樫山欽四郎とは? わかりやすく解説

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樫山欽四郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 02:35 UTC 版)

樫山 欽四郎(かしやま きんしろう、1907年明治40年〉5月1日 - 1977年昭和52年〉8月7日)は、日本の哲学者。元早稲田大学文学部教授。研究対象は、ドイツ近世哲学・実存哲学

来歴

長野県北佐久郡小諸町(現・小諸市)出身。旧制上田中学(長野県上田高等学校)、早稲田大学文学部哲学科卒。同助教授、1949年教授早稲田大学高等学院長、第二文学部長、第一文学部長を経て大学院文学研究委員長に就任。

ヘーゲル研究で知られ1951年ヤスパース協会、1957年実存主義協会設立に参画、理事を務めた。1960年「ヘーゲル精神現象学の研究」で文学博士。また1969年早大野球部長に就任、東京六大学野球連盟理事、日本学生野球協会理事を務めた。さらに兄純三が設立した樫山奨学財団理事、日米大学野球世界選手権大会組織委員、明治神宮外苑運営委員、日本学術会議哲学研究連絡委員会委員などを歴任した。

1960年「ヘーゲル精神現象学研究」で早大文学博士樫山純三は兄。女優の樫山文枝は娘。

著書

単著

訳書

監修

  • H.グロックナー『ヨーロッパの哲学 その史的考察』 上、樫山欽四郎監修、早稲田大学出版部、1965年12月。 NCID BN05904093 
  • H.グロックナー『ヨーロッパの哲学 その史的考察』 中、樫山欽四郎監修、早稲田大学出版部、1967年5月。 NCID BN05904093 
  • H.グロックナー『ヨーロッパの哲学 その史的考察』 下、樫山欽四郎監修、早稲田大学出版部、1968年8月。 NCID BN05904093 

共著・共編・共訳

参考

外部リンク




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