西武ドーム 施設概要

西武ドーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 01:25 UTC 版)

施設概要

球場データ

西武ドームのフィールド(2007年までの仕様)
  • 所在地 : 埼玉県所沢市大字上山口2135
  • 収容人数 : 31,552人[17]
  • 延床面積 : 42,541m2
  • 両翼 : 100 m、中堅 : 122 m(1999年 - )
    (1998年までは両翼 : 95 m、中堅 : 120 m)
  • 外野フェンスの高さ : 3.2 m(中堅) - 4.37m(両翼)(1999年 - )
  • グラウンド面積 : 12,631.29m2(2009年 - )
    (1998年まで13,300m2、1999年から2007年までは13,860m2、2008年は12,686m2
  • 内外野 : 野球専用人工芝(ミズノ社製 MS CRAFT BASEBALL TURF-V)(2023年 - )
  • スコアボード : 全面フルカラーLEDパナソニック製、高さ13m×横幅46m×1面)(2021年 - )

フィールド

一塁側ブルペン(2007年)

国際規格を満たす球場としては日本では一般的な両翼100m、中堅122mの大きさである。開場当初は両翼95m、中堅120mで、1979年当時としては最も広い球場であったが、1990年代には他球場が続々と国際規格を満たす様になったためにドーム化工事に伴ってスタンドが削られ、1999年から現在の大きさに拡張された。ファウルポール際のスタンドにその名残がある。

グラウンドは開場当初より全面人工芝である。当初はパイル長が短く、フィールドの色も「いかにも人工芝」という鮮やかな一面のグリーンであった。またホームベース後方には英筆記体のLionsのロゴ、一塁側ファウルゾーンにはペットマークの「レオ」が描かれ長年ファンに親しまれていた。2008年に人工芝の全面張替えを実施し、新型人工芝「アストロステージMJ」が採用された。これは長さの違う二種類の芝を組み合わせ、より景観や機能を天然芝に近づけたもので、一見天然芝のような自然な雰囲気に落ち着いた。この張替えの際、ベンチ変更が検討されていたこともあって球団ロゴとレオマークのペイントが一旦廃止されたが、このうち球団ロゴのみが2009年からホームベース後方に、ライオンズのユニフォームスポンサーであるナイキのロゴマークと横並びで復活した。三塁寄りが球団ロゴとなっていたがこれもすぐに廃止されている。2015年現在は三塁ベンチ上に球団ロゴがデザインされている。なお、外野フェンスにあったナイキのロゴは、2015年シーズンからは廃止されている。2015年12月中旬より人工芝の全面張替えを実施。日本プロ野球チームの本拠地としては初となる、ミズノ社と積水樹脂社の共同開発による野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」が採用された[18]。これは形状の経年劣化が少なく、ボールのバウンドの際の充填剤の飛散を従来より抑えたもので、色は内野部分を土色にしたツートーンカラータイプである。2023年シーズンより、人工芝を国内球場では初となる環境配慮型「MS CRAFT BASEBALL TURF-V」に全面張替え。衝撃吸収性などの向上、光の反射の抑制などが図られたほか、耐久性向上により人工芝のちぎれが抑制され、マイクロプラスチックの飛散を抑えられるとしている[19]

ブルペンは外野側のファウルグラウンドの外側にあり、プレイングフィールドとはフェンスで仕切られている。かつてこのフェンスは金網のみであったが、2001年平尾博嗣がファウルフライの処理の際に、スパイクシューズの歯を金網に引っ掛けたことが要因となって大怪我を負ったために下部にラバーが追加された。また位置も2007年以前はホーム寄りであった。

開場当初のブルペンの方式はほっともっとフィールド神戸(神戸総合運動公園野球場)長野オリンピックスタジアム(南長野運動公園野球場)でも採用されている。ほっともっとフィールド神戸はフィールドシートの採用の際に位置が変わったが、これに追随するような形で西武ドームも似た位置に移動している。

