乗鞍岳 概要

乗鞍岳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 01:00 UTC 版)

概要

乗鞍火山の火山体地形図

山体は岐阜県と長野県に跨がる活火山日本で19番目に高い山[7]。活火山ランクC[3]気象庁による常時観測対象の47火山に含まれる[8]が山頂部に噴気地帯は存在しない[9]。比較的新しい火山であることから穏やかな山容が特徴で、最新の噴火は2000年前の恵比寿岳での噴火とされている。乗鞍岳を含む飛騨山脈の主な山域は1934年(昭和9年)12月4日に中部山岳国立公園の指定を受け[注釈 1][10]。長野県側の麓には溶岩流で形成された乗鞍高原が広がる。1949年に岐阜県道の観光道路で標高2,702 mの畳平までバスが運行されるようになると、大衆化し「雲上銀座」と呼ばれ観光地として賑わった[11]。長野県側からも畳平まで乗鞍エコーラインが開通し山麓にはスキー場が建設され周辺には温泉地があり、四季を通じて美しい景観に恵まれ、乗鞍岳の山域は観光地、保養地として発展している[11]日本百名山[12]新日本百名山[13]信州百名山[14]ぎふ百山[15]一等三角点百名山[16]に選定されている。

山名の由来と変遷

麓の高山市から望む雲の上の峰々が南北に連なる乗鞍岳

873年貞観15年)の日本三代実録で、飛騨国司の言葉

大野郡愛宝山に三度紫雲がたなびくの見たとの瑞兆朝廷に言上した — 『日本三代実録』(873年)

が残されており、「愛宝山(あぼうやま)」と呼ばれその当時から霊山として崇拝されていた[17][18]平安時代から室町時代にかけて古歌で「位山」と呼ばれ、1645年(正保2年)頃に乗鞍岳と呼ばれるようになったとされている[注釈 2][17][18]1829年文政12年)の『飛州誌』では、「騎鞍ヶ嶽」と記されていた[11]。飛騨側から眺めた山容がのように見えることから、「鞍ヶ嶺(鞍ヶ峰)」と呼ばれていた[12][19]。日本には同じ飛騨山脈に属する白馬連峰乗鞍岳をはじめとして同名の乗鞍岳が複数あり、「乗鞍」は馬の背に鞍を置いた山容に由来している[20]信州では最初に朝日が当たる山であることから「朝日岳」と呼ばれていた[注釈 3][17][21]最高峰剣ヶ峰の別称が、「権現岳」[注釈 4][21]。魔王岳と摩利支天岳は円空が命名して開山したとされている[21]。1963年(昭和38年)11月に乗鞍国民休暇村(休暇村乗鞍高原)の開設に伴い、番所平と金山平と呼ばれていた周辺一帯が乗鞍高原と呼ばれるようになっていった[22]。南北に多数の峰が連なることから「乗鞍連峰」と呼ばれることもある[5]

火山・地勢

山頂直下西にある火口湖の権現池

日本の火山としては富士山御嶽山に次ぐ高さである[注釈 5][23]。乗鞍岳は複数の火山が南北に並ぶ複合火山である。千町火山体(せんちょうかざんたい、128-86万年前に活動した古期乗鞍火山)と烏帽子火山体、四ッ岳火山体、恵比寿火山体、権現池・高天ヶ原火山体(32万年前に活動を開始した新期乗鞍火山)で構成されている[9][23][24]。古い火山体の千町火山体と烏帽子火山体では、浸食崩壊が進んでいる[24]。新期の火山体は山頂付近に分布する火山体や山腹に分布する溶岩ドーム溶岩流からなる大規模な成層火山。剣ヶ峰の噴火での直下西に権現池の火口湖が形成された[19]。約9000年前に現在の乗鞍岳の山容が形成された[25]

山頂部は南北6 km、山体は北の安房峠から南の野麦峠まで南北15 km、東西に30 km、山域の面積は約250 km2と裾野が広いのが特徴で[23]、飛騨山脈の中では最も広い山域を持つ[19]乗鞍高原などの8つの平原がある。火山湖堰止湖の12の池があり、山頂直下西にある権現池は、日本では御嶽山の二ノ池に次いで2番目の高所にある湖沼。梓川神通川飛騨川の源流となる山で、それらの分水嶺となっている[17]。山頂付近の積雪が多く、乗鞍スカイラインの開通のために長期間の除雪が必要となる。夏でも一部の北東斜面などには雪渓が残り、夏山でのスキーが可能となっている。西山腹の千町火山体の溶岩台地上の千町ヶ原から奥千町にかけては、池塘が点在する高層湿原となっている[26]

