ポンキッキーズ
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本項では便宜上、地上波フジテレビ系列での1993年10月1日から2001年3月31日までの放送を第1期、2005年4月2日から2006年3月25日までの放送を第2期、BSフジでの2017年4月2日から2018年3月25日までの放送を第3期とする。
概要
1973年4月から1993年9月まで20年半に渡って放送された『ひらけ!ポンキッキ』を放送開始20周年を機に大幅リニューアル。新たに『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』のプロデューサーだった小畑芳和を迎えて、主に就学前教育をメインとしていた『ひらけ!ー』から、世代間のコミュニケーションを目的として視聴対象年齢を小学生以上まで広げるとともに、各コーナーやアニメーション、キャラクターなどに現代風のセンスや娯楽色を取り入れた「総合キッズエンターテインメント番組」と銘打って開始した。レギュラーおよびゲスト出演者は俳優・ミュージシャン・お笑い・文化人・スポーツ界など多岐にわたり、使用される楽曲も有名ミュージシャンによる幅広い年齢層に向けたものが中心となった(音声もモノラル放送からステレオ放送へと変更された)。当番組がきっかけで子供から大人まで幅広く知名度を上げた芸能人も多く、彼らにとっては出世作とも言うべき番組でもあった。
しかし、番組内容の大幅な変更に、幼児を持つ保護者からはとまどいも見られた。またテレビ局の番組編成上の都合や、子供層の生活スタイル変化の最中、幾度か放送時間帯の変更や内容のリニューアルが行われた(特に第1期は放送時間の変動が激しく、時期によって朝の時間帯と夕方の時間帯を行き来していた)。地上波放送後期は少子化や朝の情報番組を中心に据えるテレビ局の方針などの影響で放送時間は規模縮小されたものの、時代の変遷にともない衛星放送やウェブサイト上でのコンテンツ放送・配信にも着手された。
朝の子供向け番組であったが収録時間そのものは夕方から深夜過ぎまでであったといい、そのギャップに出演者も違和感を感じることがあったという[1]。
内容の変遷
第1期
Super Kids Zone ポンキッキーズ | |
---|---|
ジャンル | 子供向け番組 |
製作 | |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
1993年10月 - 1994年3月 | |
出演者 | 高泉淳子 木原実ほか |
オープニング | 森高千里「ロックン・オムレツ」 |
エンディング | 山下達郎「パレード」 |
放送期間 | 1993年10月1日 - 1994年3月31日 |
放送時間 | 平日 7:30 - 8:30 |
放送分 | 60分 |
1994年4月 - 1994年9月 | |
出演者 | 高泉淳子 木原実 ピエール瀧 BOSE 鈴木蘭々 安室奈美恵 ほか |
オープニング | スチャダラパー「Welcome to Ponkickies」 斉藤和義「歩いて帰ろう」 |
エンディング | 米米CLUB「Child's days memory」 |
放送期間 | 1994年4月1日 - 1994年9月30日 |
放送時間 | 放送時間の変遷参照 |
放送分 | 60→30分 |
1994年10月 - 1999年3月 | |
出演者 | BOSE 鈴木蘭々 ピエール瀧 安室奈美恵ほか |
オープニング | スチャダラパー「Welcome to Ponkickies」 |
エンディング | 米米CLUB「Child's days memory」 ほか |
放送期間 | 1994年10月3日 - 1999年3月31日 |
放送時間 | 放送時間の変遷参照 |
放送分 | 30→25分 |
1999年4月 - 1999年9月 | |
出演者 | 月曜日 BOSE 火曜日 爆笑問題 山中秀樹 水曜日 ジェームス小野田 原田亜希 木曜日 鹿賀丈史 金曜日 MAYA MAXX ほか |
オープニング | スチャダラパー「Welcome to Ponkickies」 |
放送期間 | 1999年4月1日 - 1999年9月30日 |
放送時間 | 平日 16:00 - 16:25 |
放送分 | 25分 |
1999年10月 - 2000年3月 | |
出演者 | 月曜日 - 木曜日 Bro.TOM 金曜日 爆笑問題 山中秀樹 ケイン・コスギ ほか |
オープニング | スチャダラパー「Welcome to Ponkickies」 |
放送期間 | 1999年10月1日 - 2000年3月30日 |
放送時間 | 月曜日 - 木曜日 16:25 - 16:30(5分) 金曜日 16:00 - 16:55 |
放送分 | 55分 |
2000年4月 - 2001年3月 | |
出演者 | 爆笑問題 山中秀樹 ケイン・コスギ はしのえみ Bro.TOM ほか |
オープニング | スチャダラパー「Welcome to Ponkickies」 |
放送期間 | 2000年4月1日 - 2001年3月31日 |