2008年からはファウルグラウンドが規定値の近くまで狭められ、2009年からグラウンド面積は12,631.29m2になったが、この数値は2009年現在、日本プロ野球球団の本拠地球場のなかで最小である。

フェンス

外野フェンスはラバーと金網の組み合わせで、中堅付近は高さが3.2mとなっている。両翼ファウルポールそばの座席部分に向かうにつれてラバー部分が少しずつ高くなっているが、これはフィールドの拡張でスタンドが削られた際に、その断面の高さに合わせてフェンスの高さを変えているためである。

2008年シーズン前の改修時、内外野フェンスの緩衝材にアメリカ・プロマット社製の「スカイデックス ウォールパッド」が採用された。2種類のウレタン素材(軟質ポリウレタンフォームとサーモプラスティックウレタン)を組み合わせたもので、従来のポリウレタンパッドと比較して約5倍の衝撃吸収力を確保している[20]

内野フェンスでは、2020年シーズンまで、ラバーフェンスの上方に高さ5mの防球ネットを設置していた。しかし、同年オフシーズンの改修工事で、防球ネットの高さを20mにまで伸ばした。西武球団では、改修計画を立案する段階で、打者が打席から放ったライナー性の打球がスタンドへ向かった場合のシミュレーションを実施。シミュレーションを基に、打球の速度や打球にかかる重力・空気抵抗のデータを解析した。その結果、防球ネットの高さを20mまで伸ばした場合には、内野席の観客がライナー性の打球の直撃を避けられる確率が、従来の5mネットの設置を続けた場合に比べて96%上昇することが判明したという[21]

スタンド

バックネット裏の通路(ビクトリーロード)
球場外にあった、カブレラ地蔵(2008年開幕前に撤去)

建設の頃のアメリカでは、円形兼用球場全盛で同時期の横浜スタジアムも円形となったが、この球場は従来型の扇形となっている。掘り下げ式のためにスタンド内部には施設が存在しなかったが、2009年より内部にも施設が増設されている。

入場ゲートは開場当初より1塁側と3塁側に独立して設置され、再入場が認められていた(1塁側および3塁側のどちらかにしかない売店・商品があり、バックネット裏のエリアは対応するチケット購入者以外は通行できないため)。2020年シーズン終了後に両ゲートが撤去され、2021年より新たにメインゲートが設けられた[22]。同年は再入場が認められなかったが、翌2022年よりサブゲート経由で再入場が再開された。

内野席はほぼ全ての席にカップホルダーがついている。前述のように掘り下げ式のため、外周通路や内野スタンド中段、下段にある通路を通り試合を見ながらアクセスできる。外周通路には白線によって立見席スペースが設定されており、混雑時には専用チケットが用意されることがある。バックネット裏はスペシャルシートとされており、座席が革張りであり、入り口が別に存在し、勝利時はビクトリーロードを通る選手と直接触れ合えるなど他の観客席とは一線を画している。この席は1席ではなく2席単位で販売されている。また、ベンチサイドシートとバックネット裏は年間チケットが発売されている。バックネット裏は4席単位でのボックスシートとしての販売となっている。これ以外にも特別観覧席として事前予約が必要なスイートルームがある。2009年より「ダグアウトテラス」(テラスシート)と「フィールドビューシート」(フィールドシート)を追加。2020年からは、野球場の観戦スペースとしては珍しい「ステンレスカウンター」(ステンレス製のカウンター付き立ち見席)を、一塁側内野スタンドの上段に設置している[23]

2019年まで、西武が勝利すると選手たちはバックネット裏の「ビクトリーロード」と呼ばれる階段を通ってロッカーに引き上げており、ファンにとっては選手とふれあうチャンスの場でもあった。2021年からはバックネット裏に後述のプレミアムラウンジが建造されたことに伴い、ビクトリーロードもラウンジの一角を通る形式に変わった(2020 - 2022年は新型コロナウイルスの流行のため、ファンと選手の接触を防ぐべく、西武の勝利時もビクトリーロードは使われなかった)[24]。なお、ビジターチームおよび勝てなかった時の西武はベンチ裏にある108段の階段を登らなければならなかったが、ラウンジの開設により階段は消失した[25]

