乗鞍岳_(白馬連峰)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 乗鞍岳_(白馬連峰)の意味・解説 

乗鞍岳 (白馬連峰)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 21:28 UTC 版)

乗鞍岳
天狗原から望む白馬乗鞍岳(2006年8月6日撮影)
標高 2,469 m
所在地 長野県北安曇郡小谷村
新潟県糸魚川市
位置 北緯36度47分19秒 東経137度47分57秒 / 北緯36.78861度 東経137.79917度 / 36.78861; 137.79917
山系 飛騨山脈後立山連峰
種類 火山
プロジェクト 山
テンプレートを表示

乗鞍岳(のりくらだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の後立山連峰にある標高2469mの長野県新潟県にまたがる。飛騨山脈南部の乗鞍岳と区別するために、一般には白馬乗鞍岳(はくばのりくらだけ)、 またはこれを略して白馬乗鞍(はくばのりくら)と呼ばれる。

概要

標高2436.4mの地点に三角点があり、そのために乗鞍岳自体の標高が2436mであるとされることもあるが、周辺には2456mおよび2469mのピーク(峰)があり、国土地理院は2469mを乗鞍岳の標高としている[1]。新潟県と長野県の県境はこの2469mのピークを通る。

乗鞍火山帯[2]の最北端に位置する白馬大池火山の一部をなす。山頂部分は白馬大池火山の新期噴出物からなるが、そのなだらかさは急峻な山の多い白馬連峰の中で際立っている。西方にある白馬大池は火山噴出物による堰き止め湖である。

2023年1月29日、乗鞍岳天狗原東側の斜面(標高約2100メートル)で雪崩が発生。付近でバックカントリースキーを楽しんでいた外国人スキーヤー数人が巻き込まれ、フリースタイルスキー男子ハーフパイプの元世界選手権優勝者を含む2人が死亡した[3][4]

登山ルート

周辺の山小屋

  • 太極荘(成城学園小屋)
  • 白馬大池山荘
  • 蓮華温泉ロッジ
  • 栂池ヒュッテ
  • 栂池山荘
  • 風吹山荘

近隣の山

画像

白馬乗鞍岳全景(2006年8月4日撮影)
なだらかな白馬乗鞍岳の頂上(左奥は小蓮華山、中央奥は雪倉岳)(2006年8月4日撮影)

脚注

  1. ^ 国土地理院 「日本の主な山岳標高
  2. ^ 現在の火山学では「乗鞍火山帯」などの区分は使われていない。
  3. ^ 長野県の雪崩、スキー元世界王者の米国人など2人が死亡”. CNN (2023年1月31日). 2023年11月20日閲覧。
  4. ^ 長野の雪崩、外国人ら巻き込まれる 一部下山、意識不明2人は山中に”. 朝日新聞DIGITAL (2023年1月30日). 2023年11月20日閲覧。

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「乗鞍岳_(白馬連峰)」の関連用語

乗鞍岳_(白馬連峰)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



乗鞍岳_(白馬連峰)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの乗鞍岳 (白馬連峰) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS