川本耕次
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 05:57 UTC 版)
川本 耕次(かわもと こうじ、1953年〈昭和28年〉5月3日[4] - 2022年〈令和4年〉12月26日[5][6])は、元みのり書房、アリス出版、群雄社出版の漫画編集者、官能小説家、カメラマン、ライター。批評集団『迷宮』メンバー。
- ^ a b t2PrW6hArJWQR5Sの2023年1月11日のツイート、2023年1月11日閲覧。
- ^ a b 川本耕次「劇画アリスと少女アリスの日々」米澤英子ほか『米澤嘉博に花束を』虎馬書房 2007年8月 58-59頁
- ^ a b c d e 川本耕次「1976-79年『A5判の夢』〜『シングル・ピジョン』」『20世紀エディトリアル・オデッセイ 時代を創った雑誌たち』赤田祐一+ばるぼら著 誠文堂新光社刊 2014年4月発行 162-164頁
- ^ 野次馬 (2015年5月3日). “マクドナルド潰れても何も困らない”. ネットゲリラ. 2020年3月10日閲覧。
- ^ a b c 林由紀子 [@PsycheYukiko] (2023年1月16日). "ネットゲリラこと川本耕次こと山田博良は令和4年12月26日昼頃、心不全で亡くなりました。人工透析10年超えで腎機能0、心機能28%のわりには陽気な病人でしたがコロナで容体急変してから一昼夜と保ちませんでした。長くは苦しまなかったでしょう。". X(旧Twitter)より2023年1月16日閲覧。
- ^ a b c 小形克宏 [@ogwata] (2023年1月15日). "…逝去の日は12月25日と位牌にありました。以上。". X(旧Twitter)より2023年1月15日閲覧。
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 204頁
- ^ a b 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 112頁
- ^ a b 吾妻ひでお+谷口敬+野口正之+蛭児神建+早坂未紀+川本耕次「ロリコン座談会 ロリコンの道は深くて険しいのだ」『ふゅーじょんぷろだくと』1981年10月号「特集 ロリータあるいは如何にして私は正常な恋愛を放棄し美少女を愛するに至ったか」ラポート pp.86-87
- ^ 私事ですが - ネットゲリラ(2009年10月13日配信) - ウェイバックマシン(2011年11月20日アーカイブ分)
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 38頁
- ^ 川本耕次「プロジェクト・ペケ 猥褻犯たち 第二章 劇画アリスの伝説」
- ^ 高取英「米澤嘉博氏の思い出」米澤英子ほか『米澤嘉博に花束を』虎馬書房 2007年8月 78-79頁
- ^ 川本耕次「“三流劇画共斗”ってナーニ?──正体不明、不毛のエロ劇画論争」『別冊新評 三流劇画の世界』新評社 1979年4月 162-164頁
- ^ 昭和ポルノ史 番外編 おいらの自伝です・その1 - ウェイバックマシン(2011年11月16日アーカイブ分)
- ^ a b 川本耕次(&竹熊健太郎)トークイベント(2011年05月21日) 倉田わたるの廃墟通信
- ^ SFと美少女の季節(吾妻ひでおと川本耕次の関連年表) 明治大学米沢嘉博記念図書館
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 37頁
- ^ 野次馬 (2016年8月14日). “戦後怪奇マンガ史”. ネットゲリラ. 2020年3月9日閲覧。
- ^ 昭和ポルノ史 第十八章 余は如何にしてエロ本屋になりしか - ウェイバックマシン(2010年9月24日アーカイブ分)
- ^ 安田 & 但馬 1997, p. 180.
- ^ a b 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 104頁
- ^ 昭和ポルノ史 第十六章 擬似少女と擬似レズ - ウェイバックマシン(2010年7月13日アーカイブ分)
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 111頁
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 169-172頁
- ^ 大塚英志+ササキバラ・ゴウ『教養としての〈まんが・アニメ〉』講談社〈講談社現代新書〉2001年、ISBN 978-4061495531。
- ^ 吾妻ひでお『失踪日記』イースト・プレス 2005年3月 142頁
- ^ 川本耕次のツイート 2018年10月26日
- ^ 斉田 1994, p. 87.
- ^ 川本耕次「少女アリスの伝説」
- ^ a b 斉田 1994, p. 89.