外野エリアについては、開場から2020年までの42年間にわたって、スペースの大半を芝生席に充てていた。残りのスペースには長椅子による座席が設けられていたが、席数が少ないうえに、西武戦の開催日には私設応援団が応援のために陣取っていた。ドーム化前の芝生席は天然芝だったが、ドーム化以降は人工芝に変わっている。

ドーム化前の芝生席は、天然芝の保護を優先する関係で、一般客への開放を公式戦開催期間中の週末・祝日、学生の夏季休暇期間、西武または対戦球団のパ・リーグ優勝が決まる可能性のある試合、日本シリーズに限っていた。観客席をドーナッツ状に覆う金属屋根が完成した1998年も外野席は天然芝だったが、屋根により日陰となった観客席の日照量が著しく落ちたため芝生が枯れ果ててしまった。このため、外野席へ持参したシートをテープで固定する場合には、養生テープの使用しか認めていなかった。しかし、2020年オフシーズン中の改修工事[22]で、芝生席を椅子席へ全面的に転換。ライト側の後方には、「ライトパノラマテラス」と称するカウンター付きの座席(140席)を新設した[26]

この工事では、「ライトパノラマテラス」に加えて、バックネット裏に常設される観戦スペースとしてはNPB12球団の本拠地球場で最も広い「ライオンズ プレミアムラウンジ」(483人まで同時に収容できるスペース)をバックネット裏スタンド席の地下部分、「プレミアムエキサイトシート」(砂かぶり席)203席をラウンジの前方、「ネット裏テーブル4」(グループ席)「ネット裏カウンターシート」(カウンター付きの座席)「ネット裏指定席」をバックネット裏のスタンド[27]、「ダグアウトトップシート」を一・三塁側ダッグアウトの真上、「ライオンズユニバーサルデッキ」を左翼エリアの上方(スコアボード左支柱の土台付近)、「ビジターユニバーサルデッキ」を右翼エリアの上方(スコアボード右支柱の土台付近)、「ステンレスカウンター」を三塁側内野スタンドの上段[23]にそれぞれ新設した。「ユニバーサルデッキ」は車椅子の搭乗者・同伴者だけが入場できる打球防御板付きの観戦スペースで、「プレミアムエキサイトシート」や「L'sテラスシート」にも同様のスペースを設けたことによって、車椅子に乗ったまま観戦できる席を工事前から大幅に増やしている[28]

なお、西武球団では2021年から、サーモス(THERMOS)との間で「ステンレスカウンター」、名糖産業ホームランバーの製造元)との間で「ライトパノラマテラス」の施設命名権スポンサー契約を締結。契約期間中にはそれぞれ、「THERMOS ステンレスカウンター」「メイトーホームランバー ライトパノラマテラス」として稼働させている[22][26][23]。同年7月16日金曜日)には第71回NPBオールスターゲーム第1戦が開催されたが、新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置が日本政府から埼玉県内へ発出されていたことに伴って、入場券(チケット)の販売数を1万枚までに制限。オールスターゲームの開催自体が2019年の第2戦(阪神甲子園球場)以来2年振りであったにもかかわらず、有料入場者の総数は8,992人で、オールスターゲーム史上最も少なかった[29]

売店・売り子

売店は上段通路外側に点在している。2018年までは、バックスクリーン裏の入場口からバックネット裏に向かって順に席のグレードが上がっていく関係上、境目でチケットチェックがあるため、席種によっては利用できない売店があった(内野指定席エリアの売店は自由席券では利用できないが、内野指定席の券ならば自由席エリアの売店は利用できるなど)。2019年よりチケットチェックが廃止され(外野芝生エリアやフィールドビューシートなどに入る際のチェックは継続)、席種による制限は大部分でなくなった(プレミアムシート限定ショップは引き続き存在)。

