国際化サポート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:09 UTC 版)
Javaは1バイト整数の型(byte)と文字の型(char)とを区別する。なお、charは、名前に反して必ずしも文字を表現していない場合があり得る。すなわち、実際にはUCS-2(UTF-16)による、いわゆるダブルバイトである。J2SE 5.0以降ではサロゲートAPIによって、サロゲートペアに対応した。 JavaプログラムのソースコードおよびソースファイルはUTF-8でエンコードするのが基本である。Unocodeに対応したエンコードであれば、Javaプログラムのソースコードに直接Unicode文字を記述することもできる。なお、-encodingコンパイルオプションを指定することで、対応する任意のエンコードを使用することもできる。ロケール依存のコードページ(日本語版Microsoft Windowsで使われているCP932等)を利用することもできる。 文字列リテラルやコメントの他、クラス名や変数名も国際化に対応している。例えば、次のソースコードはJavaのコードとして正しく解釈されコンパイルされ実行できる。ここではクラス名、変数名、および文字列リテラルとして日本語の文字を使っている。 public class こんにちは世界 { private String 文字列 = "こんにちは世界";}
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