放送時間 | 土曜日 6:30 - 7:30 |
放送分 | 60分 |
初期(1993年10月 - 1994年3月)
正式タイトルは『Super Kids Zone ポンキッキーズ』。開始当初の放送時間は平日07:30 - 08:30(以下全て日本時間)の生放送。メインMCは高泉淳子演じる「山田のぼる」君(小学5年生という噂[2])と、木原実が声を担当したパペットキャラクターの「海田およぐ」教授(アトランティス文明の研究者で、年齢は33歳[2])が行い、えなりかずきも不定期に出演していた。
主なコーナーはその日のニュース「ニュースパレード」、天気予報や天気カメラでの駅前ウォッチング、有名人ゲスト(デーモン小暮閣下、アルシンド、中西俊博ほか週替わり)からのメッセージ、視聴者のハガキや誕生日の読み上げ、登校前の子供達への中継レポート、そしてガチャピン、ムックとマイケル富岡および『ひらけ!ポンキッキ』最後のお姉さん、三輪優子による料理コーナーなど。番組前半・後半で、小学生以上を対象とした内容と、幼児を対象とした内容に分けた構成が行われていた。また、今後のパソコン時代を見越して、テレビ画面をパソコンのデスクトップに見立て、CG合成によるアイコンを表示させて各コーナーへ行く方式がとられていた。しかし、20年にわたり番組の象徴でもあったガチャピンとムックの出番は『ポンキッキーズ』へのリニューアルで大幅に減少する事態となった。
また、午前8時8分になるとアニメーションによる時報が流された(但し、実際は8時8分00秒丁度ではなく、日によって数秒前後する場合があった)。
音楽に合わせて15人前後でダンスを踊る「キーズラインダンス(Kies Line Dance)」も開始され、学校等での出し物としても人気を獲得、この後も新作が作られた。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | 山田のぼる(高泉淳子)/海田およぐ教授(声:木原実) |
スタジオ | キーズロボット(つのよしひろ/CHiCA/前田泰男)/えなりかずき/ニキリナ |
キャラクター | ガチャピン(声:雨宮玖二子[注 1])/ムック(声:松田重治[注 1])/ハンバーガーボーイ/ポテトボーイ |
その他 | マイケル富岡/三輪優子 他 |
OP | ロックン・オムレツ(森高千里) |
ED | パレード(山下達郎) |
夕方へ(1994年4月 - 1994年9月)
1994年4月1日から『めざましテレビ』が放送開始した事や、後座番組『おはよう!ナイスデイ』の開始時刻が8時(一部クロスネット局は8時30分に飛び乗り)に繰り上がった事に伴い17時台の収録放送に変更、新たな出演者としてピエール瀧(電気グルーヴ)、BOSE(スチャダラパー)、鈴木蘭々、安室奈美恵の4人がレギュラーに加入。鈴木と安室はウサギの着ぐるみ姿のユニット・シスターラビッツとして出演。主なコーナーは視聴者のお便りやビデオ紹介、スーパーPゲーム(CG画面に合成されたプレイヤーが体を動して操作するゲーム)、伊武雅刀・ジェイ・カビラらによる科学コーナー「びーあんびしゃす」、「ママのお弁当クッキング」、小学校訪問、池谷幸雄を講師役に迎えた体操のコーナーなど。また8月にはアニメ(コーナー枠)「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」が放送開始された。放送時間は夕方への移動から僅か1ヶ月後の5月に16時台へ移動し、7月には僅か1年足らずで『ひらけ!ポンキッキ』以前の30分枠に復する形となった。
この時期から「P-kies(ピーキーズ)」という略称が使われ始め、新キャラクターとしてPちゃんが登場。Pちゃんは以降、長年に渡ってガチャピン・ムックと並ぶ番組の看板キャラクターとなる。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | 山田のぼる/海田およぐ教授 |
スタジオ | ピエール(ピエール瀧)/BOSE/蘭々(鈴木蘭々)/アムロ(安室奈美恵) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/ダーヨ(声:木原実) |
その他 | 伊武雅刀/ジェイ・カビラ/えなりかずき/ニキリナ/池谷幸雄/国本武春 他 |
OP | Welcome to Ponkickies(スチャダラパー)/歩いて帰ろう(斉藤和義) |
ED | Child's days memory(米米CLUB) |
再び朝に・安定期(1994年10月 - 1999年3月)
再び平日の朝に移動。高泉が番組を降板し、レギュラーだった4人がメインMCに昇格。10月から放送時間を月 - 金曜8時台前半(08:00 - 08:30)に変更[注 2]。この時期からCGキャラクター・コニーちゃんが登場。夕方放送していた時期はアニメーションの時報が無かったが、再び朝の8時台へ移動した事に従い復活。番組後半には、各分野の有識者・専門家が、幼児教育について語るコーナーも設定されていた。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | ピエール/BOSE/蘭々/アムロ/海田およぐ教授 |
