上野楢原のシオジ林
名称: | 上野楢原のシオジ林 |
ふりがな: | うえのならはらのしおじりん |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 群馬県 |
市区町村: | 多野郡上野村 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1969.07.25(昭和44.07.25) |
指定基準: | 天保区 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S42-6-084[[上野楢原]うえのならはら]のシオジ林.txt: 以上5件はいずれも原始林ないしそれに近い林相として指定された。急速な開発に伴って、わが国の代表的な自然林が壊滅するおそれがさしせまった問題としてあらわれてきた。このため、国有林当局の協力を得てわが国の代表的自然林を天然記念物として指定することとしたものである。 沙流川源流原始林はトドマツ、エゾマツを主とし、ダケカンバを交えた北海道における冷温帯上部の原始林として、大尽山ヒノキアスナロ林はブナを交えたヒノキアスナロの代表林として、飯豊山はブナを主とした裏日本型の代表林として、また、鬼怒沼自然林はコメツガ、ネズコを主とした亜高山性自然林として指定された。また、ほとんど壊滅し、わずかに残っている河辺林として上野楢原のシオジ林が指定された。 |
上野楢原のシオジ林
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 04:52 UTC 版)
上野楢原のシオジ林(うえのならはらのシオジりん)は、群馬県多野郡上野村楢原の神流川上流部の支流のひとつ、北沢の渓流沿いにある国の天然保護区域(天然記念物)に指定されたシオジの原生林である[1]。天然保護区域とは国指定天然記念物の中でも「保護すべき天然記念物に富んだ代表的一定の区域」と指定基準が定義されているものであるが[2]、その件数は多くなく日本国内で23区域のみが指定されている数少ない天然記念物である[3]。上野楢原のシオジ林は1969年(昭和44年)7月25日に国の天然保護区域(天然記念物)に指定された[1][2][4]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f 大澤・渡部(1995)、p.67。
- ^ a b 上野楢原のシオジ林(国指定文化財等データベース) 文化庁ウェブサイト、2022年6月4日閲覧。
- ^ a b 講談社編(1995)、pp.18-19。
- ^ a b 上野村教育委員会(2002)、p.39。
- ^ a b 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.124。
- ^ a b 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.139。
- ^ 上野村教育委員会(2002)、p.29。
- ^ a b c 北沢渓谷とシオジ原生林ルート 上野村役場ホームページ、2022年6月4日閲覧。
- ^ 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.129。
- ^ a b c 上野村教育委員会(2002)、p.42。
- ^ a b 上野村教育委員会(2002)、p.31。
- ^ 上野村教育委員会(2002)、p.140。
- ^ a b 上野村教育委員会(2002)、p.61。
- ^ a b 大澤・渡部(1995)、p.65。
- ^ a b 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.130。
- ^ a b c 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.123。
- ^ a b 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.132。
- ^ a b 文化庁文化財保護部監修(1971)、p.186。
- ^ a b 群馬県教育委員会社会教育課(1971)、p.98。
- ^ 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.133。
- ^ a b 群馬県環境森林部自然環境課(2014)、p.202。
- ^ 上野村へのアクセス、公共交通機関情報、乗合タクシー 上野村~下仁田・富岡方面 上野村役場ホームページ。2022年6月4日閲覧。
- ^ 上野村へのアクセス、車を利用した場合 上野村役場ホームページ。2022年6月4日閲覧。
- ^ 上野楢原のシオジ林 公益社団法人 群馬県緑化推進委員会。2022年6月4日閲覧。
- 1 上野楢原のシオジ林とは
- 2 上野楢原のシオジ林の概要
- 3 脚注
- 4 外部リンク
- 上野楢原のシオジ林のページへのリンク