2009年からは内野スタンド中段内部に「L’s Dining(エルズダイニング)」と呼ばれる売店も追加されている。同時期に一部を除いた売店で電子マネーPASMO(および相互利用可能なIC乗車カード)が利用できるようになった。2019年までは、グルメワゴンと称される移動販売車での売店が球場外で営業していた。

また、グルメワゴンを含むほぼ全ての売店でライオンズファンクラブ向けのポイントサービスである「Lポイント」の加算を受けることができる。売り子は非対応であったが、2020年より購入時に「Lポイント補助券」が配布され、球団公式アプリかファンクラブマイページより情報を送信すると加算されるようになった。

当球場には、2008年まではクレジットカードによる支払い対応ができるビールの売り子が少数ながら存在していた。ハンディタイプのCATクレジットカード処理端末を持ち歩いており、帽子にはクレディセゾンビザマスターカードの3つのロゴが入っていた。なお前述の売店PASMO対応に伴い、売り子のクレジットカード対応は終了した。

球場広告

2010年より外野席上部に設置された巨大広告

球場開き以後、1997年までスコアボードの広告以外、フェンス・スタンドの広告は一切排除されてきた。1998年にスタンド(観客席)の屋根部分に初めて広告看板が設置され、1999年の完全ドーム化でレフト・ライトのポール際のフェンスにそれぞれ4枚ずつの広告が貼り付けられるようになった(その後増加)。

なお、通常のドーム球場の外野席に設置される巨大な広告看板は、鉛直方向に設置できないために一般的な横長サイズの看板を2009年まで設置していたが、2010年から他のドームのような巨大看板を斜め方向にした状態で掲出している。かつて左翼側スタンド上の天井に設置されていた文化放送(JOQR)の看板に打球を直撃させた選手には、同社から1000万円の賞金が出ることになっていたが、達成した選手はいなかった。

2009年には屋根部分ホームベース側の看板が、広告から西武が日本一(西鉄時代を含む、2008年はアジアシリーズ制覇)となったシーズンを記念するパネルに変更された。優勝年表示は全てその年使用のユニホームの番号のロゴを使用。2012年からはその右側に稲尾和久永久欠番「24」を顕彰するパネルを設置していた。これらのパネルはいずれも2020年までの掲示で、同年シーズンオフに撤去された。

スコアボード・ビジョン

1993年時のスコアボード(中央部はジャンボトロン) 日本シリーズ第1戦
2007年時のスコアボード(中央部はスーパーカラービジョン)
2008年から2020年まで使用されていたL Vision(全面がアストロビジョン)
西武プリンスドームのスコアボード

スコアボードは開場から2020年まで、躯体はそのままで表示部分などを改修しながら使用し続けた。スコアボードの支柱には、命名権を使用するシーズンに関してはそのスポンサーの広告が掲示された。

1978年の起工時、最初に完成したのがスコアボード棟であり、更地にスコアボードのみ完成していた状態で新生西武ライオンズの写真撮影が行われた[30]

完成当初の発光部分は単色のHIDランプで左側に縦書きの選手表示、真ん中に大型映像装置(縦6.5m、横幅8.5m)、右にスコア(10回まで表示可能で、11回以降は、1 - 10回データをクリアして1回から入力)や審判団などの表示があった。大型映像装置は白黒であったが1987年にカラーのソニージャンボトロンに変更され、さらに1995年には東芝ライテック製のスーパーカラービジョンに取り替えられている。また、チーム名表示がアルファベット1文字からチームのロゴに変更された。

選手表示は横スクロール形式が採られていた。西武ライオンズ球場だった時代、南海ホークス(当時)・河埜敬幸の「埜」の文字データがなかったため、選手名に「河の」と表示されたことがあった。また2007年までは北海道日本ハムファイターズ(当時)・MICHEALの表記が「MICHEL」になっていた[注釈 13]

2007年オフから2008年春まで行われた改修工事ではスコアボード表示部が全面改修され、全面フルカラーLED松下電器(現:パナソニック)アストロビジョンとなった。画面の寸法は縦6.528m、横幅49.152mという長大なもので、フルデジタルハイビジョン映像による一画面のフル表示や最大4画面の分割表示に対応している。

