以後の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:40 UTC 版)
大喜利路線へ舵を切ってからは時事ネタはオープニングで触れる程度で、以下のような事例でも一度触れた後はその時事ネタを扱わずに予定通りの進行を通す(JNN NEWSの際はこの限りではないが、前述の通り排他協定発動中のため、川島とパネリストが一切発言しない)。 2021年7月27日放送分 当日出演していた岩崎恭子が(1992年のバルセロナオリンピックで)「今まで生きてた中で、一番幸せです」と発言した日であるというオープニングトークの前振りとして、前日に行われた東京2020オリンピックの映像を流した。但しその後は原則通り、一切東京2020オリンピックのネタを扱わなかった。 その一方で、「非常に明るい」話題のJNNニュース速報が入った際、パネリストが番組進行に割り込むことが出来る程に容易かつ失礼なく言及出来る時事ネタであれば、以下の通り当該パネリストの割り込み発言をトリガーとして大々的に本編でその時事ネタを扱う(「拾う」)事例も存在する。これは裏を返せば、どんなに「明るい」時事ネタであろうとも出演者による言及が困難であれば前述した松山の事例通り当番組内ではほぼ扱われないことをも意味する。また、これらは一見すると川島自身のポリシー「報道番組とワイドショーには一生出演しない」にも反しかねないが、その経緯はあくまでも自身の考えを持ち合わせていない時事に言及することへの違和感のため、それも裏を返せば知識を持ち合わせ、考えを持つ時事への言及は容易であることをも意味し、だからこそ川島も容易に拾うことが出来る(ちなみにその際、排他協定は未発動)。 2021年11月19日放送分 スタジオからクイズ企画を放送中に、MLBで(大谷が当時所属していたエンゼルスが加盟している)アメリカンリーグの2021年シーズンMVPを決める記名式の記者投票で、大谷が(日本人メジャーリーガーとしては初めて1位票で満票を獲得した末に)MVPへ選ばれた旨のJNNニュース速報が入った。 当日のパネリストで、かねてから大谷のファンを公言しているEXITの兼近大樹が、速報のテロップをモニター映像で目にした瞬間、クイズに割り込む格好で「大谷選手が今MVP取りました!」と発言したため、川島はクイズの進行を中断。「おめでとう、大谷選手!(MVPの獲得を)待ってました!」と拍手しながら、「満票(でMVPに選ばれた)ということが素晴らしいですね」とのコメントで大谷を祝福した。 上記の方針に反するかのような川島の祝福振りに対しては、兼近と同じくスタジオへ出演していたジャングルポケットの太田博久が「このような(スポーツ関連の)速報を拾うことがあるんですね?」との疑問を呈したものの、川島は「これ(大谷のMVP獲得)はめでたいことなんで拾いましょう」とコメント。太田が川島のコメントを訝しみながら(中断の前に出題していた)クイズへの答えをいち早く出したため、川島が「(日本ばかりかMLBの本場・アメリカでも)国民が(大谷のMVP獲得の一報で)喜んでる時に、何(どうして)1人でクイズ(を再開)してるんですか?」とのツッコミを入れる事態に至った。 ましてや訃報は当番組の路線とは絶対に相容れない時事であるため、川島もパネリストも間違っても言及することは一切無い。 2022年5月11日放送分 当日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵の訃報が入り、『THE TIME,』や裏番組のワイドショーでは上島の訃報がこぞって扱われていた。しかし当番組ではJNN NEWSで報じるのみに留め、当然に質疑応答も一切しなかった。沈痛の最中でも通常通りの進行を通す当番組の対応にネットでは好意的なコメントや感謝の声が多く上がった。 なお災害発生等の緊急時による番組進行への割り込みについては後述。緊急時はどの局であっても基本的に放送局のアナウンサーが主導するため、例に漏れず川島とパネリストは一切発言しない(排他協定も発動中)。
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