クイズ番組の出題の傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 00:36 UTC 版)
「クイズ番組」の記事における「クイズ番組の出題の傾向」の解説
視聴者参加型のタイプと、タレント出演型のタイプとでは出題する傾向が概ね決まっていた。 視聴者参加型の番組では、知識を問われる内容、例えば過去の歴史、ヒット曲、最近の時事問題などが取り上げられることが多い。 一方タレント出演型は、近年は『サルヂエ』や『脳内エステ IQサプリ』、『島田検定!! 国民的潜在能力テスト』など知識よりも思考力を試すクイズ(なぞなぞ、あるなしクイズ、間違い探し、モノ当てなど)が増えてきている。 2007年以降、スザンヌ・上地雄輔などの珍解答が受け、クイズ番組自体はもちろんのこと、本人の知名度を大きく広めた芸能人の「おバカタレント」(『クイズ!ヘキサゴンII』からPaboや「羞恥心」という音楽ユニットまで結成された)と、「雑学王」と呼ばれたり「高学歴」である知性派タレント、さらに平均的な成績の3タイプのタレントがおり番組によって需要が違う。知識系番組には知性派タレントが多く、『ヘキサゴンII』のような珍解答が期待される番組ではおバカタレントが大活躍する傾向が強い。勝負に関係の無いクイズ番組では平均的な知識のタレントが多く出演する。また、2010年代以降の知識系番組には、現役東京大学生と知性派タレントが対戦する番組も登場している。 故に、クイズ以外の番組ではほとんど出演しないタレントが出演する事も多い。最近では、芸歴が浅くネタ番組などにはほとんど出ていないが高学歴と言う点で呼ばれる若手芸人や、普段はクイズ以外のバラエティ番組にあまり出ない俳優や歌手が一度出演した際に珍回答を連発しおバカタレントとして認知され度々呼ばれるようになる例などがある。 問題そのものは難しくないが、「制限時間内に規定問題数以上答えなければならない」「参加者全員が正解しないとポイントとならない」など解答者にプレッシャーをかけることによって、解答を難しくしているものもある。
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