スタジオ | マスクマン(鈴木源一郎)/マリ(豊田麻里)/メグ(小嶋めぐみ) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん(声:クリス智子)/ダーヨ |
その他 | 伊武雅刀/ジェイ・カビラ 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | Child's days memory |
1995年5月のゴールデンウィークには、当時のフジテレビ主催イベント・LIVE UFOに番組ステージを設け、鈴木と海田およぐのMCにより[注 3]、会場である国立代々木競技場内・スーパーキッズTVステーションから生放送が行われた。番組放送の後に行われていたイベントでは、メンバー参加の3x3バスケットやキャラクターショーの他、キーズラインダンスの公演やシスターラビッツのミニライブ等も開催。 7月には夏休み企画として、各メンバーが日本全国を回るロケ企画が行われた[注 4]。
同年8月よりスタジオセットがリニューアルされ、倉庫用の大型エレベーターで各コーナーの世界を移動する設定となった。出演者が四角い枠を書いて各コーナーへ行く「P-kiesウィンドウ」が開始された。同時にMCも4人の中から週替わりで2人となる。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | ピエール/BOSE/蘭々/アムロ(うち2人) |
キャラクター | 海田およぐ教授/ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/ダーヨ |
その他 | 伊武雅刀/ジェイ・カビラ/マスクマン/マリ/メグ/佐伯日菜子 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | Child's days memory |
1996年4月、鹿賀丈史扮する謎の部屋を守る番人・カガマルのコーナー「キッズプラネット」が開始。同年夏には鹿賀の歌う「ポンキッキーズ体操 Ja-nay Gymnastics」を提唱した「ひまわりキャラバン」という全国キャラバンが行われ、連日全国各地から生放送された(翌1997年も「めざましテレビ」と連動して実施)。また、同年8月8日(フジテレビの日)の放送は「888フジテレビまつり」の一環として、フジテレビお台場新本社前のシードリームステージから生中継され、平成8年8月8日8時8分8秒(フジテレビのチャンネル番号が8なことに由来)という8並びの瞬間を迎える盛大なカウントダウンが行われた。この回ではメインⅯⅭの4人が久々に集結し、P-kiesメドレーを歌うスペシャルライブを行った。
また、番組にビデオ出演した石井竜也が発した「ポンキッカー」という造語を、出演者・スタッフ・視聴者など、番組にかかわる全ての人を指す語として正式に使われるようになった。1996年10月14日から10月18日には当番組の形態をとってフジテレビ番宣を行った特別番組『ゴーゴーポンキッカー』、1997年1月5日には正月特別番組『ゴーゴーポンキッカーお正月スペシャル』が放送された。この頃より金子統昭、鮫島巧がレギュラーに加入。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | BOSE/蘭々/ピエール/アムロ(うち2人) |
スタジオ | あっくん(金子統昭)/タクミくん(鮫島巧)/リトルラビッツ |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/海田およぐ教授/ダーヨ/ワーニー&ワーニーミニ |
その他 | カガマル(鹿賀丈史) 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
1997年に入り安室が番組を降板し[注 5]、ピエールも準レギュラーに移ったため、MCがBOSEと鈴木の2人に定着する。3月より安室の後輩である当時9歳の三浦大地をメインボーカルとしたダンスユニット・Folderが番組とタイアップし、メンバーが日替わりでレギュラー出演開始。1stから(3rdを除く)5thまでのシングルA面曲はP-kiesメロディでミュージックビデオが使用された。 11月~12月にかけ、Gonna be funとしてP-kiesメロディに登場していた、ともさかりえが期間限定で鈴木と共にラビッツを務めた。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | BOSE/蘭々 |
スタジオ | ピエール/Folder/あっくん/タクミくん/リトルラビッツ/りえ(ともさかりえ) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/海田およぐ教授/ワーニー&ワーニーミニ/D.O.G/アントイーターズ |
その他 | カガマル/ガギグ原人(つのよしひろ/CHiCA/本多愛也) 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
