ローズ・トゥ・ロード(初代)
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ツクダホビーより、1984年発売。ボックス型。ボックスアート加藤直之。精密戦闘に使用するヘクス(六角形のマス)を使用したマップや紙製のモンスター駒が大量に同梱され、小型のメタルフィギュア4体も含んだセット。キャラクターは成長のなかで様々な「称号」を得ることができ、最高位の称号は「ロード」だった。 統一王国瓦解後、大国同士がバランスよく各地を統治している「四王国時代」を舞台とする。ローズ・トゥ・ロードのシリーズでは最もオーソドックスな「剣と魔法の冒険」ができる時代でもある。
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ローズ・トゥ・ロード(2002年版)
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「ローズ・トゥ・ロード」の記事における「ローズ・トゥ・ロード(2002年版)」の解説
通称『Rローズ』(『ローズR』とも)。エンターブレインより、2002年発売。カバーアート加藤直之。カード付ブックスタイルとなり、初代ローズのリメイクの意味合いが強い。背景となる時代も再び「四王国時代」となった。サプリメントや雑誌展開は小林正親が中心となり、新たなファン層を獲得した。本タイトルは基本システム(門倉直人デザイン)こそ初代のリメイク的なシンプルな内容であり、またルール上の未整理も多かったため評価は低かったが、その後多くのサポートが行われて評価が変わった。サプリメントや、小林正親によるリプレイでは、『Bローズ』や『Fローズ』、あるいは『水晶の王』『忘れえぬ炎』で語られていた設定・要素を再び取り入れ、シリーズ集大成的な内容を試み、高い評価を得ている。
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ローズ・トゥ・ロード(2010年版)
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正式名称「The Wander Roads to Lord」。通称『Wローズ』。エンターブレインより、2010年発売。カバーアート木野田永志。カバーイラストを含めて本編中のイラストが4枚のみとなっており、世界観を象徴的に表している。 PCは〈アムンマルバンダ〉となり、「混沌の呪縛」で不安に揺れる地を「自らの旅で通じ安堵」させていく魔法使いたちとなる。背景となる時代は詳しく明言されていないが、本書付属地図にヒュノー魔大島、旧エンダルノウム、フェリア(ファライゾン地域)の存在確認等がされているのを見ると、四王国時代(初代および『ローズR』の時代)と推測される。ただし、本書ユルセルーム年表のうち2120年(『Fローズ』の大旗戦争終結後)に「この頃より『混沌の呪縛』の発生地が増えているという不気味な噂が目立ち始める」などと記されている。 基本システムは大幅に変更されている。能力値は全13個(初期は5個のみ使用可能でゲームを進めるうちに増減する)になり、数値ではなく言葉で表現されるようになった。PCの判定にはダイスもカードも使わず、達成値を求めることもしない。対象の持つ能力に対して自身の能力との類似要素を探す「響き合い」という過程を経て、対象の能力を上書きすることで達成する。一方NPCは、トランプを1枚引いてその札の値 (A-K) に該当する能力を発揮し、PCの持つ能力を上書きするというものである。 ソロプレイおよびGMレスのプレイを標準としている。シナリオを補助的に進める要素として、またもう1つの判定法として「言葉決め」のルールがあり、これには「言葉決め表 / ユルセルーム編」、あるいは別に用意した本を用いる。この際、ユルセルーム以外の世界観を持つ小説や漫画等を用いることによって、ゲームのイメージを若干ながら変化させることができる。 能力値が数値ではなく言葉で表現されるため、『Aの魔法陣』に類似していると引き合いに出されやすい。しかし『Aの魔法陣』が行動の成否を重視して進行するのに対し、『Wローズ』では進行中の行動の成否が重要視されることはない。 キャラクターメイクと魔法は次のように変更されている。 PC作成では「言葉決め」で能力値のうち5つに入る言葉や通り名、弱点言葉を決定する。また、魂の生まれ故郷とクステをそれぞれトランプ1枚引いて決定する。名前や年齢等についてはPC作成時点で特に定めなくても良いとされている。 魔法はローズガーデンに所持している言葉で、相手の能力値を上書きするものである。相手の能力値の言葉は、魔法によって上書きされると以後使用不可能となる。 『Role&Roll』(新紀元社)Vol.70より、リプレイ記事が掲載されている。
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