雄大な広がりを持つ乗鞍岳はコニーデ型の火山で、新生代の第四紀(洪積世・沖積世)、地球全体で火山活動が極めて活発だった時代に誕生したといわれる。乗鞍岳の表面は火成岩に覆われ、山頂部一帯には爆発の傷跡を残す火口壁や火口湖が点在している。現在は活火山としての活動力は失われているが、湯川の上流で吹き出すガスや山ふところの温泉群は、往時の火山活動の名残をとどめるものである[27]

活火山

火山史

古期乗鞍火山

  • 128-125万年前 - 千町火山体の乗鞍火山の噴火が始まり、千町北溶岩と黍生溶岩を流出し、黍生火砕岩を噴出した[28]
  • 92-86万年前 - 千町火山体で活発に活動し、ダナの岩溶岩、神立原溶岩、千町溶岩、朝日滝溶岩、大峰溶岩、県境溶岩を流出した[28]。この活動で権現池付近を中心にほぼ円錐形の山容が形成された[25]
  • 50万年ほど火山活動は休止しその間に、大規模な山体崩壊により千町火山体の北側は崩れ去った[25]

新期乗鞍火山

  • 32-12万年前 - 千町火山体の北部の崩壊・浸食された烏帽子火山体で火山活動が始まり、烏帽子溶岩、富士見溶岩、桔梗ヶ原溶岩、摩利支天溶岩、前川溶岩、大黒溶岩を流出した[28]。12万年に二つの火口を持つ成層火山が形成された[注釈 6][25]
  • 10万年前 - 権現池・高天ヶ原火山体で火山活動が始まりで、濁川溶岩、番所溶岩、ダナ新谷溶岩、平金溶岩、位ヶ原溶岩、嶽谷溶岩、ダナ東谷溶岩を流出し、前川本谷火砕流堆積物が形成され、高天ヶ原火砕岩と屏風岳火砕岩を噴出した[28]
  • 4万3千年前 - 膨大な番所溶岩流により乗鞍高原の原型が形成された[29]
  • 4万年前 - 浸食された烏帽子火山体上の四ツ岳火山体で火山活動が始まり、四ツ岳溶岩を流出した[25][28]
  • 2万年前 - 浸食された烏帽子火山体の上で恵比寿火山体の火山活動が始まり、恵比寿溶岩を流出した[25]
  • 9600年前 - 権現池火口で断続的にブルカノ式噴火Vulcanian eruption)がはじまり、火山灰(剣ヶ峰火山砂)を噴出した[9][28]
  • 9200年前 - 権現池火口の噴火により、位ヶ原テフラ(水蒸気噴火により火山灰を噴出、位ヶ原火山灰が形成され、その後スコリア噴火により位ヶ原スコリが形成された。)を放出し、岩井谷溶岩が西側に流出した[9][28]
  • 以後 - 何回かの水蒸気爆発を起こした[9][注釈 7][30]
恵比寿岳直下東にある火口湖の亀ヶ池
  • 約500年前 - 権現池火口で水蒸気爆発。(確認される最新噴火イベント)[31]

有史以降

  • 1990年(平成2年)1月24日 - 南南西約10 kmでM4.2の群発地震が発生[9]
  • 1991年(平成3年)1月23日 - M4.2の地震が発生、前年から地震が、1992年末まで減少しつつ継続した[9]
  • 1995年(平成7年)8月 - 南西約2 kmで地震が多発した[9]
  • 2011年(平成23年)3月13日20時23分 - M3.1(震度2)の地震が発生、東北地方太平洋沖地震以降に北麓2-8 km付近で地震が活発化している[9]