番組開始5周年となる1998年度はタレント・P-kiesメロディ(タイアップ曲)の登用が盛んに行われ、新ラビッツのあんじ、市川実和子と櫻田宗久がレギュラー加入。5月に石井ビューティーが新曲「花まつり」を引っ提げ、いわゆるYOSAKOI系の演舞「BON-DANCE」を提唱。YOSAKOIソーラン祭りに番組の櫓を出し、ガチャピン・ムックが参加するなどキャラバン活動を展開した。
そして夏休み期間にはフジテレビ開局40周年記念イベントとして『P-kiesワンダーランド』を臨海副都心の青海Q区画(現:ダイバーシティ東京所在地)にて開催。動員数は番組単独のイベントとしては最大級の約52万人を記録した。同時期にガチャピンがロシアの宇宙ステーションミールに搭乗し、番組およびワンダーランド内で滞在の模様を紹介・中継する「ガチャピン 宇宙へ」企画が行われ、7月より訓練する様子などが番組内のコーナーで取り上げられ、8月13日にはソユーズTM-28でミールに辿り着いたが、収録に関する不具合によりミール搭乗後の放送はごく一部のみとなり、帰還の様子など取り上げられずに打ち切られた。
同年10月に『ナイスデイ』が08:25開始となった事に伴い、月 - 金曜08:00 - 08:25と放送時間が短縮となる。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | BOSE/蘭々 |
スタジオ | ピエール/あんじ/みわこ(市川実和子)/Folder/あっくん/タクミくん/さくらだくん(櫻田宗久)/リトルラビッツ |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/しんのすけ/インターネットスパイダー/海田およぐ教授/ワーニー&ワーニーミニ/D.O.G/アントイーターズ |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
再度夕方に(1999年4月 - 1999年9月)
1999年4月には『ナイスデイ』の後継番組として立ち上げられた『情報プレゼンター とくダネ!』が8時開始となった事に従い、再度16時台前半(16:00 - 16:25)に移動(仙台放送・福島テレビ・テレビ静岡は15:30 - 15:55、東海テレビは15:35 - 16:00)。番組が大幅にリニューアルされ、鈴木やピエールが降板するなどレギュラー出演者のほとんどが入れ替わり、曜日ごとの日替わりでコーナーが放送された。このリニューアルの際に、爆笑問題がネズミの着ぐるみ姿に扮したキャラクター爆チュー問題が登場。火曜日のコントコーナー『爆チュー問題のでたらめチューズデー』が放送され、長期に渡って放送される人気コーナーとなる。
月曜はBOSE司会の「P-kiesツアー」、水曜は米米CLUBのジェームス小野田及び原田亜希による「うたをつくろう」、木曜は鹿賀丈史が先生に扮した「ドクターカガドル」、金曜は画家・MAYA MAXXの「どこでもキャンバス」であった。
曜日 | 担当 | 出演者 |
---|---|---|
月曜 | MC | BOSE/桑田さゆり/アイシャ・ウェード |
火曜 | 爆チュー問題(爆笑問題)/山チュー秀樹(山中秀樹) | |
水曜 | ジェームス(ジェームス小野田)/原田亜希/スターダストレビュー | |
木曜 | カガドル(鹿賀丈史)/山田さくや | |
金曜 | MAYA MAXX | |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/ホワイP/コニーちゃん/やさい星人 | |
OP | Welcome to Ponkickies | |
ED | 不定 |
週一・1時間化へ(1999年10月 - 2001年3月)
1999年10月より月 - 木曜日は16:25 - 16:30の5分番組として、Bro.TOMによる紙芝居コーナー「トムさんのかみしばい」を一部地域のみ放送。『ポンキッキーズ』本編としては金曜日16:00 - 16:55(一部地域は15:30 - 16:25)に移動した。週1回の放送に縮小されたが再び1時間へと拡大した。このリニューアルで長らくMCを務めたBOSEも降板し、新たに爆チュー問題がメインMCとなった。従来のコントに加えて料理コーナーが開始。また、トムと共に新レギュラーとしてケイン・コスギが加わり、ガチャピンと共に行うチャレンジコーナーなどがあった。2000年3月31日は有珠山噴火の緊急特別番組で放送休止となり、夕方版最終日は同年3月30日(金曜版は3月17日[注 6])となった。
曜日 | 担当 | 出演者 |
---|---|---|
月曜 - 木曜 | 紙芝居 | トムさん(Bro.TOM) |
金曜 | MC | 爆チュー問題 |
スタジオ・コーナー | ケイン(ケイン・コスギ) | |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/やさい星人 | |
その他 | 山チュー秀樹/鈴木杏 他 | |
OP | Welcome to Ponkickies | |
