DNS
別名:ドメイン・ネーム・システム
IP(インターネット・プロトコル)アドレスは、4つの10進数の羅列で構成(255.255.255.255など)されているので、人間には覚えににくい。そこでこれを「www.jericho-group.co.jp」などの名前に置き換えるのがドメイン・ネーム・システム。
ドメイン・ネーム・システム
ドメイン・ネーム・システムとは、クライアントの問い合わせたドメインに対応する、IPアドレスと呼ばれる4つの数字を通知するDNSサーバーで構築されたデータベースのことである。分散型データベースの一種にあたり、全世界のDNSサーバが協調して動作している。DNSと略して呼ばれることもある。
インターネット上には多数のネームサーバが設けられており、ドメイン名に対応した階層構造が形成されている。この時、「ルートサーバ」と呼ばれるネームサーバが最上位にあり、全世界に13台が分散して配置されている。インターネット上で運用されているDNSサーバのほとんどは、カリフォルニア大学バークリー校(UCB)で開発されたBINDである。
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Domain Name System
(ドメイン・ネーム・システム から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 14:55 UTC 版)
Domain Name System(ドメイン・ネーム・システム、DNS)とは、コンピュータネットワーク上のホスト名や電子メールのアドレスに使われるドメイン名と、IPアドレスとの対応づけ(正引き、逆引き)を管理するために使用されているシステムである。後述の通りインターネットのシステムとして開発されているが、インターネットに限定したシステムではなく、それ以外のネットワークでも応用できる。
注釈
- ^ つまり、ポート53を使わずにポート443を使う。
出典
- ^ “ISI Marks 20th Anniversary of Domain Name System”. Information Sciences Institute (2003年6月26日). 2022年11月6日閲覧。
- ^ a b “インターネット用語1分解説~権威DNSサーバ(authoritative name server)とは~”. JPNIC (2012年9月18日). 2022年11月6日閲覧。
- ^ “第7回 DNSの仕組みについて”. Linux技術者認定機関 LPI-Japan [エルピーアイジャパン]. 2022年11月6日閲覧。
- ^ “重要技術 DNSの仕組み”. 国民のための情報セキュリティサイト. 2022年11月6日閲覧。
- 1 Domain Name Systemとは
- 2 Domain Name Systemの概要
- 3 動作
- 4 DNS over HTTPS (DoH) / DNS over TLS (DoT)
- 5 脚注
ドメインネームシステム(DNS)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 19:32 UTC 版)
「Stop Online Piracy Act」の記事における「ドメインネームシステム(DNS)」の解説
ドメインネームシステム(DNS)サーバとは、名前と電話番号を対応させる電話帳にも例えられることがあるが、ブラウザの要求するドメイン名を、コンピュータやネットワークに割り当てられたIPアドレスに変換するコンピュータ(サーバソフトウェア)である。SOPA草案では、こうしたDNSサーバに対して、著作権侵害ドメインをそれに割り当てられたIPアドレスに変換することを止めるよう求めている。DNSは通常ロバスト設計されており、あるDNSサーバでIPアドレスを検索できない場合、他のDNSサーバへの問い合わせるといった対応をとるよう設計されている。 ESET北米支社のアンドリュー・リー(Andrew Lee)CEOは、SOPA法案はインターネットサービスプロバイダにDNSサーバへのクエリ(検索要求)をフィルタリングするよう求めているが、これはドメインネームシステムの整合性を損ねかねないものであるとして法案に異議を唱えている。 サンフランシスコに拠点を置くOpenDNSのデビッド・ウルヴィッチ(英語版)は、法案が成立すると米国人はDNSプロバイダを他国のものに乗り換え、OpenDNSのような米国のプロバイダは、例えばケイマン諸島など、他国へ移出することになるだろうと述べている。 2011年11月、トップレベルドメインのひとつ .bit は、SOPA法案の脅威に抗議してICANN(全世界のドメインを管理する米国の非営利団体)から脱退したが、その効果は(その他のオルタネートルートの効果も同様に)不明である。 2012年1月12日、パトリック・リーヒ上院議員(バーモント州選出、民主党。PIPAを審議する上院司法委員会(英語版)の委員長)と、ラマー・スミス議員は、DNSブロッキングに関する条項をSOPA・PIPA両法案から削除することを検討中であるとの声明を発表した。
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