スコア表示にはコンピューターグラフィックスを使用しており、野球の試合中は、一画面フル表示の演出を行うとき以外は3画面に分割して使用している。メンバー表は左画面に横書き表記で、スコアは右画面に表示される。中央画面は映像効果などで使用する。また、球速表示も中央画面に表示している。なおバックネット裏のサブスコアボードは改修されず従来の表示のままであった(基本的なイニング表示は9回まで。プロ野球仕様の延長戦であれば、延長12回までを追記できるようになっている)。

球団が同年3月16日から1か月間にわたって一般公募でこの大型ビジョンの愛称を募集した結果、2,514通のうち最多の254件の応募があったL Vision(エルビジョン)を採用、4月26日に命名された。同年の改修ではこの他、サブスコアボード下に縦1.152m × 幅30.72mのリボン状の新型映像装置が設置された[31]

2011年からは他の球場同様、ボールカウント表示を「SBO」から国際標準規格の「BSO」に変更することが同年3月18日に発表され、実施された。

2014年よりデザインが変更されて現在の打者の顔写真(西武のみ)を表示するようになり、守備位置表示が数字から英語略称になった(投手=P、捕手=C、一塁手=1B、左翼手=LF、代打=PH、代走=PRなど)。またサブスコアボードも発光部分がLEDに交換され、球速表示も追加された。2016年シーズンからはレイアウトはそのままながら、演出などをリニューアルしている。

2021年より大型化された現在のL Vision

2020年の練習試合の楽天戦において、スコアボード表示が2008-13年仕様に戻る不具合があった。チーム名はカタカナで「イーグルス」、「ライオンズ」と当時のものは異なった。

2020年オフにスコアボードは一旦解体され、2021年シーズンよりパナソニック製[32]の新たなスコアボードが設置された(名称は「Lビジョン」で変わらず)。新ビジョンは高さ13m×横幅46m、面積約600m2と従来の約2倍の大きさに拡大。なお支柱はそのまま引き継がれている。またバックネット裏のセンタービル屋上に、幅10.2m×高さ5.6m、約57m2のサブビジョンを新設[22][33]。これにともない、リボン状ビジョンは撤去された。

開場当初、スコアボードには球団旗などを掲げるポールがあった。ドーム化の際には屋根に干渉しないところまでポールの高さを下げ、風でなびいているような形に旗を固定して掲揚していた。スコアボードが改修された2008年からは他のドーム球場と同じバトン方式に変更されている。

バックスクリーン

バックスクリーンは5枚の横長のパネルで構成されており、その内の4枚が上部に引き上げられるようになっている(劇場などで使う緞帳とほぼ同じ)。また外野フェンスの中堅部分も左右に開くことができる。この中堅部分がフィールドへの搬入口となっており、打撃練習などに使用する機材などはこの搬入口から出し入れを行う。また両チームの用具・荷物等もここから出し入れを行っており、連戦最終日の試合終了後には、トラックが集荷のため直接フィールド内に乗り付けることもある[注釈 14]。またコンサートなどのイベント時にも、ここから機材・展示物の搬入を行っている。時間帯によってはこの搬入口後方から、場内をフィールドレベルで見渡すことができる。試合終了後にグラウンドに入場できるイベントでは一般客の入退場口となる。

2014年からはバックスクリーン部分の外野フェンスの金網部分には網目の細かいネットが張られている。因果関係は不明だが2013年に東北楽天ゴールデンイーグルスのリーグ優勝を取材するテレビスタッフが、バックスクリーン前に侵入して試合進行を妨害するということがあった[34]

屋根

スコアボード周辺の屋根
ドーム遠景

ドーム全体を覆う屋根の直径は223m[11]で、スタンド外周に設けられた24本のV字型柱によって支えられている。ドーナツ状の外周部は鉄骨組みのステンレス製で、総重量約8,000tを有する。中心部は直径145m[11]、面積17,000m2、総重量約2,000tを有する膜屋根部で、鉄骨で組まれた一重のテフロン膜によって耐候性や不燃性がありながらも自然光を取り入れることができる構造となっている。但しデーゲームでも自然光だけでは照度が低く打球などが見えにくいため、野球開催時にはデーゲームにおいても照明を併用して照度を補っている。

