その他の技・武器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 15:43 UTC 版)
「超電磁ロボ コン・バトラーV」の記事における「その他の技・武器」の解説
超電磁ヨーヨー バトルリターン(円盤型武器)を二つ合体させ超電磁の糸で操る。バトルリターンは両肘と両腰にそれぞれ装備されており、二個を同時展開する図もよく見られたが、腕部の射出シーンがまともに描かれたのは初登場の回のみ(で、それ以後は腰のパーツを投げた次の瞬間には二つのヨーヨーを扱っている事が多い)。第4話でどれい獣・デモーラに対抗するため、豹馬が見ていたテレビに映ったヨーヨーチャンピオンの妙技(ここは実写フィルム)にヒントを得て発案され、溶解液に耐える新金属アルファ鋼で造られた。 制作上の理由としては、本作品のスタッフが和田慎二のマンガ「スケバン刑事」でヨーヨーを武器として使っている事からアイディアを得たものである。書籍「和田慎二全コレクション」に収録されている、和田慎二漫画化生活20周年パーティー出席者へのインタビューにおいて、出席したアニメスタッフが「和田先生に内緒で拝借した」と明言している。一方高千穂遙は、長浜忠夫の指示で武器を考えていたとき、和田に電話して快諾されたと発言していることから、偶然にも思惑が一致した形になったと言える。 バトルリターン 合体する前のヨーヨーパーツ。手裏剣のように投げる。投げた後は自動的に戻ってくる。こちらは第1話より登場している(この時は腰のパーツのみ使用)。 超電磁ヨーヨー・ダブルカッター 超電磁ヨーヨーを二つあわせた技。通常よりも巨大なヨーヨーになる。超電磁ヨーヨー初登場の第4話で、一度だけ使用された技。この時にはどれい獣デモーラを撃破。 高圧超電磁バリアー どれい獣・デモーラの溶解液を防ぐために使用された。多大なエネルギーを消費し、長時間は維持できない。この設定が攻防一体の武器、超電磁ヨーヨーを作る下地となっている。 熱線砲一斉発射 額、両手人指し指、ビッグブラスト、両膝、両つま先の穴(上)の計8箇所から一斉に熱線を発射する。ゲージをマイナスにする事で冷凍式熱線砲になる。一度だけ使用された技。 エレクトロダート 本来はバトルクラッシャー用武装の名。バトルリターンから光弾を撃ち出す。後にバトルクラッシャー底面からエレクトロダートという名前で小型のドリルミサイルが発射されるようになってから使われなくなった。 ビッグブラスト 腹部より発射される巨大ミサイル。前期は腹部の黄色い円形パーツがそのまま先端が平らなミサイルとして発射しており(円形パーツは発射後、新たに装着されている)、後期はその部分がシャッターカバーで、開いた上で、先端が流線型で別の色のミサイルを発射するのが基本となったが、いくつかバリエーションがある。基本設定では縦に二つに分けて収容され、下部の前半分が正面外に引き出された後、上部の後半分が降りてきて前部と合体し、発射される事になっていた。取り分け後期は連射したりで、組み付いた敵をふりほどいたり、超電磁スピンへの連携に使ったり、と、ここぞという時に活躍している。また黄色い円形パーツは超電磁エネルギーの吸収盤となっており、ここで集めたエネルギーをビッグブラストのパワーアップにまわす事が出来る。 ビッグブラスト・ディバイダー いわゆるクラスター爆弾。先端が紡錘型になり、開いた先端から無数の小型ミサイルを放つ。通常のビッグブラストが黄色なのに対し、こちらは青色。 超電磁スパーク 頭部の角から発生する超電磁エネルギーを指先に集めて叩きつける技。 超電磁フルスパーク 超電磁スパークのパワーアップ版。超電磁エネルギーを全身から放射して敵にダメージを与える。 パルスショック 頭部の角から発射するレーザー。 ツインランサー 28話から追加された新兵器で、両肩から射出する短槍(設定上、バトルクラッシャーの両翼が変形したもの)。柄の部分でつなぎ合わせて使用することも可能だが、基本的には両手に1本ずつ持って使用する。飛んでくる敵の武器を片端から全て斬って落とす「ランサー乱れ菊」、敵の両脇腹から反対側の肩へX字に斬り上げる「ランサー逆袈裟斬り」、普通に敵を切り刻む「ランサーカッター」、合体させたランサーを敵に投擲する「ランサーシュート」などの技が使用された。 前述のように(児童誌の記事にもある)クラッシャーの翼が変形したもののはずだが、交戦で失われた際、豹馬が十三に対して予備の有無を確認して射出するシーンがあるが、これが翼の予備かどうかは不明である。 なお、ツインランサーの初登場時期についてはアニメ版ではガルーダ・オレアナ最終決戦後だが、小学館の学年別学習雑誌『小学一年生』、『小学三年生』ではガルーダ・オレアナ最終決戦時、『小学二年生』ではガルーダ・オレアナ編に登場していた。 Vレーザー 28話から追加された新兵器で、額のVの字から発射されるレーザービーム。これやビッグブラストから超電磁スピンへの連携も見られた。 Vカッター 額のVの字から発射される実体カッター。一度だけ使用。 バトルチェーンソー 28話から追加された新兵器で、背部から刃付きのキャタピラ(バトルタンクの一部)を撃ち出し、敵の体を這うように切りつけて攻撃する。刃の切れ味はなかなかのもので、攻撃を受けたほとんどのマグマ獣には深い傷跡ができていた。予備のキャタピラが内蔵されている直接の描写は無いが、第31話でモグマに破壊された直後、既にキャタピラが装着されており、更に再度バトルチェンソーとして射出もしており、何らかの形で予備を持っている模様。また、射出せずに背中に装着したままの使用も可能。
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