ・ティンバーウルブズとのプレーオフ進出最後の座を懸けた直接対決に敗れ、5シーズンぶりのプレーオフ進出には届かなかった。 2018-19シーズンはヨキッチがオールNBAファーストチームに選出されるなどチームのエースとして更に成長、更にジャマールマレーの成長などもあり開幕から好調をキープ、レギュラーシーズンを54勝28敗で終え、6シーズン振りのプレーオフ出場を果たした。プレーオフでは1stラウンドでサンアントニオ・スパーズを4勝3敗で下したものの、2ndラウンドではリラード擁するポートランド・トレイルブレイザーズに3勝4敗で敗れ、カンファレンスファイナル進出を逃した。
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