天井最高部はグラウンド面から64.5mで、ドーム化後はグラウンドルールにより、天井に接触した打球はボールインプレイ(プレイ続行)の扱いとなり、落下点もしくは野手が触れた地点を基にフェアかファウルかを判定し、野手が直接捕球した場合はフライアウトとして扱われる。また打球が天井や懸垂物、鉄柱に挟まった場合、フェア地域の場合はエンタイトル二塁打、ファウル地域の場合はファウルボールとして扱われる。しかしアレックス・カブレラが本塁打性の天井直撃の打球を連発したことが契機となってグラウンドルールが一部変更され、外野のフェア地域の天井に当たった場合に限り「認定本塁打」が適用されることになった。その後、カブレラは新ルール適用第1号となる本塁打を放ち、レフトの天井に記念フラッグが設置されている。

屋根の下には中興化成工業が製造したメッシュ膜材が鳥避けの化粧材として設置されている。

照明

照明は金属屋根内側の上部に、球場を一周するように取り付けられている。ただしプレイの妨げとなるホームベースとスコアボードの直上には最初から取り付けられていない。またファウルポールの延長線上も判定しやすいように照明の数が少なくなっている。全てメタルハライドランプであり、高演色性のものと高効率のものを組み合わせて使用している。2010年にリニューアルされ、以前より白色が強いものに変更された。

ドーム化(1997年)以前は照明塔が6基(内野側4基、外野側2基)設置されていた。ドーム化の際に内野側は全て撤去されたが、外野側のものは場外通路の照明用として2010年シーズン終了時まで残されていたが2010年オフに撤去された。なお不要な分のランプは取り外されていた。

2020年からフィールド照明がLED化された[35]。メタルハライドランプよりも点灯が速く、光量の調節も容易であることから、ホームチーム(西武)の選手が本塁打を打った際はダイヤモンドを一周する選手に合わせた演出が行われたり[36]、ヒーローインタビュー中は選手の頭上以外の照明を消灯する試みが行われている。

場内アナウンス

2009年度までの西武主催試合の場内アナウンスは女性スタッフが担当していた。

2010年からは男性スタッフを採用し、スタジアムDJがスタメン発表以後大部分のアナウンスをした。

2011年 - 2012年は男性スタッフのみが担当。

2013年シーズンからはビジターチームの選手紹介や注意喚起などは鈴木あずさが、ホームチーム(西武)はスタジアムDJのRISUKE(久米理介)が担当している。

西武球場・西武ドームと花火

2007年セ・パ交流戦 西武対横浜1回戦 西武の勝利による打ち上げ花火
1993年日本シリーズ第1戦の応援風景 屋根のない西武ライオンズ球場
2007年 7回裏・西武のラッキーセブン攻撃前に実施するジェット風船を使う応援風景

屋外球場の時代から当球場の恒例行事とされたのが、ホソヤエンタープライズによる花火の打ち上げである。これは西武ライオンズの選手がホームランを放つか、ホームラン時に打ち上げる花火が試合終了後も残っていた場合で試合に勝利した場合、西武第三球場のグラウンドから花火を打ち上げて祝福するというものだった。

ドーム球場となった1999年以後は、一旦この花火打ち上げが中止された。2002年 - 2009年シーズンまで西武が試合に勝利した場合、ドーム内のバックスクリーン前で紙テープとともに花火の打ち上げによる演出が行われている。以前はホームランの際も花火の打ち上げがあったが、現在のドームで試合中に花火を打ち上げるとドーム内に煙がこもり、試合進行の妨げになるため、後にゲームセット時のみになった。2010年からは経費削減の為スコアボードに花火が映し出される演出となり、実物の花火ではなくなった。

