チェコスロバキア、チェコ、スロバキアとは? わかりやすく解説

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チェコスロバキア、チェコ、スロバキア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 05:13 UTC 版)

軍服 (中・東欧)」の記事における「チェコスロバキア、チェコ、スロバキア」の解説

チェコスロバキア軍の軍服は、ロシア内戦当時チェコ軍団遡る当初旧ロシア帝国軍の1907年制式ギムナスチョルカ、あるいは白軍多く供与され英軍野戦服等を使用していたが、1917年終わりごろから左腕に独自の階級章用いるようになる1918年末には新生チェコスロバキア政府より国防省令第434号および補足第434/1号で着用すべき被服規定通達され1919年6月14日襟章制定された。帽子1918年ごろからギャリソンキャップのほか、1919年ごろから「ウラジオストク型」(vladivostocký model)と呼ばれる山岳帽タイプ帽子使用されるうになる階級下士官兵イギリス式将校フランス式であったチェコ軍団全て帰国終えたのちの1921年将校用および兵用野戦服が制定される軍服引き続き英軍野戦のような折襟軍服であるが、帽子ウラジオストク型から英式幅の広い官帽となり、オーストリア二重帝国要素はほぼ一掃された。一方で襟章形状隠しボタン式の野戦服など、フランスドイツの影響みられる将校用のVz.21/22野戦服は7つボタン、兵用のVz.21野戦服(BLŮZA VZ.21)は隠し5つボタンであったが、1930年ボタンホール改定されるBLŮZA VZ.30)。1923年3月礼装制定された。一方チェコスロバキア国家憲兵隊チェコ語版)は1919年10月30日国防省令第50.916-13号では「RCS」を組み合わせた帽章など独自の要素見られたが、1921年5月27日内務省令第9203-13号では菱形帽章階級星章鉢巻の色を除いて陸軍大差ないとなったヘルメット国産のvz. 32制定され、「キノコ「卵」などと呼ばれていた 戦後チェコスロバキア人民軍の制服将校開襟兵士折襟で、略帽先細りのピロートカ型になるなどソ連要素取り入れている。また、夏季は第1ボタン開いてシャツの襟を外に出す。1962年将校制服帽章ポケットフラップ形状改正があった他、1963年兵士制服開襟となった戦闘服では1960年にレインドロップカモやサラマンダー迷彩1985年カーキ色単色戦闘服(vz.85)を導入した十分な解決法とは言えず、同時期より新たな迷彩模索していた。1992年米軍ERDLを範とした4色迷彩導入したが、ビロード離婚により少数スロバキア側に出回ったのみで終わる。 現在のチェコ共和国軍第1共和国時代帽章復古しつつも、ベレー帽など西側要素取り入れている。2005年より夏季制服フランス風生成り色となったプラハ城警備隊英語版)は帽章制服などが異なる。戦闘服はvz.92迷彩生産失敗後の1995年導入されたものである初期チェコスロバキア軍。ウラジオストク型の帽子には部隊番号記載されているほか、後方にもベレー帽かぶった兵士がいる(1919年6月) Vz.21/22着用尉官1935年陸軍少将ルドルフ・ヴィエスト歩兵1938年9月国家憲兵 スロバキア共和国軍将校 スロバキア共和国軍18対空砲中隊中央の人物軍服開襟となっている(1944年秋) vz.60戦闘服の上から個人装備着用する人民軍兵士後年再現) vz.63制服1972年) (1969年夏季制服着用プラハ城警備隊員2006年冬季制服着用プラハ城警備隊員2008年プラハ城警備儀仗兵2005年12月陸軍少佐2005年空軍少将2011年) vz.95迷彩 スロバキア軍少将1998年スロバキア軍士官2014年略帽被ったスロバキア軍儀仗兵2007年3月スロバキア軍儀仗兵2011年6月

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