こくさいか‐ドメインめい〔コクサイクワ‐〕【国際化ドメイン名】
読み方:こくさいかどめいんめい
国際化ドメイン名
別名:国際化ドメイン,多言語ドメイン名,多言語ドメイン
【英】Internationalized Domain Name, IDN
国際化ドメイン名とは、ドメイン名を表す文字として、当初より用いられているASCII文字(アルファベット、数字、ハイフン)以外に、漢字やギリシア文字といった多種多様な言語で表されるドメイン名のことである。
国際化ドメイン名では、従来のASCII文字だけでなく、Unicodeを用いた世界各国の言語を使用できる。これによって、より多種多様なドメイン名を利用することが可能になる。
国際化ドメイン名を用いる場合も、DNSへの問い合わせやWebへの実際のアクセスには、正規化、およびPunycodeを用いた文字列の変換によって、ASCII文字と互換性のあるACE(ASCII Compatible Enocoding)形式で扱われている。このため、サーバーなどのシステムは従来のままで運用できる。なお、変換された国際化ドメイン名には、先頭に「xn--」という文字列が付けられており、国際化ドメイン名であると判別できるようになっている。
国際化ドメイン名のうち、日本語(漢字、カタカナなど)を用いるドメイン名は、特に日本語ドメイン名とも呼ばれる。
参照リンク
国際化ドメイン名 - (社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)
国際化ドメイン名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/16 07:21 UTC 版)
国際化ドメイン名(こくさいかドメインめい)、IDN (Internationalized Domain Name)、多言語ドメインは、インターネットで使われるドメイン名にアルファベットや数字以外に漢字、アラビア文字、キリル文字、ギリシア文字なども使えるようにする仕組み。日本語であれば日本語ドメイン名とも呼ばれる。
1998年頃から検討がされていたが、2003年になり、関連する全ての規格が標準化されたため、ようやく利用できるようになった。 当初試験運用では変換方法(プロトコル)として RACE が主に用いられていたが、Punycode が標準化され、各種ドメインはPunycodeへの対応に切り替えている。
関係あるドキュメント
- RFC 5890 IDNA アーキテクチャ
- RFC 5891 Nameprepは、類似した文字を同一文字として扱う正規化方式。Unicodeの正規化Stringprepとの関係を示している
- RFC 3492 Punycodeは、Unicodeの文字をDNSで使える文字を使ってエンコードする符号化方式。 RFC 5891は RFC 3492を更新したが、規定されたアルゴリズムに変更はない[1]
- RFC 2825 IDNを含むDNSの拡張に向けて、IAB (Internet Architecture Board) の出した要件
- RFC 2826 IDNの実現に向けて、IAB (Internet Architecture Board) の出した要件
対応しているブラウザ等
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この節は更新が必要とされています。 (2017年4月)
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- Internet Explorer (現在のMicrosoft Edge)(Windows)[2]
- IEコンポーネントブラウザ(一部)[3]
- jigブラウザ(携帯電話用)
- Netscapeシリーズ
- Opera[4]
- Safari
- Google Chrome
一部のブラウザでは偽キリル文字などでURLを偽装するフィッシング詐欺対策として、下記のような場合は国際化表記をせず、Punycode(「xn--」で始まる英数字とハイフン)で表記するようになっている。
- IE
- 利用言語以外の文字を含む場合、複数の文字体系が混在する場合は国際化表記しない[5]。IEでは言語に属さない記号などを含む場合にも国際化表記しない。
- Microsoft Edge
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この節の加筆が望まれています。 - Google Chrome
- 利用言語以外の文字を含む場合、複数の文字体系が混在する場合は国際化表記しない[6]。Google Chromeでは内蔵のブラックリスト内の文字を含む場合にも国際化表記しない。
- 文字種が混在しない場合のホモグラフ攻撃が指摘され、Chrome 58で修正予定。[7]
- Mozilla Firefox
- 内蔵のブラックリスト内の文字を含む場合は国際化表記しない[8]。
- "about:config" から "network.IDN_show_punycode" を true にすると国際化表記を強制停止できる。
- Opera
- 内蔵のホワイトリスト外のトップレベルドメインでは国際化表記しない[9][10]。
- Safari
- 内蔵のホワイトリスト外の文字体系を含む場合は国際化表記しない[11]。標準ではラテン文字と誤認しやすい文字を含むキリル文字、ギリシア文字、チェロキー文字がリストから除外されている。
脚注
- ↑ 4.4.節に「This document does not update or alter the Punycode algorithm specified in RFC 3492 in any way.」と見える。
- ↑ Internet Explorerはバージョン7から対応した。それ以前のバージョンは i-Nav をインストールして参照が可能。または、JWordプラグインでも .jp ドメインに限り対応している。
- ↑ 国際化ドメイン対応のIEコンポーネントブラウザに関してはIE側でなくアプリケーション側で処理を行い、http://xn--eckwd4c7cu47r2wf.jp/ (http://ドメイン名例.jp/) のように日本語部分を自動的に半角文字列に変換してアクセスするため、IE6以前のブラウザエンジンでも国際化ドメインが利用可能である。
- ↑ WILLCOMのPHS端末「WX310K」に搭載されているものでは日本語でURIを直接入力することは出来ない。
- ↑ マイクロソフト「Internet Explorer 7 での国際ドメイン名のサポート」2006年3月16日
- ↑ The Chromium Projects 'IDN in Google Chrome' 2013年6月2日閲覧
- ↑ https://www.xudongz.com/blog/2017/idn-phishing/
- ↑ Bugzilla 'Bug 283016 - Make it possible to blacklist characters in domain names' 2005年2月21日
- ↑ mozilla.org 'IDN-enabled TLDs' 2010年3月18日閲覧
- ↑ Opera Software 'Advisory: Internationalized domain names (IDN) can be used for spoofing.' 2005年2月25日
- ↑ アップル「Safari の国際化ドメイン名のサポートについて」2008年10月4日
関連項目
外部リンク
国際化ドメイン名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 15:31 UTC 版)
.orgドメインレジストリでは、セカンドレベルドメインに国際化ドメイン名(IDN)を登録できる。ドイツ語、デンマーク語、ハンガリー語、アイスランド語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、ポーランド語、スウェーデン語のIDNは、2005年から登録可能となった。スペイン語のIDN登録は2007年から可能となった。
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