ホット・ロッド・ハンドリーとは？わかりやすく解説

ホット・ロッド・ハンドリー
*Hot Rod Hundley*
故人
ポジション	SG/PG
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
生年月日	1934年10月26日
没年月日	2015年3月27日（80歳没）
出身地	ウェストバージニア州チャールストン
身長(現役時)	193cm (6 ft 4 in)
体重(現役時)	84kg (185 lb)
キャリア情報
出身	ウェストバージニア大学
ドラフト	1957年 1位
選手経歴
1957-1963	ミネアポリス/ロサンゼルス・レイカーズ
受賞歴
	2×NBAオールスター：1960, 1961; オールアメリカン 1stチーム：1957; 2ndチーム：1956; ; No. 33 ウェストバージニア大学永久欠番;
	Stats Basketball-Reference.com
	Stats NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ホット・ロッド・ハンドリー (Hot Rod Hundley) ことロドニー・クラーク・ハンドリー (Rodney Clark Hundley, 1934年 10月26日 - 2015年 3月27日) は、アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手、解説者、アナウンサー。

経歴

ハンドリーはウェストバージニア州チャールストンで生れ、高校時代に平均30得点をあげて頭角を現した。進学したウェストバージニア大学では3年間で平均24.5得点10.6リバウンドを記録し、4年次にはオールアメリカ1stチームに選ばれた。通算2,180得点はジェリー・ウェストに次ぐ学校史上2位の記録であり、背番号『33』は大学の永久欠番に指定されている。

1957年、ハンドリーはNBAドラフト全体1位でシンシナティ・ロイヤルズに指名され、直後のトレードでミネアポリス・レイカーズに入団した。レイカーズではエルジン・ベイラーやウェストとともに3度のファイナル出場に貢献し、1960年と1961年の2年連続でオールスターに選ばれた。しかし膝の怪我のため、1963年に28歳の若さで現役を引退した。NBAでの成績は431試合の出場で通算3,625得点1,455アシスト（平均8.4得点3.4アシスト）であった。

引退後、ハンドリーは解説者及びアナウンサーとしてテレビやラジオで活躍した。1974年にニューオーリンズ・ジャズ（現ユタ・ジャズ）が創設されると、初代専属アナウンサーに就任し、2005年までテレビの実況を担当した。その後もラジオで実況を務めたが、体力の衰えから2009年に退任した。ハンドリーは早口かつ独特の表現を用いた実況で広く知られた。

ハンドリーは長年に渡る放送界での功績を称えられ、2004年にユタ州の放送殿堂入りを果たした。またウェストバージニア大学のスポーツ殿堂にも名を連ねている。2015年、アリゾナ州フェニックスにて80歳で死去した。

個人成績

レギュラーシーズン

Season	Team	GP	MPG	FG%	FT%	RPG	APG	PPG
1957–58	MNL LAL	65	17.8	.318	.642	2.9	1.9	7.0
1958–59		71	23.4	.360	.752	3.5	2.9	9.6
1959–60		73	31.2	.358	.744	5.3	4.6	12.8
1960–61		79	27.6	.351	.753	3.7	4.4	11.0
1961–62		78	19.1	.340	.654	2.6	3.7	5.5
1962–63		65	12.1	.336	.706	1.6	2.3	4.0
Career		431	22.2	.347	.721	3.3	3.4	8.4
All-Star		2	18.5	.500	1.000	1.5	2.0	12.0

プレーオフ

Year	Team	GP	MPG	FG%	FT%	RPG	APG	PPG
1959	MNL LAL	13	13.5	.345	.857	1.8	1.5	4.0
1960		9	37.4	.336	.649	6.8	6.1	11.8
1961		12	23.9	.297	.690	3.4	3.8	6.7
1962		12	15.6	.280	.750	1.5	2.7	1.9
1963		7	4.9	.300	1.000	.9	.7	1.3
Career		53	19.2	.320	.716	2.8	3.0	5.1

外部リンク

Basketball-Reference.com

表話編歴 NBAドラフト1位選手
1940年代	1947 クリフトン・マクニーリィ 1948 アンディ・トンコヴィッチ 1949 ハウィ・シャノン　　　　　　　　　　　　　 HOF : 殿堂入 ROY :新人王
1950年代	1950 チャック・シェア 1951 ジーン・メルショーレ 1952 マーク・ワークマン 1953 ROY レイ・フェリックス 1954 フランク・セルヴィ 1955 ディック・リケッツ 1956 シヒューゴ・グリーン 1957 ホット・ロッド・ハンドリー 1958 HOF ROY エルジン・ベイラー 1959 ボブ・ブーザー
1960年代	1960 HOF ROY オスカー・ロバートソン 1961 HOF ROY ウォルト・ベラミー 1962 ビル・マクギル 1963 アート・ヘイマン 1964 ジム・バーンズ 1965 フレッド・ヘッツェル 1966 カジー・ラッセル 1967 ジミー・ウォーカー 1968 HOF エルヴィン・ヘイズ 1969 HOF ROY ルー・アルシンダー
1970年代	1970 HOF ボブ・レイニア 1971 オースティン・カー 1972 ラルー・マーティン 1973 ダグ・コリンズ 1974 HOF ビル・ウォルトン 1975 HOF デイヴィッド・トンプソン 1976 ジョン・ルーカス 1977 ケント・ベンソン 1978 マイカル・トンプソン 1979 HOF マジック・ジョンソン
1980年代	1980 ジョー・バリー・キャロル 1981 マーク・アグワイア 1982 HOF ジェームズ・ウォージー 1983 HOF ROY ラルフ・サンプソン 1984 HOF アキーム・オラジュワン 1985 HOF ROY パトリック・ユーイング 1986 ブラッド・ドアティ 1987 HOF ROY デビッド・ロビンソン 1988 ROY ダニー・マニング 1989 ROY パービス・エリソン
1990年代	1990 ROY デリック・コールマン 1991 ROY ラリー・ジョンソン 1992 HOF ROY シャキール・オニール 1993 HOF ROY クリス・ウェバー 1994 グレン・ロビンソン 1995 ジョー・スミス 1996 HOF ROY アレン・アイバーソン 1997 HOF ROY ティム・ダンカン 1998 マイケル・オロウォカンディ 1999 ROY エルトン・ブランド
2000年代	2000 ケニオン・マーティン 2001 クワミ・ブラウン 2002 HOF 姚明 2003 ROY レブロン・ジェームズ 2004 ドワイト・ハワード 2005 アンドリュー・ボーガット 2006 アンドレア・バルニャーニ 2007 グレッグ・オデン 2008 ROY デリック・ローズ 2009 ブレイク・グリフィン
2010年代	2010 ジョン・ウォール 2011 ROY カイリー・アービング 2012 アンソニー・デイビス 2013 アンソニー・ベネット 2014 ROY アンドリュー・ウィギンス 2015 ROY カール＝アンソニー・タウンズ 2016 ROY ベン・シモンズ 2017 マーケル・フルツ 2018 ディアンドレ・エイトン 2019 ザイオン・ウィリアムソン
2020年代	2020 アンソニー・エドワーズ 2021 ケイド・カニングハム 2022 ROY パオロ・バンケロ 2023 ROY ビクター・ウェンバンヤマ 2024 ザカリー・リサシェ

典拠管理データベース
全般	VIAF WorldCat
国立図書館	アメリカ

ホット・ロッド・ハンドリーとは？ わかりやすく解説