くわ・える〔くはへる〕【加える】
読み方:くわえる
1 今まであるものに、さらに他のものを添えて合わせる。現在あるものの上に付け足す。また、そのようにして数量や度合いを増す。「だし汁を—・える」「規約に一項を—・える」「列車が速度を—・える」
2 同じことをする人の集まりに含める。仲間に入れる。「一行に—・える」「役員に—・える」
3 ある作用を他におよぼす。影響を与える。「危害を—・える」「一撃を—・える」「手心を—・える」「説明を—・える」
[用法] くわえる・そえる——「もう一品加える(添える)」「言葉を加える(添える)」などでは相通じて用いる。◇「加える」はあるものに他のものを入れて一つにしたり、何らかの作用を他に与えたりすること。「2に3を加える」「仲間に加える」「攻撃を加える」などと用いる。◇「添える」はすでに満たされ、完成しているものに、さらに何かを付け加える意。「贈り物に手紙を添える」「舞台に花を添える」◇類似の語に「足す」がある。「足す」は、必要量が満たされるように足りないものを補い加える意。「煮物が焦げないように水を足す」などと用いる。
くわ・える〔くはへる〕【×銜える/×啣える/×咥える】
くわえる
加
加 |
叼
叼 |
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尚
尚 |
「 くわえる」の例文・使い方・用例・文例
- 万一に備えてお金をたくわえる。
- パイプをくわえる.
- 口にくわえる
- 指をくわえる
- 火の付いていないタバコをくわえる
- 人、数、姓、時制、局面などを示す活用変化をくわえる
- 魚をたくわえるために膨張性の袋を持つ大きく貪欲な暗い色をした長い首の海鳥
- ハチのようにたくわえる
- ミツバチは、蜂蜜と花粉を巣にたくわえる
- 肉で食糧棚をたくわえる
- 喫煙者が口にくわえるパイプやシガレットホルダーの管
- 酒をたくわえる壷
- (物を口に)深くくわえる
- 紙巻き煙草の口にくわえるための厚紙の部分
- 財物をたくわえる
- 密かにたくわえる
- きせるの口にくわえる部分
- きせるの雁首を下に向けてくわえること
- 金銭を何回かにわたって少しずつたくわえること
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