現在の状況

100年活動指数と1万年活動指数がともに低い火山であることから、「活火山ランクC」の指定を受けている[3]。2009年(平成21年)6月に火山噴火予知連絡会により、山体浅い部に地震活動が認められていることから、過去100年以内に火山活動の高まりが認められている火山として、火山防災のために監視・観測体制等の必要がある火山の一つの指定を受けている[32]。火山性の地震群発は現在でも観測されている[33]。活火山としての活動力を失っていて山頂部に噴気地帯はないが、湯川(梓川支流)の最上流部では火山ガスが発生している[20]。周辺では気象庁、国土地理院防災科学技術研究所名古屋大学により地震計傾斜計、空振計、GPS、遠望カメラが設置され火山活動の監視と観測が行われている[34]。気象庁は2007年(平成19年)12月1日に噴火予報で「平常」を発表しており、「噴火警戒レベル対象外火山」であり、2013年7月度の気象庁火山部火山監視・情報センターの月例報告で、「火山活動に特段の変化はなく、静穏に経過し噴火の兆候は認められない」と発表している[33]。しかし、1000年以上噴火しておらず、そろそろ噴火をしても良い時期と考える火山学者もいる[35]。2014年の木曽御嶽山噴火災害をうけて、ハザードマップが作成されていない状態の解消を目指し、乗鞍防災協議会設置のための火山対策検討会議が行われた[36]

乗鞍岳の峰々

飛騨側の位山から望む乗鞍岳の主な峰々
山頂部には権現池を火口湖とするカルデラがあり、水分岳、朝日岳、蚕玉岳(こだまだけ)、雪山岳、剣ヶ峰(最高峰、標高3,026 m)、大日岳、薬師岳、屏風岳の8峰から構成される(権現池・高天ヶ原火山体)。

山頂部には北から順番に以下の峰が連なり、乗鞍23峰と呼ばれている。その他の峰として、高天ヶ原(たかまがはら、2,829 m)と金山岩(かなやまいわ、2,532 m)がある。最高峰の剣ヶ峰には一等三角点が設置されている[1]。多くの峰は登山規制が行われていて、立ち入りが禁止されている[37]

山名 よみ 標高
(m)
[1][38]
剣ヶ峰からの
方角と距離(km)
火山体名 備考
安房山 あぼうさん 2,220 北北東 10.1 ジュラ紀付加体 安房トンネル
十石山 じゅっこくやま 2,525 北北東 7.2
大崩山 おおくえやま 2,523 北 5.7
猫岳 ねこだけ 2,581 北 5.2
硫黄岳 いおうだけ 2,554 北北東 4.8
四ツ岳 よつだけ 2,751 北 4.5 四ッ岳火山体
烏帽子岳 えぼしだけ 2,692 北 3.9 烏帽子火山体
大丹生岳 おおにゅうだけ 2,698 北 3.7
大黒岳 だいこくだけ 2,772 北北東 2.4
恵比寿岳 えびすだけ 2,831 北 2.3 恵比寿火山体 遊歩道
魔王岳 まおうだけ 2,760 北 2.2 遊歩道
富士見岳 ふじみだけ 2,817 北 1.7 登山道
里見岳 さとみだけ 2,824 北北西 1.9
不動岳 ふどうだけ 2,875 北 1.5
摩利支天岳 まりしてんだけ 2,872 北 1.2 乗鞍コロナ観測所
水分岳 みくまりだけ 2,896 北西 0.6 権現池・
高天ヶ原
火山体
朝日岳 あさひだけ 2,975 北北西 0.4
蚕玉岳 こだまだけ 2,979 北北西 0.2 登山道
雪山岳 せつざんだけ 2,891 西 0.7
剣ヶ峰 けんがみね 3,026 0 乗鞍岳の最高峰
大日岳 だいにち 3,014 南南西 0.3
薬師岳 やくしだけ 2,950 西南西 0.7
屏風岳 びょうぶだけ 2,968 南西 0.6

山頂部の池

山上部にある不消ヶ池(手前)と鶴ヶ池(奥)

山頂付近には、以下の8箇所に12個の火口湖と堰止湖がある[38][5]

