ガイアに関する要素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:41 UTC 版)
「スターラスター」の記事における「ガイアに関する要素」の解説
エネルギー ワープ、推進、ビーム発射、シールドの回復など、ガイアのあらゆる行動によって消費される。ベースにロックオンすることで補給が可能である。ただし、補給は一瞬で終了するわけではなく、補給量に応じたドッキング期間を要求される。 また、ファミコン版では補給回数に制約はなく、いつでもベースにロックオンさえできればエネルギーの補給と修理を受けることができるが、VS筐体で供給された業務用バージョンでは、一つのベースから受けることのできる補給回数は一度限りとなっている。 ベースでリアクターがパワーアップしていれば、エネルギー効率が良くなり、エネルギー消費量も抑えられる。 シールド ガイアの防御シールド。敵の攻撃を被弾した場合に、一定範囲内のダメージを吸収する。喪失したシールドは、シールド装置が健在、かつ回復に必要なエネルギーが残存している場合に限り、時間に従って自動的に回復される。つまり、単発の被弾では吸収可能な攻撃であっても、シールドの回復を待たずに連続して被弾した場合には、故障や撃墜などの被害を受け得る。 ベースでシールドのパワーアップを受けていれば防御力が、リアクターのパワーアップを受けていれば回復速度が早まる。 ガイアのレーダーディスプレイ マップディスプレイとコンバットディスプレイの2つのモードを切り替えて使用する。 マップディスプレイは完全な平面であり、マップ全体の惑星やベース、アステロイド、そして敵編隊の位置などがプロットされる。マップディスプレイ上での移動はワープによってのみ可能であり、ワープ先の指定や光子魚雷の発射もこのマップディスプレイ上において行う。 コンバットディスプレイは、敵編隊との会敵時、またベースや惑星の空域でロックオンを行う際などに使用される。ガイアを中心として、敵機やベース、惑星などとの相対位置を示す3D空間を俯瞰方向から平面上にプロットしている。対象が水平軸面から上下に外れていてもブリップ(対象位置を示す光点)の形状や色に変化は無く、上下関係は視覚化されない。 この仕様であってもガイアを上下に旋回させた際のブリップのレーダー上での移動で上下関係を判断することは可能である。ガイアを上に旋回させた際、ガイア上方にあるブリップはレーダー上では上方に移動し、ガイア下方にあるブリップはレーダー上では下方に移動する。ガイアを下に旋回させた際は、移動方向は逆になる。ブリップの移動量は対象が上下に離れているほど大きく、水平軸面付近にある場合はほとんど移動しない。 対象を画面内に捉えるためには、まずは左右旋回でブリップをレーダー上で真上に移動させた後、レーダー上でブリップが上方に移動する方向に上下旋回する。この際にブリップがレーダー外に出てしまう場合は、いったん上下旋回をやめてAボタンで前進し、再度レーダー内に入れる。上下旋回してもブリップがほぼ動かなくなったら、対象は真正面に来ている。あとは上下旋回をやめ、Aボタンで前進すれば画面内に入る。 なお、戦闘時には敵機は水平軸面付近から出現するため、移動は左右旋回とAボタンによる加速を基本とし、上下旋回は照準調整のみに用いると戦い易い。 X68000版では、これを多少なりとも緩和するため、ガイアを中心とした3D空間内で、ガイアの水平軸面から上方と下方に存在する対象物をそれぞれ色と形状で区別してプロットするように改善されている。 戦闘時に出現する敵機体は3機までである。敵機を破壊するたびに、新手が出現し、これを繰り返すことで敵機を全滅させることになる。 故障と修理 被弾によって被ったダメージがシールドによって吸収し切れなかった場合には、戦闘機ガイアに搭載されている機器の一部(エンジン、レーダー、コンピュータのいずれか)が破損する。ダメージが甚大な場合には機体そのものが破壊され、ゲームオーバーとなる。 故障には、DAおよびNGの2段階あり、DA段階では下記のどちらか片方の故障、NG段階では双方の故障が発現し、修理までの間、機能が制限される。ただしトレーニングモードではどんなに被弾しようが故障は絶対に発生しない仕組みになっている。なお、甚大なダメージやエネルギーが尽きたことによるゲームオーバーは存在する。 レーダー(RAD)マップディスプレイの更新が停止し、敵編隊の侵攻や惑星の破壊消失などが察知できなくなる。 コンバットディスプレイの光点が点滅し、敵機やベース・惑星の捕捉が困難となる。 コンピューター(COM)光子魚雷を発射できなくなる。 戦闘画面上において照準(ガンクロス)が表示されなくなる。 エンジン(ENG)推進力が通常時の1/8に低下する。 シールドを回復できなくなる非常に危険な状態。 故障個所の修理は、ベースへのロックオン、またはスターノイドの召喚によって可能となる。 また、エンジン、レーダー、コンピューターの全てがNGになった場合でも、機体そのものが破壊されない限りゲームの続行は可能である。この場合、画面にRED ALERTと警告が表示される。 パワーアップ コマンドモードおよびアドベンチャーモードでは、マップモード上に4箇所存在するベースにドッキングした際、エネルギーの補給完了後に、ビーム、シールド、リアクター(エンジン)のいずれかがパワーアップされる。パワーアップ時は、効果音が鳴り、どの機能がパワーアップしたのかがメッセージ表示される。 同じベースから複数のパワーアップを得ることはない。そのため、パワーアップを得る前にベースが破壊された場合、そのベースが所持していたパワーアップは得ることが出来なくなる。暗黒惑星の宙域では敵の攻撃が激しくなるため、3つあるパワーアップのうちどれか一つが欠けても、クリアは非常に困難となる。 ビーム攻撃力倍増 シールドダメージ吸収量の倍増 回復の際のエネルギー消費量の減少 リアクターエネルギー消費効率アップ・使用エネルギー削減 推進力の倍増 ワープ時を含むエネルギー消費量の減少 ワープ所要時間の減少 シールド回復速度の上昇 シールド回復の速度は、シールドではなくリアクターのパワーアップによる。 4箇所のベースのうちパワーアップを受けられないベースでは、条件を満たした際にフォトントーピドー(光子魚雷)の補給を受けられる。
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