システム・野球モード関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 05:09 UTC 版)
「パワプロクンポケットR」の記事における「システム・野球モード関連」の解説
『10』以降のパワポケシリーズの定番にあったカード野球、ペナント、キャンプ、ホームラン競争、試合進行型育成モード(グッピー・トツゲキ甲子園)、パワポケ用語辞典、アルバムモードのサウンドテストなどは収録されていない。2022年3月15日のアップデートで、『5』以降に搭載された俺のペナントモードが収録された。 本作からパワポケPも廃止された。特定ゲームモード進行で獲得したポイントによる解禁可能な要素はサイバーバルモードの仲間キャラのみ。 野球モードの1つのキャンプが未収録になっているため、野球操作の練習は対戦モードのCOM対戦しかできなくなった。 おまけモードにあったアルバムは、サクセスモード内に移行された。 野球システムは今までのパワポケシリーズのものではなく、本作発売時点のSwitch版のパワプロシリーズの最新作(『パワプロ2020』)のものを流用する。これに伴い、『14』発売以降のパワプロシリーズの要素・変更などが本作にも反映される。下記は主な変更点を記載する。選手能力(基本能力、(超)特殊能力とも)は本作発売時点のSwitch版『パワプロ2020』のものに準拠している。これに伴い、能力表記は従来のパワポケシリーズの絵形式から、パワプロシリーズの文字形式に変更された。 オリジナル変化球、および変化球エフェクトも搭載された。発売当時では本作からオリジナル変化球を持った選手を作成することが不可能だったため、阿畑やすしと『パワプロ2020』から移動された選手限定のものだったが、2022年1月6日のアップデートで、サイバーバルでオリジナル変化球を持った野球人形のパーツが手に入るようになり、オリジナル変化球を持った選手を作成できるようになった。 「内野安打◎」、「シンキングファスト」などの『11』以降に追加されたパワメジャシリーズに登場する特殊能力、特殊変化球は削除された。 超特殊能力はパワプロシリーズに準拠したため、「豪力」や「緊縛」などのパワポケシリーズにのみ実装された超特殊能力は削除された。 選手のグラフィックがパワポケシリーズのパワプロくんからパワター(似顔絵)に変更された。かわりに、オーダー画面のミニ顔は表示されなくなった。パワターはパワプロシリーズからの完全流用というわけではなく、猪狩守などパワポケとパワプロでデザインが異なる一部のキャラのパワターは、本作で新たに作られたものである。 『1・2』当時はまだ顔データが実装されなかった狩村正己、木村庄之助のパワターも追加された。なお、狩村正己のパワターは『11』以降のデザインではなく、髪が生えているなどの若い頃をイメージした本作用に新たにデザインされたものになっている。 パワプロくんも極亜久高校編とドリルモグラーズ編専用のデザインを用意される(デザインはそれぞれ若干異なる)。なお、(狩村正己、木村庄之助、冬野枯男以外の)ドリルモグラーズのモブ選手のパワターはパワプロシリーズのパワプロくんで固定となる。 実況が『14』までのパワポケシリーズで担当していた堀江良信から、『パワプロ2010』以降のメイン実況担当である堂前英男に変更された。 投法・打法のモーションは『パワプロ2020』に準拠していることで、大量に追加された。一部の打法には、登場シーン付きのモーションを選択可能。 上記の阪神甲子園球場と河川敷などの架空球場の他、福島県営あづま球場、倉敷マスカットスタジアム、松山坊っちゃんスタジアム(とも『パワプロ2020』と『プロ野球スピリッツ』シリーズで実装されていた非NPB本拠地実在球場)の全9つの球場が収録されている。 1台の本体で4人まで同時に対戦・協力が可能になった他、2人までのローカル通信に対応。また、パワプロシリーズと同様、1人の選手を操作して遊べる「なりきりプレイ」も収録されている。 背景のグラフィックは、本作で新たに作られたものがあるが、パワプロシリーズから使われたものが多く流用されている。 チームアレンジは過去のパワポケシリーズのように、ベースとなるチームを選んで選手を入れ替える方式ではなく、ユニフォームやチームの旗などを自由自在に設定できるパワプロシリーズをベースにしている。それに伴い、サクセス中に登場するチームは全てサクセスモードのみの登場となり、対戦では使用できず、チームアレンジで選ぶことも出来ない。 ただし、パワターのあるサクセス選手は選択可能2022年4月15日のアップデートで追加された選手のイチローは、サクセス選手として登録されている。 ドリルモグラーズ編に登場する選手の凡田の守備位置は『14』以前と違い、投手育成時での捕手に変更され、投手はサクセス中の野手育成時にしか使用できなくなった。 選手登録できる人数は1200人になり、大量に増加された。 現在の表現事情と権利理由などにより、旧作が存在した一部の名前(または内容)が削除、もしくは本作独自のものに差し替えられている、なお、ダウンロード版『パワポケダッシュ』の「パワポケ図鑑」も同様に修正を受けている場合もある。下記は一部の例。「パシフィック・リーグ」「セントラル・リーグ」→「パワフル・リーグ」「ポケット・リーグ」 「オールスターゲーム」→「ゴールデンスター・ゲーム」 「日本シリーズ」「クライマックスシリーズ」 → 「ファイナルシリーズ」「セミファイナルシリーズ」 「身砕流北高校」(1のライバルチーム)→「美才流喜多高校」 「正金 天功」(1のライバル選手)→「まさかね てんこう」(漢字表記を削除、『1』のゲーム内同様にひらがな表記のみ) 「殺人クワガタ」(2のミニゲーム)→「地獄クワガタ」
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