ボードゲーム型
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スーパーファミコン決戦! ドカポン王国IV 〜伝説の勇者たち〜:1993年12月10日発売 1作目でありながら「IV」と名づけられているが、これは「4人対戦ができる」という意味。 ドカポン3・2・1 〜嵐を呼ぶ友情〜:1994年12月2日発売 柴田亜美がキャラクターデザインを担当。ワールドマップの一定範囲を舞台に行動を重ねることで次のエリアが順次開放されてストーリーが進行し、最終的には大魔王の撃破を目指す(資産による順位判定はクリア後に行われる)シナリオモードと、総資産以外の特定条件を競うバトルロイヤルモードが実装。キャラクターごとの特徴などの概念も導入され、後の作品の基礎が固まった。 ドカポン外伝 〜炎のオーディション〜:1995年12月1日発売 佐藤元がキャラクターデザインを担当。 本作は30分くらいで決着がつくよう、周回要素のある一本道のマップを舞台に、装備・成長要素の簡略化や、戦闘へのカード要素の追加などのアレンジを加えた作品であり、ボードゲーム型としては唯一、システムの大部分がシリーズ他作品と大きく異なる。 PlayStationドカポン! 怒りの鉄剣:1998年11月5日発売 2010年8月12日からゲームアーカイブスにて配信されている。 選択可能な各キャラクターに名前やバックグラウンドなどが用意され、さらに個性的となった。通常は2Dだが、戦闘時のみは3Dとなる。今作からは各種プレイデータや図鑑などの個人データの保存にも対応。今作と『DX』では自由にマップ全域を利用可能なモードがなく(『ワールド』以降では復活)、特に本作の場合は完全にストーリーモードのみとなっている。 ニンテンドーゲームキューブドカポンDX 〜わたる世界はオニだらけ〜:2003年4月10日発売 シリーズで初めて全般に渡る3Dグラフィックを採用。今作でもフリーモードはないが、代わりに、バトルロイヤルモードがストーリーでクリア済みの地域の一部だけを舞台とする形で復活となった。キャラクターの一部は『鉄剣』からの引き継ぎ。 PlayStation 2ドカポンDX 〜わたる世界はオニだらけ〜:2004年7月8日発売(ゲームキューブ版の移植) 吉崎観音がイメージイラストを担当。 ドカポン・ザ・ワールド:2004年11月3日発売 吉崎観音がキャラクターデザインを担当。キャラクターのバックグラウンド要素などが廃止され、「プレイヤー = キャラクター」の図式に戻った。物語も「現実世界で『ドカポン・ザ・ワールド』を開始したプレイヤーへと呼びかけてきた天使ナビィの指示に従い、同作をプレイすることでドカポン王国へと介入していく」という、他シリーズ作品と異なった、メタフィクション色の強いものとなっている。職業および転職システムが搭載され、1ゲーム中にプレイスタイルを状況に応じて変更していくことも可能に。グラフィックは『DX』と異なり、マップのみ3Dで描画され、キャラクターは切り絵のような枠の付いた2Dイラストで表現される。バトルロイヤルモードはないが、フリーモードは「期間後の総資産」「指定資産の達成」から勝利条件が選択可能。 ドカポンキングダム:2007年11月22日発売(『ドカポン3・2・1 〜嵐を呼ぶ友情〜』のリメイク) 『321』のフィールドマップ、基本設定などをそのままに、『ワールド』に近い形の職業・転職システムの導入、アイテムの大幅増加、システムの改修を図った作品。グラフィックも新たなキャラクターデザインの元、3Dとして刷新されている。 Wiiドカポンキングダム for Wii:2008年7月31日発売(PS2版の移植) ニンテンドーDSドカポンジャーニー! 〜なかよくケンカしてっ♪〜:2008年7月31日発売 (『決戦! ドカポン王国IV 〜伝説の勇者たち〜』のリメイク) 携帯機初のボードゲームタイプの作品。『IV』のフィールドマップ、基本設定などをベースに、新たに他シリーズ作品同様のストーリーモード・バトルロイヤルモードが追加されたほか、性別と職業ごとの性能差が実装。システムの改修なども図られている。グラフィックは2Dベース。 WINDOWSドカポン・ザ・ワールド Online:2010年4月サービス開始、2012年6月30日サービス終了 ライセンス買い切り型。内容的には『ワールド』の移植で、新たにオンライン対戦やランキングに対応。 PlayStation 4/Nintendo SwitchドカポンUP! 〜夢幻のルーレット〜:2020年12月10日発売 スティングがコンソール版作品の移植・開発に関わる、アクアプラスの美少女SRPG『うたわれるもの』とのコラボ作品。 iアプリすべて最大プレイ3人まで。ドカポン番長 〜町内統括編〜 シリーズ初のファンタジー以外の作品で、現代を舞台にした闇の不良組織の勢力争いをテーマとしている。劇画調のキャラクターデザインが特徴的。 ドカポンパラダイス! 『ドカポンジャーニー!』をベースに、ゲーム進行を他シリーズ作品のバトルロイヤルモード的な、特定の条件達成を目指すミッション形式に変更した作品。アイテム合成要素などが追加されている。 ドカポンジャンキー! 『ドカポンパラダイス!』同様のミッション形式の進行を採用した作品。キャラクターのバックグラウンド要素などが復活している。
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