『メイベリー110番』(1960年~1968年)
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「アンディ・グリフィス」の記事における「『メイベリー110番』(1960年~1968年)」の解説
1960年、CBS系列の『メイベリー110番』の保安官、アンディ・テイラーとして出演。保安官であり町の賢者でもある男やもめが住むノースカロライナ州の架空の町メイベリーが舞台である。主なシーンはデシル・スタジオで、外観はカリフォルニア州カルバーシティのフォーティ・エイカーで撮影された。 1960年から1965年、性格俳優でありコメディアン、そしてグリフィスの長年の友人でもあるドン・ノッツが保安官バーニー・ファイフ役で共演した。テイラーの親友であり仕事のパートナーでもあるいとこ同士。最初のシリーズの会話中、「いとこのアンディ」「いとこのバーニー」と呼び合っていた。当時子役であったロン・ハワードがテイラーの一人息子オーピー・テイラーを演じた。 このドラマはすぐにヒット作となった。グリフィスはこの作品で作者として名前が載ることはなかったが、全ての脚本に携わっていた。ノッツはコメディの演技を評価されて5度、フランシス・ベイヴィアは1967年にエミー賞を獲得したが、グリフィスは放映中のノミネートは一度もなかった。 1967年、CBSとさらに1シーズン分の契約をしたが、その頃には映画など他の経歴を積みたがっていた。続編として農家の男やもめ役でケン・ベリー主演の『メイベリー R.F.D.』が製作され、前作の登場人物がレギュラーあるいはゲストとして登場した。グリフィスはこの続編のエグゼクティブ・プロデューサー(グリフィスによると、週に一度一週間分の台本をチェックして書き込むだけだった)として関わった他、5話分にゲスト出演した(ヘレン・クランプとの結婚のエピソードを含む)。1986年、再結集したテレビ映画『Return to Mayberry 』にテイラーとして再登場し、さらに1993年と2003年に再結集特別番組が放送され、いずれも高視聴率を獲得した。
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『メイベリー110番』
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「ドン・ノッツ」の記事における「『メイベリー110番』」の解説
1960年、グリフィスから自身の番組『メイベリー110番』(原題:アンディ・グリフィス・ショー)へのレギュラー出演をオファーされ、グリフィス演じる保安官アンディ・テイラーの従兄弟である副保安官バーニー・ファイフ役を演じる。5シーズンを通じて、エミー賞助演男優賞コメディ部門を5回受賞。 放送通信博物館のウェブサイトによると、バーニー・ファイフの役柄は以下のように要約されている。 横柄でロマンティックで、悪とも紙一重のバーニーは、銃をケースに入ったまま、あるいは天井に向けて誤射してしまい、寂しそうにアンディに銃を返すことが度々あるが、いつか正当に銃を撃つ日が来ることを夢見ている。このため、いつも銃弾を1つシャツのポケットに入れている。第196話では、犯人を追うためアンディから複数の銃弾を渡されるが、誤って犯人を逃がしてしまう。彼は不満だが、彼が思っているよりもメイベリーは小さく平和で、彼は他の都市では生きていけないと思われる。ドン・ノッツはコミカルで哀愁のあるキャラクターを冷静に演じ、番組は最初の5シーズンで3度のエミー賞を受賞した。 第1回放送後、グリフィスは『軍曹さんは暇がない』でのコンビと同様、ノッツは引き立て役であると考えていた。しかし、間もなくしてこの番組のコンビが特徴的であることに気付かされ、グリフィスはいくつかのインタビューで「第2回放送以降、私はドンの面白さを引き立たせるための引き立て役だった」と答えている。 当初、グリフィスは『メイベリー110番』は5シーズンほどで終わると予想していたが、ノッツは他の仕事を探してユニバーサル・ピクチャーズと5本の映画出演契約を結ぶ。グリフィスはノッツの番組残留を望んだが、ノッツの決意は固かった。ノッツの自伝によると、グリフィスの続行意思を知った時には映画の最終契約には至っていなかったが、この好機はもうないと考えて映画出演契約を結んだという。1955年、ノッツは『メイベリー110番』を降板し、番組内でバーニーはノースカロライナ州ローリーの警官隊に入り家族と共に引っ越したことになった。
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『メイベリー110番』
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「ハル・スミス」の記事における「『メイベリー110番』」の解説
1960年から1968年の間『メイベリー110番』放送中のほとんどの期間演じていた酔っ払いのオーティス・キャンベルとしてよく知られている。鍵に手が届く居心地の良い2つの監房にいつも自ら入る役をコミカルに演じた。実際の彼は役とは正反対である。長い付き合いのアンディ・グリフィスとドン・ノッツによると、彼は実生活では飲酒をしない。番組終盤、番組のスポンサーが飲酒に関して難色を示したため彼の出番はなくなってしまった。1966年、ドン・ノッツのコメディ『The Ghost and Mr. Chicken』のカルヴァー・ウィームス役で出演し、オーティスと同じような酔っ払い役を演じた。 1986年、テレビ映画『Return to Mayberry』で再度オーティス役を演じることとなった。この番組でオーティスはアイスクリーム販売車の運転手をしており、「ここ数年飲んでいない」としている。後に飲酒運転防止母の会のコマーシャル、アラン・ジャクソンの『Don't Rock the Jukebox』のミュージック・ビデオにもオーティスとして出演している。 1960年代後期、International House of Pancakes (現アイホップ)がスポンサーとなった朝の子供番組、KTLAの『The Pancake Man 』に出演。1971年、『ゆかいなブレディー家』のエピソード『The Winner 』でカートゥーン・キングという名でパンケーキ・マンを再現した。
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