中土佐町立美術館とは? わかりやすく解説

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中土佐町立美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/23 18:23 UTC 版)

中土佐町立美術館
施設情報
愛称 なかとさ美術館
事業主体 中土佐町
開館 1989年(旧館)
2025年(現行館)
所在地 789-1301
高知県高岡郡中土佐町久礼8010番地23
プロジェクト:GLAM
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中土佐町立美術館(なかとさちょうりつびじゅつかん)は、高知県高岡郡中土佐町久礼にある美術館。条例上の略称はなかとさ美術館である[1]。1989年(平成元年)に開館した高知県初の本格的な公立美術館であり[2]、2025年(令和7年)に温泉宿泊施設の鰹乃國の湯宿 黒潮本陣敷地内に高台移転した[3]

歴史

1989年から2025年の美術館

1989年(平成元年)、中土佐町出身の実業家・町田菊一が自身のコレクションや白壁の土蔵造りの建物などを寄贈して開館した(開館時の住所は中土佐町久礼6584-1)[4][5]。江戸後期の浮世絵のほか、近現代の画家の作品約700点を所蔵する[4]

高台移転することになり[3]、2025年(令和7年)7月19日に鰹乃國の湯宿 黒潮本陣敷地内にプレオープン、同年9月20日にグランドオープンした[3][6]

2025年にオープンした新美術館は天気が良ければ室戸岬を望むことができる小々草の丘に移転し、愛知県産の赤レンガタイルの壁、石州瓦の屋根などを特徴とする[6]神獣ヘテの石像や司馬遼太郎揮毫の石碑も旧美術館から移設された[6]

施設

館内施設は以下のようになっている。

フリー&キッズスペース《ここぐさ》
立地する小々草に由来する[6]
展示室
グレーの濃淡2種類の展示壁からなる[6]
アートスペース《なかとさ》
町民ギャラリー[6]
町田菊一顕彰コーナー
創設者である町田菊一の肖像写真と親交のあった司馬遼太郎の揮毫した書などを展示[6]

脚注

  1. ^ 中土佐町立美術館の設置及び管理に関する条例”. 中土佐町. 2025年9月22日閲覧。
  2. ^ 高知大学マガジンSRUVol.4”. 高知大学. 2025年9月22日閲覧。
  3. ^ a b c なかとさ美術館グランドオープン 高台移転 「小さいながらも充実した文化拠点に」こけら落としは「町田コレクション展」」『高知新聞』2025年9月21日。2025年9月22日閲覧。
  4. ^ a b 旅サラダ+旅情報”. 朝日放送テレビ. 2025年9月22日閲覧。
  5. ^ ユーモラスな石像「ヘテ」のお引っ越し 中土佐町立美術館―フォっトけないす」『高知新聞』2025年5月11日。2025年9月22日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g なかとさ美術館がオープンします」『広報なかとさ』、中土佐町、2025年7月、2025年9月22日閲覧 

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