ゲーム人口の増加と問題の顕在化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:00 UTC 版)
「サバイバルゲーム」の記事における「ゲーム人口の増加と問題の顕在化」の解説
2010年代になるとサバイバルゲームを扱った漫画やアニメ、ウェブ特集などメディアへの露出が増え、ゲーム人口は飛躍的に増加した。サバイバルゲームを専門とするYoutuberが地上波放送で紹介されたことからも、その人気の高まりがうかがえる。 一方でゲーム人口の増加に伴い、過失事故やマナー違反も増えている。例えば、フェイスガードの着用を義務付けないフィールドが多いため、誤ってBB弾が当たって歯が折れる事故が多発している。また、一般的な有料フィールドでは、いかなる事故でも参加者が責任を負うことに同意を求められる。そのため、フィールド参加者の安全確保は管理者の指導やレギュレーション次第であり、問題となっている。 サバイバルゲームをスポーツと比較し、「レギュレーションに則って行うため怪我は自己責任」とする意見もあるが、統一されたレギュレーションが存在しないという点でサバイバルゲームはスポーツと異なる。なお、重大な事故が発生した場合は、免責事項への同意に関わらず、フィールドの管理者が安全配慮義務違反や公序良俗違反に問われる可能性が高い。 以上の問題の原因の1つとしては、2019年現在において自主規制団体や指導団体が存在しないことが挙げられる。
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