- ^ 『危ない1号』編集長の青山正明が創刊した伝説のSM雑誌『サバト』の思い出 - Togetter 2018年11月16日
- ^ 80年代美少女症候群 三流劇画ブームについて
- ^ 川本耕次著作リスト(短編集篇) - ウェイバックマシン(2001年4月18日アーカイブ分)
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 201頁
- ^ いしかわじゅん [@ishikawajun] (2023年1月13日). "山田は、しばらく姿を見ないと思っていたら、静岡の実家に帰って家業を継ぎ、実業家として後半生を送りつつ、ネットの危ない噂を集めたり、コーヒー豆の焙煎をしたり陶芸をやったりと、かなり好き勝手に暮らしていたようだ。". X(旧Twitter)より2023年1月15日閲覧。
- ^ a b 小形克宏 [@ogwata] (2023年1月15日). "喉の痛みはコロナウィルスによるものでした。病院で症状があっという間に急変し、亡くなってしまったとのことです。直接の死因は心不全です。". X(旧Twitter)より2023年1月15日閲覧。
- ^ 小形克宏 [@ogwata] (2023年1月15日). "葬儀の親族挨拶で、由紀子さんが「本人も死ぬとは思っていなかっただろう」と気丈に言っていたのが印象的でした。良い式でした。戒名は玄徳院法音日博居士。". X(旧Twitter)より2023年1月15日閲覧。
- ^ 堀内満里子 [@HoriutiMariko] (2023年8月11日). "13日のコミケットは早めに行って、西は11の「漫画の手帖」で本を受け取って、「迷宮'23」東へ01で販売します。自分はずっと原稿の下がきをするので、あまり回りません。終了後は総本部に挨拶をして、「漫画の手帖」に行きます。今回、川本耕次追悼本が新刊です。米澤嘉博追悼本の在庫もあります。". X(旧Twitter)より2023年8月12日閲覧。
- ^ obenkyounumaの2023年1月13日のツイート、2023年1月15日閲覧。
- ^ 白峰彩子 [@mtblanc_a] (2023年1月15日). "「ぶかどん」は大学時代のもので、トーク当時に見せていただいており、越後瞽女等民俗学的内容だったというのを思い出しました。いわゆるカタリというか文字として残っていない文学について研究されていたとのことでした。". X(旧Twitter)より2023年1月15日閲覧。
- ^ 南原企画『The Lucky Horror Show』35号(1995年5月25日発行)特集「君は覚えているか?『OUT』のあの熱き血潮を!」
- ^ 高取 1982, p. 140「今年の五月に発刊された『ロリコン大全集』(群雄社出版・発行/都市と生活社・発売)は、ロリコンブームの青少年たちのための集大成ともいえる単行本で、初版二万三千部は完売し、現在、四万部まで版を重ねている」.
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 182-183頁
- ^ 岩田薫「大学生をおおうロリコン症候群」(潮出版社『潮』1982年9月号)
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 186-187頁
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』ちくま新書 2011年 178頁
- ^ 伝説の2ちゃんねらー川本耕次(笑)- 無毛最終真兵器 パイパン真剣勝負! 真中誠士&小倉一真の人形姫ブログ - ウェイバックマシン(2008年2月29日アーカイブ分)
- ^ kimiritoの2023年1月12日のツイート、2023年1月15日閲覧。
- ^ blogdexjpの2023年1月11日のツイート、2023年1月15日閲覧。
- ^ さべあのま「山田さんのこと」『増補改訂版・川本耕次に花束を』迷路'23、2023年12月、34頁。
- ^ なお、川本をモデルにした編集者のキャラクターが「純文学シリーズ」の「不思議ななんきん豆」に登場している。また、そのキャラクターは吾妻ひでお漫画では「美美」「ぶらっとバニー」にも出演し、「スクラップ学園」では先生役でレギュラー出演した(『吾妻ひでお大全集』(奇想天外社)P.193)。
- ^ 野次馬 (2018年11月25日). “怪しい編集者”. ネットゲリラ. 2020年2月15日閲覧。
- ^ コミックマーケット準備会『コミックマーケット30’sファイル』青林工藝舎 2005年7月,P27
- ^ コミックマーケット準備会『コミックマーケット30’sファイル』青林工藝舎 2005年7月,P90
- ^ 川本耕次『ポルノ雑誌の昭和史』 - 社民党 京都府連合 野崎靖仁 2011年10月22日
- ^ 昼間たかし (2012年11月8日). “昼間たかしの100人にしかわからない本千冊 10冊目 ロリコンはやっぱり永遠にロリコンだった……のか?『改訂版 ロリコン大全集』”. 日刊サイゾー(サイゾーWeb事業部). 2020年4月27日閲覧。
- ^ kentaro666の2012年3月12日のツイート- X(旧Twitter)
- ^ ogwataの2023年1月15日のツイート、2023年1月15日閲覧。
- ^ 秋嶋亮 (2023年1月13日). “山田博良さんを追悼する”. note. 2023年1月16日閲覧。
- 川本耕次のページへのリンク