クイズ番組時代の主なコーナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:02 UTC 版)
「ダウンタウンDX」の記事における「クイズ番組時代の主なコーナー」の解説
ビッグスターイメージレース リニューアル前から引き続き実施。レース出走者は基本的に5人にテーマの内容に沿って、特定の条件の人に1人ずつアンケート投票してもらい、一番先に10票達成したものが正解となる。レース結果を知らない松本が独断と偏見でオッズを設定しており(主に2~10)、それを参考に持ち金を賭ける。正解すると賭け金が設定されたオッズで返される。 一票レース イメージレースの変形版。特定の人物1人に聞き、予備選考でレース出走者を一人ずつ見て内容を知り脱落するか残すかを判断してもらい、最終選考で残った出走者の中で選んだものが正解となる。 1,000人アンケート 2ケタを狙え! 1,000人に「○○な有名人は?」といった内容のアンケートの中から、回答数が99人から10人の2桁となった項目を当てる書き問題形式のクイズ。お題と各順位の人数が発表され、それをもとにパネラーがフリップに1つ答えを書く。そして、上位から順に結果を発表する。100人以上または9人以下の回答を答えた場合は「ドボン」となる。開始当初は番組の中盤で実施され、正解につき10,000円加算、ドボンのペナルティはなかった。 のちにオープニングクイズとなり、3万点のスタートに対し2問出題され、正解するとプラス5,000円、ドボンでマイナス5,000円となった。 オープニングクイズ 1,000人アンケート 芸能人七ならべ→1,000人アンケート 新 七ならべ 指定した頭文字で始まる芸能人の名前(「新」では「〇〇な芸能人といえば?」や芸能人以外の問題も出題された)の1,000人アンケートのベスト10のうち、基準となる7位をヒントに、1位から6位を当てる。1問目最初の解答者は、モニターに解答者の名前が書かれたカードがシャッフルされ、松本が選んだカードに書かれた解答者から始まる。2問目以降は、前問の最後の1つを答えた者が引き続き解答。前6位以内を当てると続けて解答でき、8位以下の回答であれば画面向かって左の解答者に回答権が移る。残りの解答が少なくなり、中々正解が出ないと浜田からヒントが出され、挙手で解答する。1位から6位の正解で5,000円(最後の1人だった場合は3万円)加算される。8位から10位を当ててしまうとドボンで5,000円減額、ベスト10圏外の場合は変動はない。 オープニングクイズ 世間はどっち! 101人に聞いた2択のアンケートで、どちらが多数派になったかを予想する。最初の持ち点が正解で3万円から、ハズレで1万円からとなる。 センスグランプリ 日本人の三択→カタログクイズ 日本人の三択→クイズ・芸能人グランプリ!日本人の三択 1,000人にあるテーマに沿った画像を見せ、その中から多くの人が当てた画像を当てるA・B・Cの三択問題。当初は5問正解チームが出るまで出題が続けられ(3問正解チームが発生した時点で全チームメンバーチェンジ)、5問先取したチームに5万円加算された。 のちに前後半に分かれて各チームの解答者1人に5問ずつ出題される形式になる。1問正解につき5,000円加算。それぞれパーフェクトで10万円(この10万円には問題正解の2万5000円ぶんが含まれる)、パーフェクトがいない場合は正解数の多い解答者に3万円(複数の場合は均等割り)加算される。 スキイズム・キライズム 1995年秋のスペシャルから始まったスペシャル版でのクイズ。VTRに登場する芸能人に、番組が指定した5つずつのテーマを聞き、テーマごとの回答をしてもらって好きか嫌いかとその理由を回答する。VTR芸能人の回答のうち、最後に回答したスキ、キライのどちらかを、解答者が当てる。 クイズ芸能人発想辞典→クイズ発想辞典ルネッサンス 女性1人、男性2人の計3人の有名人に、濁音・半濁音を含む50音の頭文字から始まる言葉を言ってもらい、その回答を予想するクイズ。最初に参考として、3人の代表的な発想が紹介され、問題では「傾向と対策」として、3人それぞれに同一傾向を示す回答をいくつか紹介した後、問題となる頭文字が出題される。1問目と2問目は同じ傾向と対策、3問目は別の傾向と対策から問題が出されるが、著名人によっては稀に3問全て傾向と対策が同じ事がある。