1983年6月3日阪急ブレーブス福本豊による盗塁世界新記録がこの球場で達成された際、西武以外の球団の選手でありながら例外的に花火を打ち上げ、快挙を祝福した。また、オールスターゲームの際は、全パの選手のホームランおよび勝利を祝って花火を打ち上げ、という形が取られた。

なお、昭和天皇の容体が急変した1988年9月下旬から同年のシーズン終了までは、全国的な祭祀を自粛する風潮の中、それに従う形で花火の打ち上げは一切中止された。

日本のプロ野球本拠地球場で唯一電子オルガンを常設

西武球場としての開場を機に、電子オルガンを三塁側スタンド上段(2019年の時点では中段のL'sダイニングシート真下)のオープンスペースに設置[37][38]。西武主管試合や球団イベントの開催日には、ハーモニーミュージック(音楽教室などの運営会社)から西武球団に派遣された複数のオルガン奏者が交代で演奏している[38]

オルガン奏者は試合前に、当日が誕生日の選手や表彰式を控えた選手(いずれも西武)の登場曲などを生で演奏。試合中には、観客に対してファウルボールへの注意を促す音(3種類)や、西武の得点に合わせた音を奏でている。演奏のレパートリーは十数種類で、選手交代などによって試合の進行が止まった時や、イニングの合間にもBGMを演奏。得点の際に奏でる音を点数に応じて変えたり、オルガンの内部にハモンドオルガンの音を取り入れたり[37]、応援団の演奏や声援と重ならないように配慮したりするなどの工夫も為されている[38]

西武ドーム時代の2010年からは、外装にウォールナットを使用したローランド製の「AT-90S」(2001年発売の上位モデル)を導入。ドジャースタジアムでもかつて使用されていたモデルであることから、既に生産を終了していたにもかかわらず、西武球団が購入を決めたという[37][38]

ちなみに、西武球場が開場した1970年代後半以降のNPBでは、一部の球団が電子オルガンを本拠地の球場に常設。電子オルガンの製造元である楽器メーカーの宣伝を兼ねたもので、MLBマイナーリーグの本拠地で電子オルガンによる演出が定着していることを背景に、選手の登場曲やBGMの演奏などに使用していた[39]。しかし、阪神タイガースが1990年代の後半に阪神甲子園球場で選手の登場曲をCDから流し始めたことをきっかけに、西武を除く他球団も阪神に追随[37]。2000年代の前半には、当球場と同じ首都圏の本拠地球場のうち、横浜スタジアム(1978年開場)・東京ドーム(1988年開場)・ZOZOマリンスタジアム(1990年開場→1992年からロッテの本拠地)の公式戦から(球団主催の復刻・記念イベントの開催日を除いて)電子オルガンや生演奏が消えた[38][40]。このような事情から、2019年ポストシーズン時点のNPBにおいて、本拠地の球場で電子オルガンを常設・常用している球団は西武だけになった[38]。球団の関係者によれば、「BGMをCDで流すのも良いが、西武球団としては、生の臨場感を大切にしたい。電子オルガンは臨機応変に演出できるので、球場の雰囲気作りに最も適している」という[37]


