サトゥルヌスとは? わかりやすく解説

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サトゥルヌス【(ラテン)Saturnus】


サートゥルヌス

(サトゥルヌス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/01 10:24 UTC 版)

サートゥルヌス

サートゥルヌス (Sāturnus) は、ローマ神話に登場する農耕神[1][2]

英語ではサターンであり、土星の神ともされる。ギリシア神話クロノスと同一視され、妻はオプスないしルア(Lua)とされる[1][2]

概要

本来はエトルリアの神であった[1]。彼を祀る神殿は、カピトーリーヌスの丘のカピトーリウムへの道路上にあった[1]

彼の祝祭はサートゥルナーリア(Sāturnālia)と呼ばれ、毎年12月17日から7日間執り行われた[1]。その間は、奴隷にも特別の自由が許された[1]。様々な贈り物が交換されたり、蝋燭が灯され、あらゆる愉快な遊びが行われた[1]。これが後のクリスマスの原型だとも言われている[1]

ギリシア神話との関係

クロノスと同一視されたため、ゼウスに王位を奪われた後にイタリアに来たと考えられた[1]カピトーリーヌスの丘に都市を作りサートゥルニアと呼んだとされる[1]

そして、人々に農業やブドウの木の剪定などを教え、法を発布して黄金時代を築いたという[1]

彼をイタリアに迎えたのはヤーヌスだった[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、1960年、130頁。
  2. ^ a b マイケル・グラント、ジョン・ヘイゼル『ギリシア・ローマ神話事典』大修館書店、1988年、265頁。

関連項目

外部リンク


サトゥルヌス(星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 22:43 UTC 版)

ペルソナ4」の記事における「サトゥルヌス(星)」の解説

クニノサギリとの戦いで登場火炎属性攻撃吸収し火炎属性攻撃が可能。

※この「サトゥルヌス(星)」の解説は、「ペルソナ4」の解説の一部です。
「サトゥルヌス(星)」を含む「ペルソナ4」の記事については、「ペルソナ4」の概要を参照ください。

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サトゥルヌス

出典:『Wiktionary』 (2021/05/11 10:01 UTC 版)

語源

ラテン語 turnus

固有名詞

サートゥルヌス表記のゆれ: サトゥルヌス

  1. ローマ神話農耕の神。英語音サターンギリシア神話におけるクロノスに相当。

翻訳


「サトゥルヌス」の例文・使い方・用例・文例

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