各問題毎に1個正解で1万円(のちに「点」に変更、以下同じ)、2個正解で2万円、全問正解で10万円が加算される。タイトルが「ルネッサンス」に変わったがクイズの内容は同じで、BGMの変更、答える著名人の背景色が女性の赤、男性の黄・青に加え、著名人をイメージしたイラスト背景が登場した。 声クイズ ヒヤヒヤヒヤリング クイズ発想辞典の代わりに始まったコーナー。有名人の声(素材はインタビューのものなど、すでに何らかの形式で発表されているもの)のみが流れるので、それが誰のものかを当てる。 わかった時点で挙手をし、回答台でフリップに記入し、浜田に見せて正誤を判定してもらう。正解(基本はフルネーム限定)なら勝ち抜けで得点獲得。誤答の場合は(特に惜しい場合を除き)浜田が読み上げる。時間内は何回でも回答できる。正解できず制限時間終了となったら「ドボン」となり、その解答者の持ち点が半減する。 1位で正解すると10,000点獲得、以下2位9,000点、3位8,000点と1,000点ずつ獲得点数が減るが、最低1,000点は獲得できる。 チーム戦時代は、コーナー開始時点でのチームの点数を2人に均等配分し、問題に全員が参加(MAXなどのグループは1人としてカウントし、問題には代表者1名のみが参加)していた。コーナー終了時点でチーム2人の点数を再度合算していた。 個人戦移行後も継続された。特に伊東四朗が苦手としていたため、末期は浜田が「伊東四朗のヒヤヒヤヒヤリング」とタイトルコールしていた。 松本もクイズに参加していたが、勝ち抜け順位の対象とせず、パネラーの得点変動には影響しなかった。 バイバイチャンス・日本人の「あいうえお」 1,000人に指定された50音の頭文字から始まる言葉のアンケートの1位を当てる。解答者全員がフリップに回答を出し、チーム内で相談をして1つの回答を選択。1位を当てれば持ち点が倍増、2位を当てるとドボンとして持ち点が半減する。穴埋め問題形式(「○○カー」「ミスター○○」や特定のへんが付く漢字など)に変更後は、ベストテン圏外の回答を書いても持ち点が半減するルールとなった。 バイバイチャンス・ダウンタウンのおいちょかぶ 「日本人のあいうえお」の代わりに始まったコーナー。花札のおいちょかぶをベースとしたクイズで、あるアンケート調査のベスト10の項目が出される。項目は同じだが、男女別2つに分かれており順位は隠されている。ダウンタウンが親となり、まず松本が男女どちらか片方のカードを各チームに配り、最後にダウンタウンがカードを引く。アンケート結果の順位が最初の数字(順位の発表は当初カード配布後だったが、のちに配布前に変更された)となる。この結果を参考に、明かされていない方の性別のアンケート結果の順位を予想し、2つの順位の合計の下1桁が9に近ければ勝利となる。まずダウンタウンがカードを選び、各チームはダウンタウンが選んだカード以外の中からカードを選ぶ。各チームの選んだカードの順位が発表されて勝負する下1桁の数字(番組では0は「ぶた」、1は「いんけつ」、2は「にたこ」、3は「さんた」、4は「よんた」、5は「ごけ」、6は「ろっぽう」、7は「なき」、8は「おいちょ」、9は「かぶ」と呼んでいた)が決定した後、親のダウンタウンの選んだカードの順位が発表され、下1桁の数字が親のダウンタウンより大きければ解答者の勝ちで得点が倍増、同数以下の場合はダウンタウンの勝ちで得点が半減する。ダウンタウンが9を出せば、解答者は必然的に全員負け、解答者が0を出してしまうと負け決定となる。 DX国民投票→DXスーパー国民投票 街頭で1,000人(基本的に5世代×200人か4世代×250人。まれに人数割合が異なっていた。特番では2,000人の場合もある)にアンケートを行い、最も票を多く得た項目はどれかを予想する番組のラストクイズで、内容はイメージレースと同様。レース結果を知らない松本が独断と偏見でオッズを設定しており、それを参考に持ち点を全額賭ける。正解すると持ち点が設定されたオッズで返され、それが獲得賞金となる。回答順は持ち点の高いチームからで、同点の場合はジャンケンをしたり協議していた。 ゲーム・トーク番組へ移行後も、1999年9月まで引き続き行われた。
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