長瀞渓谷とは? わかりやすく解説

長瀞渓谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/29 03:31 UTC 版)

長瀞渓谷(ながとろ けいこく)は、日本埼玉県秩父地方に位置する、荒川上流部の渓谷である。全長約6km。岩畳など岩石の間を緩やかな流れ(瀞)が長く続くことから[1]、近代以前より長瀞と呼ばれてきた。1924年大正13年)12月9日に「長瀞」名義で名勝及び天然記念物に指定されている。その範囲は秩父郡長瀞町のほか、上流の皆野町内の川岸も含む[1]埼玉県立長瀞玉淀自然公園の一部でもある。


注釈

  1. ^ 南は九州東部から長瀞まで約800kmに及ぶ世界的に見ても連続性の良い変成帯として盛んに研究が行なわれている岩石層で、四国では景勝大歩危小歩危として知られている。
  2. ^ 「stilpnomelane schist」という結晶片岩は、緑色片岩(緑泥石片岩や緑簾石片岩)に近いが、通常よりも高い圧力と温度のもとで生成されたために緑色ではなく褐色を呈したものであると考えられている。

出典

  1. ^ a b c d 読売新聞』よみほっと(日曜別刷り)2020年11月15日1-2面【ニッポン探景】地球の窓(埼玉県長瀞町)「月の石」満月に輝く
  2. ^ 本間岳史「長瀞地質探訪(1)──虎岩のひみつ──」『埼玉県立自然史博物館 自然史だより』第43号、2000年。
  3. ^ 行く春 - 文化遺産オンライン文化庁


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