  • 権現池 - 山頂直下西にある権現池・高天ヶ原火山体の活動終期に形成されたコバルトブルーの火口湖[39]。御嶽山のニノ池に次いで日本で2番目の高所にある湖沼[40]
  • 五ノ池 - 里見岳の南にある溶岩流による堰止湖[39]
  • 不消ヶ池(きえずがいけ) - 富士見岳と摩利支天岳の間にあり、真夏でもが残ることがある[注釈 8][39]
  • 鶴ヶ池 - 畳平の東にあり、名称はの形状に似ていることに因む[注釈 9]
  • 亀ヶ池 - 恵比寿岳と魔王岳との間にある恵比寿火口、名称は周氷河地形の構造土が発見されたことに因む[39]
  • 大丹生池 - 大丹生池に西にある溶岩流による堰止湖[39]
  • 土樋池 - 烏帽子岳の西にある溶岩流による堰止湖[39]
  • 無名の池 - 四ツ岳と硫黄岳の間。

地質

古生層の安山岩類や花崗岩類、デイサイト質の溶岩などで構成されている[17][20]。乗鞍岳ではパン皮状火山弾(breadcrust bomb)が見られ、火口付近では吹き飛ばされた古い岩石の破片、スコリア、軽石なども見られる[41]。山頂付近には亀甲砂礫や条線砂礫などの構造土が見られ[17]地理学者田中阿歌麿が日本の周氷河地形として初めて亀ヶ池で構造土を発見した[20]。乗鞍高原の鈴蘭には武田信玄によって開発されたとされる大樋鉱山があって、1640年(寛永17年)から1697年(元禄10年)にかけて盛んにが産出されていた[17][29]。東山腹の梓川の支流湯川沿いの白骨温泉では石灰華(炭酸カルシウム)の沈殿物が見られ、「白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石」が1952年(昭和27年)3月29日に国の特別天然記念物の指定を受けた[42]


注釈

  1. ^ 十石岳から剣ヶ峰にかけての高山帯付近の区域はその特別保護地区、安房峠乗鞍高原周辺などの中腹区域はその特別地域、それらの周辺の山域は普通地域の指定を受けている。
  2. ^ 江戸幕府に提出された絵図に乗鞍岳の山名が記載されている。
  3. ^ 朝日岳の山名は、山頂八峰の一つとして残されている。
  4. ^ 乗鞍の創始者である重明行者が命名したとされている。
  5. ^ 日本で3,000mを超える火山は、富士山・御嶽山・乗鞍岳だけである。
  6. ^ 烏帽子火山体は山体崩壊と激しい浸食により、4万年前までにその3分の1が崩れ去った。
  7. ^ これらの水蒸気噴火テフラには、九州の鬼界カルデラから飛来した鬼界アカホヤ火山灰が混じっている。
  8. ^ 不消ヶ池は火口湖であるとすることもあるが、そうではないとする説もある。
  9. ^ 鶴ヶ池は火口湖であるとすることもあるが、そうではないとする説もある。
  10. ^ 畳平周辺でも、しばしばツキノワグマが目撃されている。
  11. ^ 敗戦により航空研究所は建設されず、軍用道路は岐阜県の県道に編入され山岳観光道路として利用されるようになった。
  12. ^ 東京大学宇宙線研究所の前身は、1950年(昭和25年)に朝日学術奨励金によって建てられた朝日の小屋。
  13. ^ 以前は、平湯大滝から谷沿いの登山道があったが、途中崩落のため通行禁止になっていた。新しい登山道は、平湯温泉スキー場から尾根伝いに桔梗ヶ原までの9.6kmで、登り5時間、下り3時間半を要する。これで、登りは登山道を歩き、下りはバスといったことが可能になった。
  14. ^ 富士見岳の西側を巻く道路もあり、旧乗鞍コロナ観測所へ向かう道路は摩利支天岳山頂で行止りとなっている。
  15. ^ 頂上小屋を経由しない西側のコースもある。
  16. ^ 平湯口コースは、平湯大滝から姫ヶ原までの区間が2005年の時点で通行禁止となっている。
  17. ^ 子ノ原口コースは、2005年の時点で閉鎖されている。
  18. ^ 野麦口コースは、2005年の時点で通行禁止となっている。
  19. ^ 剣ヶ峰(乗鞍岳の山頂)からの山小屋までの距離は、登山経路上の距離ではなく、2地点の直線距離。
  20. ^ 五色ヶ原内への入山には認定ガイド同伴が必要となっている。
  21. ^ インタープリター制度は、日本では五色ヶ原で最初に導入された。

出典

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