ED | 不定(月曜 - 木曜はなし) |
2000年4月より毎週土曜日06:30 - 07:30(一部地域は06:00 - 07:00)と完全週一回放送となる。MCはケインが担当し、爆チュー問題はスタジオではパペットでも登場した。ケインの体操コーナー「ケインサイズ」の他、レギュラーおよびゲスト出演者がテーブルゲームの「ジェンガ」を巨大化させた「ビッグジェンガ」にチャレンジするコーナーが行われ、夏には一般公募による出張ビッグジェンガが行われた。5分番組「トムさんのかみしばい」は当番組に統合され、引き続き放送。同年10月に、はしのえみ扮する魔女のエミージョがレギュラー加入。
この頃からフジクリエイティブコーポレーション(FCC)の本番組制作部「P-kies制作部」が独立して設立されたフジテレビの子会社フジテレビKIDSを中心に制作される体制となった。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | ケイン |
スタジオ | 爆チュー問題/エミージョ(はしのえみ)<2000年10月〜> |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/ジャカジャカセブン/やさい星人/クリン(声:犬山イヌコ) |
その他 | トムさん/山チュー秀樹 他 |
OP | Welcome to Ponkickies |
ED | 不定 |
2001年4月には21世紀に突入した事に従い『ポンキッキーズ21』とタイトルを改め、MCは20th Centuryの井ノ原快彦が担当。毎週土曜日06:30 - 07:30(2003年10月からは06:00 - 07:00)となり、ケイン・コスギ以外のレギュラーは全員続投した(詳細は同項を参照)。
第2期
ポンキッキーズ | |
---|---|
ジャンル | 子供向け番組 |
演出 |
永井準 舘川範雄 高橋洋二 佐藤修 渡辺鐘 |
出演者 |
井ノ原快彦(20th Century) Bro.TOM シスターラビッツ(3代目) ほか |
オープニング | 中川ひろたか「げんき!」 |
エンディング |
Mr.Children「ヨーイドン」 TRF「Good day, Sunshine」 |
製作 | |
プロデューサー |
増當一也 福原伸治 中村雅一 |
制作 | フジテレビ、フジテレビKIDS |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2005年4月2日 - 2006年3月25日 |
放送時間 | 土曜日 6:00 - 6:30 |
放送分 | 30分 |
2005年4月より毎週土曜朝の週一回放送を継続したまま、タイトルから『21』を外して再び『ポンキッキーズ』に戻す。しかし放送時間は06:00 - 06:30と30分枠に再度縮小され、一部ネット局では編成上の都合で05:30 - 06:00に先行ネットとなる。番組内容やMC・レギュラーメンバー、スタジオセットは2004年度の『ポンキッキーズ21』から引き継いだ。7月に、フジテレビ夏のイベント『お台場冒険王』の一環に「ポンキッキーズ×ガチャガチャポン!お台場サマースクール」として子供向けのワークショップが開催され、一部の模様はチルドレンタイムSPで放送された。また、お台場冒険王の目玉企画として「ミュージカル きかんしゃトーマスとなかまたち」が開催され、番組内で特番が放送された(詳細はきかんしゃトーマスを参照)。
同月より派生番組として、ローティーン向け教育番組『ガチャガチャポン!』が1年間放送された。
秋冬にTRFのSAM・ETSU・CHIHARUがゲスト出演、ダンス教則DVDリリースの他、2006年1月より子供対象のダンスコンテストライブ「KIDS DANCE DANCE」を開催。
2006年4月より『めざましどようび』が06:00開始となる事に従い『ポンキッキ』とタイトルを改め放送時間を移動、同時に番組も大幅にリニューアルされた。長らくレギュラーだった井ノ原・ブラザートム・爆チュー問題など、ガチャピン・ムックを除いたレギュラーメンバーは全員降板となった。爆チュー問題はCSに放送波を移して『空飛ぶ!爆チュー問題』として2016年まで継続した。
リニューアル後の『ポンキッキ』は完全なローカル番組となった上、全ネット局で同時間での放送では無くなり、さらに当期の最終回をもって『ひらけ!ポンキッキ』からネットしていた一部系列局がネットを打ち切った事例もあった。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | いのっち(井ノ原快彦) |
スタジオ | バットム(Bro.TOM)/シスターラビッツ(3代目) |
キャラクター | ガチャピン/ムック/Pちゃん/コニーちゃん/チビミミナガバンディクート(声:イズミカワソラ) |
その他 | 爆チュー問題/山チュー秀樹 他 |
OP | げんき!(中川ひろたか) |
ED | ヨーイドン(Mr.Children)/Good day, Sunshine(TRF) |
主なコーナー
- お~い、朝だよ!
