変形版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 07:34 UTC 版)
URLにBase64を含ませると、+ と / が問題を引き起こすことがある。これらの文字がURLで特別な意味を持つために %XX の形にエスケープする必要が生じるためである。他にも、+ と / が特別な意味をもつ個所(正規表現など)やその使用が制限される個所(XMLなど)でBase64を用いるときには、この2文字のかわりに !, -, . などを用いることがある。 変形62番目の文字63番目の文字パディング1行が固定長か行の最大長改行文字指定された文字以外を使えるかどうか行のチェックサムオリジナルの Privacy-Enhanced Mail (PEM) の Base64(RFC 1421, deprecated)+ / =(必須) はい(最終行を除く) 64 CR+LF 禁止 (なし) MIME の Base64 転送エンコーディング(RFC 2045)+ / =(必須) いいえ(可変) 76 CR+LF 許可(破棄される) (なし) RFC 3548 や RFC 4648 の標準の 'Base64' エンコーディング+ / =(必須) はい(最終行を除く) 64 または 76(改行が必要な場合のみ) CR+LF(改行が必要な場合のみ) 禁止 (なし) OpenPGP用「Radix-64」(RFC 4880)+ / =(必須) いいえ(可変) 76 CR+LF 禁止 24ビットCRC(Radix-64-encoded, including one pad character) UTF-7 のための変形 Base64(RFC 1642, obsoleted)+ / (なし) いいえ(可変) (なし) (なし) 禁止 (なし) ファイル名のための変形 Base64(非標準)+ - (なし) いいえ(可変) (ファイルシステムの限界、一般には255) (なし) 禁止 (なし) URLアプリケーションのための変形 Base64('base64url' encoding)- _ (なし) いいえ(可変) アプリケーション依存 (なし) 禁止 (なし) XML名前トークン向け修正Base64(Nmtoken). - (なし) いいえ(可変) XML パーサー依存 (なし) 禁止 (なし) XML識別子向け修正Base64(Name)_ : (なし) いいえ(可変) XML パーサー依存 (なし) 禁止 (なし) プログラム識別子向け修正Base64(変種1,非標準)_ - (なし) いいえ(可変) 言語・システム依存 (なし) 禁止 (なし) プログラム識別子向け修正Base64(変種2,非標準). _ (なし) いいえ(可変) 言語・システム依存 (なし) 禁止 (なし) 正規表現のための変形 Base64(非標準)! - (なし) いいえ(可変) アプリケーション依存 (なし) 禁止 (なし)
※この「変形版」の解説は、「Base64」の解説の一部です。
「変形版」を含む「Base64」の記事については、「Base64」の概要を参照ください。
- 変形版のページへのリンク