お助け屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 17:21 UTC 版)
俥屋 陣八 (35) - 宮川大輔 俥屋陣八五代目。人力車夫。本名は緒方健二だが、劇中ではもっぱら「陣八」と呼ばれている(1話冒頭で鉄雄から「緒方」と呼ばれたが、以降は「陣八」と呼ばれている)。大阪府生まれ。5年前、先代である祖父に浅草に連れられ、3年前に五代目・俥屋陣八を引き継ぎ、『キッチン時代屋』の2階を間借りして暮らしている。表情豊かで正義感が強く直向きな性格だが、喧嘩は弱い。橋から川に飛び込む、階段を転げ落ちるなど痛みを伴う出来事に遭遇すると悩みを解決する名案を思い付くことが多いが、わざわざ危険な目に遭わなくても、激しい痛みが生じるツボを押されただけでも閃く。鉄雄に対しては本性を現すまで信じて疑わなかったが、成敗した後も彼を見捨てず「困ったことがあったら相談にのる」とだけ伝えて別れた。 ポン太 (32) - しずちゃん(南海キャンディーズ) 浅草の芸者。本名:倉木薫。キワモノ芸で、人気を博している。特技はボクシングで、怪力でもある。おどけた雰囲気だが、「パンダ」と言われると激怒する。京都の先斗町で芸者をしていた時、贔屓客だった荒巻に紹介してもらった悪徳金融業者から父親が金を借りたことが原因で、実家の老舗小料理店や土地を失う。その後、心労で父親も亡くなり、荒巻によって人生を大きく狂わされる。達也については少し気にかけているそぶりを見せる。また、達也が闇の掃除人たちを服従させているように、ポン太も4人の舎弟らしき強面の男性たちに慕われている。 井口 達也 (32) - 小泉孝太郎 代々、医者を営む裕福な家庭に生まれ、自身も城南大学病院で外科医をしていた。急患で運ばれた患者を手術したが、手術の前に診察した医師の処置ミスによって後遺症が残り、患者の親から責められた上、その患者が退院した翌日に自殺してしまう。金を渡すことで誤診を隠し、教授たちが行っている病院の隠蔽体質に働く意欲を失い、医師を辞め、ホストクラブ「BARON」でホストをしていた(背はそこまで高くないせいか、先輩ホストから「ちび」と呼ばれていた)。端整で柔和な容姿とは裏腹に、理知的な性格。当初は面白半分で陣八を手伝っていたが、ホストを廃業したため本格的にお助け屋に参加する。一応は表向きの職業についている陣八とポン太に対し、ホスト廃業後はフリーターとなっているため弄られることも多い。ポン太のことが気になっている。医師だったからか、ツボにも詳しく、薬物の調合にも長けており、劇中で達也スペシャルなる薬を開発している。鉄雄の事件解決後は医師業に復帰し、浅草に診療所を開業する。 神谷 萌 (17) - 有村架純(幼少期:伊藤星) 輝道の娘。高校生。明朗快活な性格で陣八を支える。父の輝道とは口喧嘩も多いが、内心では父親として敬い、ポン太のことを「姉さん」と慕っている。お助け屋の仕事は命を亡くす危険性があるからと父親に直接的に関わらないよう止められているため、パソコンや敵方に潜入し情報収集をする仕事で陣八たちをサポートしている。 神谷 輝道 (44) - 武田幸三 四代目の助っ人で、洋食店「キッチン時代屋」店主。萌の父親。通称「マスター」。元キックボクサー。料理上手だが、天然ボケな面もある。お助け屋の知識に詳しいが、陣八らにアドバイスする以外は直接参加することはない。頑固で口煩いせいで萌と口論になることが多いが、本心では大切に思っている。萌が荒巻に連れ去られた時には、ポン太と四代目とともに救出に向かった。 俥屋 陣八 - 加藤茶 俥屋陣八四代目。陣八の祖父で師匠。陣八にお助け屋の稼業を引き継いだ後、ハワイに旅立つが、第10話で帰国する。五代目陣八の危機を先代の助っ人と一緒に救った後に活を入れる。荒巻に連れ去られた萌を救うが、心臓発作で倒れて、最後は陣八に看取られ息を引き取る。そして彼の死が商店街の人々を動かし、結果的に陣八の危機を救った。 闇の掃除人 - 伊藤修子 達也が連れてきた謎の女性。達也に服従しており、お助け屋が成敗した相手に求人広告に掲載されていない秘密の仕事を斡旋する。物語の中盤までは頻繁に登場して活躍していたが第10話以降は登場しなかったり、物語序盤で顔を見せる程度と登場頻度が下がっている(お助け屋より目立ち過ぎたせいかと思われる)。低血圧な体質。普段は「どうも」などのセリフを言って登場するが、第7話では成敗相手が悪徳リフォーム業者であるためか、「害虫駆除に参りました」というセリフをくだりとして言って姿を現したり、また、「キッチン時代屋」の常連で、最終話ではクリームシチューを「ビーフシチューの白いやつ」と思いこんだり、スピンオフ版では「キッチン時代屋」のトイレを利用するなどコミカルな一面を持つ。 黒服の男1 - 坂井良多(鬼越トマホーク) / 黒服の男2 - 金野博和(鬼越トマホーク) 闇の女掃除人の部下。上司の女性から勤務中はお喋りを禁止されているため、無口で一切喋らないが、本性はお喋り好きで漫才が大好き。スピンオフ版では萌に片思いしていたことが明かされた。女性に恋をすると内気になる一面を持つ。
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