- 前期にオープニングで放送。一般公募のコーナーで、ガチャピンが早起きが苦手な子供の家に起こしに行く。
- やさいまるかじりキッズ→やさいまるかじり
- 一般公募のコーナー。子供が色々な野菜をまるかじりしている映像を放送する。映像は当初は子供1人のみで、番組中期はシスターラビッツが進行していた。番組後期にはコーナー名が若干変更され、複数人の子供達をダイジェストで流すようになった。また、最後にガチャピンとムックからの豆知識のコーナーが追加された。
- バケツンとオシャベル
- バケツ型のバケツンとスコップ型のオシャベルが、砂場で遊ぶ子供達から遊ぶ時のルールやマナーについて学ぶコーナー。
- いのっち
- 井ノ原がCGを利用して、色々なアクションをする。
第3期
ポンキッキーズ | |
---|---|
ジャンル | 子供向け番組 |
企画 | 小畑芳和 |
出演者 |
春風亭昇々 藤原さくら ほか |
製作 | |
プロデューサー | 山田洋久 ほか |
制作 | BSフジ、フジテレビKIDS |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2017年4月2日 - 2018年3月25日 |
放送時間 | 日曜日 08:00 - 08:55 |
放送分 | 55分 |
2017年4月より、BSフジ『beポンキッキーズ』の後継番組としてタイトルをまた『ポンキッキーズ』とし、第1期・第2期と同一のタイトルロゴを使用。スタジオセットは『beポンキッキーズ』から引き続きツリーハウスをテーマとしたがデザインが変更された。日曜日の週一回・55分放送、LINE LIVEやTVer、GYAO!でも配信された。テーマ・サブタイトルは「HAVE A DREAM」。「デジタル時代にアナログのすばらしさを」や人が持つ魅力を伝える番組作り、をテーマとした[4]。
春風亭昇々・藤原さくらをメインMCに迎える。『原点回帰』をテーマに第1期(1995年〜1999年頃)を踏襲した構成で、MC2名+Pちゃんによる番組進行、セットには様々な物が出るバスタブや『ポンキッキーズ21』で使用されたメッサーシュミットなど、過去のポンキッキシリーズで使用された小道具等が置かれ、「8時8分」の時報が1998年度以来18年ぶりに復活。平塚日菜(ふわふわ)と浅野杏奈(マジカル・パンチライン)による新生「シスターラビッツ」を結成、小学生バンドユニット「HAD」を結成(2期生は一般公募)。
2018年3月25日をもって放送終了。これをもって、『ポンキッキ』シリーズは通算45年の歴史に終止符を打つ事となった。同年7月8日より後継番組として、ガチャピンとムックが司会の新番組『ガチャムク』が放送開始された。
担当 | 出演者 |
---|---|
MC | しょうしょう(春風亭昇々)/さくら(藤原さくら) |
コーナー | ひな(平塚日菜)/あんな(浅野杏奈)/サキ(竹野谷咲)/キアラ(嶺岸煌桜)/HAD/ラニー・ラッカー/オンプマン/ ふく(鈴木福)/かのん(谷花音)/大ちゃん(川上大輔)/きいやま商店/ラバーガール/塚本江里子 |
キャラクター | ガチャピン/ムック/ガー/ムー/Pちゃん/ロリポップス/コニーちゃん/チビミミ |
OP | All You Need Is Love(The Beatles) |
ED | Someday(藤原さくら) 他 |
主なコーナー
- beフリッピング
- からだでプログラミング
- ゼンマイ落語
- ふしぎな森の音箱
- 一発ギャグ
- ミンナでミンワ
注釈
- ^ a b 『beポンキッキーズ』2013年度まで担当。2014年度以降は不明。
- ^ 『おはよう!ナイスデイ』は8時30分開始に復す。
