ウェヌスとローマ神殿
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ウェヌスとローマ神殿(ラテン語: Templum Veneris et Romae,イタリア語: Tempio di Venere e Roma)は古代ローマで既知の最大の神殿。フォロ・ロマーノの東端、コロッセオの近くにあり、女神ウェヌス・フェリクス(好意的なウェヌス)と女神ローマ(永遠なるローマ)を祭っている。ローマ皇帝ハドリアヌスが設計した。建設は121年に始まり、ハドリアヌスにより公式に公開されたのが135年、アントニヌス・ピウスにより最終的に完成したのが141年である。307年の火災で損傷したが、マクセンティウス帝が設計を変更して修復した。
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ウェヌスとローマ神殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:30 UTC 版)
「フォロ・ロマーノ」の記事における「ウェヌスとローマ神殿」の解説
女神ウェヌスと女神ローマの神殿。皇帝ハドリアヌスが意図的にギリシア建築に倣った形式で設計したもので、わざわざ小アジアから職人を招集して建設された。巨大な国家記念建築物である。現在は一部の遺構のみが残る。
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