霞間ヶ渓とは? わかりやすく解説

霞間ヶ渓(サクラ)

名称: 霞間ヶ渓(サクラ
ふりがな かまがたに(さくら)
種別 名勝
種別2: 天然記念物
都道府県 岐阜県
市区町村 揖斐郡池田町
管理団体 池田町(昭3・919)
指定年月日 1928.02.17(昭和3.02.17)
指定基準 名3,植1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 大垣西方池田山一角ニアリテ溪山ノ勝ニ富メリ古來山中櫻樹多ク近世ニ至リテ頻リニ補植ニ努メタレハ花時美觀昔日ニ■セリ 樹種山櫻ヲ主トシ之ニ彼岸櫻ヲ交ヘ多數天然變種ヲ有スルノ點ニ於テ學術有益ナルモノアリ
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名勝:  霊山  霊洞院庭園  霊雲院庭園  霞間ヶ渓  青岸寺庭園  青海島  面河渓

霞間ヶ渓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 15:31 UTC 版)

霞間ヶ渓にて撮影(2005年4月)

霞間ヶ渓(かまがたに)は岐阜県池田町にある渓谷。

概要

霞間ヶ渓
霞間ヶ渓の位置

渓谷の調和が非常に美しいことから、国の名勝及び天然記念物に指定されている(指定名称は「霞間ヶ渓(サクラ)」)。断層崖からなる池田山の東斜面を浸食して形成された渓谷で、地形は非常に急峻である。

2018年(平成30年)には芝桜などを植栽した霞間ヶ渓花畑がオープンした[1]

霞間ヶ渓のサクラ

霞間ヶ渓はかつて鎌ヶ谷と呼ばれていた。古くから桜の名所として名高く、ヤマザクラシダレザクラエドヒガンなど数種類のサクラが谷間に沿って自生していた。そこへ大垣藩治山政策のためにソメイヨシノなどを新たに植樹、更に明治以後も観光開発の一環として、植樹は増え続け、全長2キロメートルの渓谷一帯には約1,500 - 2,000本のサクラが見られるようになる。このサクラが一斉に咲くと、遠くから眺めれば霞がかかったように見えることから、いつしか「霞間ヶ渓」と呼ばれるようになった。東海3県有数のサクラの名所として知られており、「日本さくら名所100選」にも選定されている。

また、桜並木と並んで一帯は揖斐茶の特産地でもあり、桜並木の合間に茶畑が広がっている。

名称の変化

  • 喜助谷[2]
  • 鎌ヶ谷
  • 霞間ヶ渓 - なお、地図での渓谷の名称は「霞間ヶ谷」である。

関連項目

参考文献

  1. ^ 霞間ヶ渓花畑オープン式典”. 池田町. 2024年12月7日閲覧。
  2. ^ 木曽川文庫”. 国土交通省中部地方整備局木曽川下流河川事務所. 2024年9月26日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯35度25分49.29秒 東経136度32分55.27秒 / 北緯35.4303583度 東経136.5486861度 / 35.4303583; 136.5486861




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