- ^ 5月2日放送分のみ安室も参加
- ^ 岩手(ピエール&鈴木)、福島(ピエール)、広島(安室)、福岡、長崎(BOSE)
- ^ シスターラビッツのMVは降板以降も使用されており、出演者にも同年末までクレジットされていた。
- ^ 3月24日は全国高等学校バレーボール選抜優勝大会中継のため休止[3]
- ^ 山形テレビが『ひらけ!ポンキッキ』時代の1993年3月31日にテレビ朝日系列へのネットチェンジとフジテレビ側からの報復としての番組販売の拒否のためネットを打ち切ってから4年ぶりの放送再開となった。
- ^ 高知県では『ひらけ!ポンキッキ』時代を含めそれ以前のネット実績はなかった。
出典
- ^ “鈴木蘭々「ポンキッキーズ」1日10本撮影だった 昼間から翌朝まで ガチャピン&ムックの夜生態暴露” (2022年9月29日). 2022年9月29日閲覧。
- ^ a b 「はてなTV 『ポンキッキーズ』の教授 専攻は」『朝日新聞』1993年12月18日付東京夕刊、15頁。
- ^ 『読売新聞』2000年3月17日、24日テレビ欄
- ^ “コンテンツ事業|事業紹介|フジテレビKIDS”. 2018年6月30日閲覧。
- ^ ポンキッキーズ・メロディ2、ソニーミュージックショップ。(2013/10/06閲覧)
- ^ “バックドロップシンデレラ、「およげたいやきくん」カバーMVをBSフジ"ポンキッキーズ"に提供。明日4/2よりオンエア”. skream! (2017年4月1日). 2017年4月5日閲覧。
- ^ a b “1995/09/13 人気子供番組「ポンキッキーズ」をCD-ROM化” (プレスリリース), 株式会社ジャストシステム, (1995年9月13日) 2020年8月12日閲覧。
- ^ a b “1995/11/27 ポンキッキーズCD-ROMタイトル2製品発売” (プレスリリース), 株式会社ジャストシステム, (1995年11月27日) 2020年8月12日閲覧。
- ^ “製品情報/ポンキッキーズCD-ROM(1)もじもじワープロ”. 株式会社ジャストシステム. 2020年8月12日閲覧。
- ^ “Just MyShop - ポンキッキーズCD-ROM1 もじもじワープロ(製品の特長/動作環境・カタログ) -”. 株式会社ジャストシステム. 2020年8月12日閲覧。
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- ^ 『ザ・テレビジョン』熊本・長崎・沖縄版 1994年3月23日、9月21日、1999年3月24日、3月31日、9月22日、2000年3月8日発売分
- ^ 『ザ・テレビジョン』熊本・長崎・沖縄版 1994年3月23日、9月21日、1999年3月24日、3月31日、9月22日、2000年3月8日発売分
- ^ 『ザ・テレビジョン』鹿児島・宮崎・大分版 1994年3月23日、9月21日、1999年3月24日、3月31日、9月22日、2000年3月8日発売分
- ^ 『ひらけ!ポンキッキ』時代の1981年3月31日(当時は日本テレビ系列・テレビ朝日系列とのトリプルネット局だった)にネットを打ち切ってから13年ぶりの放送再開となった。
- ^ 『ザ・テレビジョン』鹿児島・宮崎・大分版 1994年3月23日、9月21日、1999年3月24日、3月31日、9月22日、2000年3月8日発売分
- ^ 『ザ・テレビジョン』熊本・長崎・沖縄版 1994年3月23日、9月21日、1999年3月24日、3月31日、9月22日、2000年3月8日発売分
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