ボードゲーム風味なTRPG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/11 15:23 UTC 版)
「タンクライフRPG ダークブレイズ」の記事における「ボードゲーム風味なTRPG」の解説
『ダークブレイズ』は、1回のゲームプレイの流れが以下のような形に完全に定型化されている。 街から戦車で古代遺跡へ向かう(ウィルダネスアドベンチャー) 戦車を降りて古代遺跡を探索する(ダンジョンアドベンチャー) 戦車で街へ帰還する(ウィルダネスアドベンチャー) この流れ以外のシナリオを作ることができず、他のTRPGに比べると自由なストーリーを作りにくい。これは「システム管理されている部分は、ロールプレイに関係なく楽しめるようにする」。というデザインコンセプトによる。著者の加藤ヒロノリは『ダークブレイズ』のこのコンセプトを指して「ボードゲーム風味なTRPG」と呼んでいる。 シナリオの流れが定型化されている代わりに、シナリオ作成の手間は徹底的に簡易化されており、ダンジョン探索や野外探索中に起こるイベントはほぼ全て表によって自動的に生成できる。ダンジョンマップさえ自動生成可能である。ゲームマスター(GM)は冒険への導入と結末、若干の追加イベントを作るだけで良い。また、1回のプレイが1時間半〜2時間半程度で終えられるため、他の一般的なTRPGよりも気軽にプレイすることが可能である 発生するイベントのランダム性が高いため、GMもプレイヤーと同じくPCを所有して、「自分がGMとして管理するシナリオ」を他のプレイヤーと一緒になってクリアするという遊び方もできる。既製シナリオを遊ぶ場合に限ればGM不在で遊ぶことさえ可能である。
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