注釈

  1. ^ バックネット側スタンドのすぐ外に東京都東大和市との都県境がある。
  2. ^ 日本プロ野球で三塁側をホームとするのは札幌ドーム宮城球場(楽天モバイルパーク宮城)に続き3例目である。この他、西武が主催公式戦を開催する埼玉県営大宮公園野球場も三塁側をホームとしている。
  3. ^ 堤義明は康次郎からの厳命を、「プロ野球の球団経営は道楽になりがちで、(本業の)経営の足を引っ張りかねない」と解釈していたという。ただし実際には、横浜市から西武建設への要請を経て横浜スタジアム横浜大洋ホエールズの本拠地として1978年に開業)の建設に協力した縁で、1976年から大洋球団の株式を保有。福岡野球の買収に際して野球協約へ抵触する可能性があったことから、買収を前に保有株をすべて売却した。
  4. ^ 早稲田大学や日本石油で内野手として活躍した後に、引退・退社後の1978年から監督として早稲田大学野球部へ復帰。復帰に際して、堤の先輩に当たる樫山欽四郎部長からの要請で国土計画へ入社した。同社からの出向期間満了を理由に、監督職を1978年限りで退任。「野球部で指導した選手と共に社会人野球のチームを作って欲しい」という堤からの要望でプリンスホテルに硬式野球部が創設されたことを受けて、創設1年目の1979年から助監督や監督を務めた。
  5. ^ 遠征へ同行した選手に、卒業後の1980年に阪神へ入団した岡田彰布や、プリンスホテル硬式野球部を経て1982年に西武へ入団(後に阪神へ移籍)した金森栄治などがいる。
  6. ^ 堤の主張を実現させた場合に、投手交代の宣告から交代後の投手の登板まで、5 - 10分程度の試合の中断を余儀なくされる事態を懸念したことによる。
  7. ^ この年の西武ライオンズは、1月24日に静岡県下田市の春季1次キャンプで始動した後に、2月9日からプラデントン(アメリカ合衆国フロリダ州)で2次キャンプを実施。ナインは、2次キャンプに続いてアメリカ国内でMLB球団とのオープン戦19試合へ臨んだ後に、NPBレギュラーシーズン開幕の4日前(4月3日)に日本へ帰国した。
  8. ^ 読売ジャイアンツ(巨人)、ヤクルトスワローズ日本ハムファイターズの3球団であった。日本ハムが本拠地を札幌ドームに移転した2004年以降、東京都内に一軍の本拠地を置く球団は、セ・リーグの巨人とヤクルトだけである。
  9. ^ 実際に西武と同じパ・リーグの鉄道会社系球団であった大阪近鉄バファローズ(1998年まで「近鉄バファローズ」)は、1997年に本拠地を近鉄沿線の藤井寺球場から沿線外の大阪ドームに移転して以来、親会社である近畿日本鉄道(近鉄)にとって乗客動員効果が期待できなくなり、観客数の伸び悩みや選手年俸の高騰[8][9]、大阪ドームの高額な使用料(年間約10億円)も相まって最終的にオリックスとの球団合併の一因となった[10]
  10. ^ 1998年にはエルニーニョ現象の影響で日本列島が例年以上の多雨に見舞われたため、「西武ドーム」でありながら、NPB本拠地球場での公式戦における雨天中止試合数の最多記録を樹立。横浜ベイスターズとの日本シリーズでも、第3戦が雨天中止によって翌日に順延された。
  11. ^ ただし、1塁側3塁側売店部分に巨大スプリンクラーはそれぞれある。
  12. ^ 2004年10月20日に予定されていた日本シリーズ西武ライオンズ中日ドラゴンズの第4戦が台風の影響で中止、1日順延となっている。ドーム球場での日本シリーズ試合中止はこの時が初めてだった。
  13. ^ 2012年の西武在籍時はカタカナの「マイケル」表記だった。
  14. ^ 2005年シーズン後半、体調を崩していたオリックス・バファローズ監督の仰木彬はダッグアウト裏の階段を自力で登ることができなくなり、やむを得ず中堅の搬入口から徒歩とタクシーで出入りしていたという。
  15. ^ 2006年から2008年までの間、西武球団の親会社でもあった。
  16. ^ かつて存在した阪急西宮スタジアム藤井寺球場にも合宿所・屋内練習場が併設されており、西宮にはサブグラウンドもあった。
  17. ^ ジャニーズ事務所所属として初めて開催された西武ドームコンサートとなる。
  18. ^ 無観客生配信ライブとして開催。
  19. ^ 2022年シーズンまでは平日の試合でも運行されていた。

出典

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  10. ^ 朝日新聞』2014年6月12日東京朝刊第二スポーツ面24頁「(球界再編10年)パの隆盛、近鉄とファン犠牲に 佐野正幸さんインタビュー」(朝日新聞東京本社 聞き手・篠原大輔、村上尚史)
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