仕事屋とは? わかりやすく解説

仕事屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:05 UTC 版)

必殺必中仕事屋稼業」の記事における「仕事屋」の解説

知らぬ顔の半兵衛 演 - 緒形拳 蕎麦屋坊主そば」の主人明るく闊達な人物で、商売そっちのけで賭場赴く大の博打好き。勝負では負けることも多いが、度胸があり土壇場勝負運は強い。 口ひげ蓄えており殺し道具剃刀もこれを手入れするための物だが、第13話以降剃り落としている。丸刈りの頭は博打から更生しようとして出家した際の名残り発言している。 前の店主と店の権利賭けて勝負し勝ったことで蕎麦屋主人となる。なお、前の主人負けたことにショックを受けそのまま亡くなった売上げ持ち出して博打興じるなどお春困らせるが、一方で言葉少なくも彼女を深く愛している。人生観博打影響強く受けており、博打打ち末路自分将来重ねることも多い。 おせいに見込まれ裏稼業足を踏み入れたため、当初殺しは全くの素人だった。そのため殺し練習をするシーンや、素人然とした殺しなどが多々見られる。だが、最終話近づくにつれプロ殺し屋となっていく。 第25話お春に裏の仕事知られ一緒に生きていくことを誓うが、その矢先、仕事屋は崩壊愛用カミソリまで折れてしまう。政吉の遺した懐剣最後の仕事終えたあと、役人追われる途中で報酬お春のいる店に投げ込み、いずこへと去る。 後に、必殺スペシャル仕事人集合』に登場し駿府飾り職人の秀組み裏稼業続けていたことが明かされる。『必殺仕置長屋 一筆啓上編』第12話では、未だ手配中の身であり江戸には戻っていないと語られる侍くずれの政吉 演 - 林隆三 流れ博徒一部では「いかさま師」として有名で他人いかさま見抜く眼力も高い。ただ、劇中自身いかさまを行うことは稀で、普通に賭け事行っている。 元は旗本松永家 五千石)の跡取りであったが、養子という出自から家を飛び出し博徒となる。実はおせいの実子であり、武器用い女物懐剣別れる際におせいが渡した形見である。すぐに実子気付いたおせいに対し自身終盤まで気づかなかった。 半兵衛とは因縁ある関係であったが、仕事屋となると同じ博打狂いとして悪友となる。第25話では勘違い半兵衛刺してしまうが、逆に絆をより強くする。 最終話火盗改捕まり仕事屋の内情吐かせるために拷問を受ける。最期は己の口を封じるために役人のすきをついて役人の刀を奪い、おせいの目前自害する。 利助 演 - 岡本信人 嶋屋の番頭で仕事屋の密偵情報収集連絡係を担う。 真面目な性格賭け事を嫌う。博打好きの半兵衛政吉嫌味発言態度を取ることが多々あるが、後半では強い信頼関係築いていた。元は清衛門配下盗賊凄腕御金蔵破りであり、劇中では盗賊時代培った体術技術披露することもある。 最終話でおせいを庇い刺客匕首刺され死亡する。 嶋屋おせい 演 - 草笛光子 飛脚問屋「嶋屋」の女主人で、仕事屋の元締大盗賊の夫である清衛門残した大金使い弱者のための裏稼業「仕事屋」を始める。裏稼業元締として常に厳し態度で臨むが、後述政吉との関係など陰では感情的な一面見せることもある。原則として殺しはしないが、依頼に嘘があったり自分直接関わる場合には自ら手を下す。 かつて、ある事情から生き別れになった息子政吉であり、子を捨てたことを今でも後悔し政吉母としての情を抱くが、仕事屋の元締としてそれを隠し通し厳しく接する。 最終話で、火盗改熊谷裏稼業がばれ危機陥る半兵衛最後の仕事頼み自身熊谷殺害して復讐を果たす。眼前政吉自害し自分死のうとするが半兵衛説得思い留まる後続作品の『必殺商売人』の「おせい」は同一人物という設定である。

※この「仕事屋」の解説は、「必殺必中仕事屋稼業」の解説の一部です。
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