ゲーム中の細かなバグ・仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:45 UTC 版)
「グラディウス (ゲーム)」の記事における「ゲーム中の細かなバグ・仕様」の解説
残機は1バイトで管理しているため、256機貯めると0になる。なお、グラディウスIIでは100機貯めると即座にゲームオーバーになる。 ボタンを押したままにしてレーザーを撃っていると、自機が画面右側に寄った場合に発射間隔が極端に長くなる(「弾切れを起こす」とも表現される)。 レーザーは実際に見える光線の絵よりも上寄りに命中判定が大きい(通称レーザー熱)。背景以外を貫通し、ビッグコアの複数の遮蔽板や3面のモアイを抜けた後に出現するマザーの大群にもまとめてダメージを与えられる。また、オプションのレーザーは自機のレーザーよりもさらに当たり判定が上に偏っている。 オプションは通常、スピードアップの段階によってオプション同士の間隔幅が決まる。ただし、自機の動きや縦方向の画面スクロールに影響されて間隔や動きが変化する事がある。また、オプションの動きは第二作目のように正確に自機の動きをトレースしているわけではなく、4つそれぞれに用意された自機の過去の座標(267,533,800,1067ms)をめがけて最短距離で追尾するアルゴリズムとなっている。この癖の把握も重要な攻略法の一部である。 オプションは追尾すべき過去の座標と、x,y軸それぞれ128ドット以上離れると、8bit減算のオーバーフローのため目標座標から離れるように動いてしまう。画面端は逆端とループしているため、画面端に消えたオプションは逆端から現れる。画面上端だけは例外で、離れていったオプションが上端に貼り付く現象が見られる。 同上の理由で、5面の触手細胞が画面上に触手を伸ばし、下端から弾を撃ってくることがある。 キャラクター数オーバーを起こしている時にタイミング良くオプションを付けると、オプションが5つになることがある。 ビッグコアの撃ってくるレーザーは、端の2本を斜めに抜けられる他、中央の2本の隙間を抜けることもできる。 ビッグコアはステージ難度が上がると移動速度と弾速が上がるが、発射間隔は一定であるため先と後に撃ち出されるレーザー同士の間隔も広がり、自機のY座標によって本体の移動範囲も限定される上に両端の停止位置でしか発射されないので、レーザー同士の間に入ってしまえば(撃ち返しのない1周目であれば)後は動かずに倒すことができる。 ステージクリア後、1,4,6面の地形はキャラクタ毎にワイプされるが、ワイプが終わって宇宙空間になるまでは自機との接触判定が残っているので当たるとミスになり、ボス前復活地点からのやり直しになる。 青カプセルは以降の作品と違い、敵弾を消さない。 5面の肉塊と触手に対しては命中判定がレーザーの先端しかなく小さいためダメージも与えづらい。 5面の肉塊は画面内に最大3個まで出現する。総攻撃タイム時に出ているものをビッグコア出現前に倒すと、ビッグコア出現時に触手のないものがいくつか追加で画面右から流れて来る。 6面ボスをスクロールが止まる前に倒すと、次のステージが7面のマップに6面の敵キャラの出現パターンとなる(一部のキャラクターはスプライトが化ける)。この状態で進むとスプライトが化けた6面ボスの核細胞が出現し、これを破壊するとボス撃破の判定となり背景がフェードアウトしてBGMが止まる。その後の数秒間は地形の当たり判定が確認できるが、やがてプログラムが暴走したり基板のリセットが掛かったりする。AC版で見られたバグで、リセットは基板起動後のモーニングミュージックのところまで戻される。 7面通路中央付近の横軸に黒い帯が表示されることがある。 7面ボス(後述の「脳」)直前のスクロールが止まって触手に進行を阻まれる場所は、触手の間のシャッターを早めに抜けないと、シャッターが閉まってからスクロールが再開せず、残機を潰して再スタートするほかにゲームを進行させる手段がなくなる。 「脳」破壊後の要塞爆発シーンは基板によって破片が飛び散らない・飛び散るの2つのバージョンがある。 ゲームオーバー時のネームエントリーに使えるボタンはパワーアップボタンのみ。
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