牡蠣とは? わかりやすく解説

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かき【牡蠣】

読み方:かき

イタボガキ科の二枚貝総称海中の岩などに固着する貝殻形は一定しないが、片方の殻は膨らみ強く片方は平たい。殻表には成長脈が薄板状発達。マガキ・イタボガキ・スミノエガキ・イワガキなど食用となるものが多く養殖もされるオイスター。《 冬》「松島ふり—育つ/青邨」

[補説] 乳白色色合いと、栄養が豊富であることから「海のミルク」と呼ばれる


ぼ‐れい【××蠣】

読み方:ぼれい

カキ貝殻漢方収斂(しゅうれん)・鎮静薬などに用いる。


牡蠣

読み方:ボレイ(borei)

かき、かきの貝殻焼いて製した粉末


牡蠣

読み方:ボレイ(borei)

海産二枚貝のかき。


かき 【牡蠣】

イタボガキ二枚貝バビロニア神話に、世界カキの形としている。西洋では無口シンボルとされ、春−夏期食べるなとされた。

牡蠣

作者アントン・チェーホフ

収載図書チェーホフ全集 1 喜び悲しみ
出版社筑摩書房
刊行年月1988.2

収載図書チェーホフ全集 2
出版社筑摩書房
刊行年月1994.3
シリーズ名ちくま文庫


牡蠣

作者林芙美子

収載図書ちくま日本文学全集 045 林芙美子
出版社筑摩書房
刊行年月1992.12

収載図書清貧の書屋根裏椅子
出版社講談社
刊行年月1993.4
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書太平洋沿岸地区集―房総文芸選集 1
出版社あさひふれんど千葉
刊行年月1995.6

収載図書風琴と魚の町 清貧の書 11改版
出版社新潮社
刊行年月2007.8
シリーズ名新潮文庫

収載図書林芙美子
出版社筑摩書房
刊行年月2008.7
シリーズ名ちくま日本文学


牡蠣

作者吉岡

収載図書白い夏
出版社近代文芸社
刊行年月1993.10


牡蠣


牡蠣

読み方:カキkaki

カキ科に属す二枚貝で、九月四月が旬

季節

分類 動物


牡蠣

読み方:カキkaki

作者 伊藤整

初出 昭和14年

ジャンル 小説


牡蠣

読み方:カキkaki

作者 稲垣足穂

初出 昭和1年

ジャンル 小説


牡蠣

読み方:カキkaki

作者 林芙美子

初出 昭和10年

ジャンル 小説


牡蠣

読み方:カキkaki

作者 平林たい子

初出 昭和40年

ジャンル 随筆


カキ (貝)

(牡蠣 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 02:39 UTC 版)

カキ(牡蠣、牡蛎、牡蠇、蠣、蛎、蠇)は、ウグイスガイ目イタボガキ科とベッコウガキ科に属する二枚貝の総称、あるいはカキ目もしくはカキ上科に属するの総称。から「かきおとす」ことから「カキ」と言う名がついたといわれる[1]。古くから、世界各地の海岸地域で食用、薬品や化粧品、建材(貝殻)として利用されている。


  1. ^ カキ/牡蠣/かきの意味・語源・由来を解説 語源由来辞典
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  4. ^ a b 横山芳春、安藤寿男、橋本聡子「大規模カキ化石密集層のタフォノミー : 茨城県霞ヶ浦周辺の第四系更新統下総層群を例に」 日本古生物学会誌『化石 Fossils』 (76), 32-45, 2004-09-22, NAID 10017457601
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  57. ^ サザエであれば「ふんどし」と呼ばれる部分が相当する
  58. ^ 緑色をしたカキもあるがこれは餌の違いによるもので、あまり一般的ではない
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牡蠣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 21:16 UTC 版)

ソウナンですか?」の記事における「牡蠣」の解説

Case.86に登場世界各地沿岸地域分布する固着型の二枚貝。非常に美味栄養価高く海のミルク」と称されるが、5~8月産卵期食用適さないため、作中では未成熟・未産卵カキである「バージンオイスター」が獲られた。湯引きして干物にし、あほむし島から脱出するための保存食として加工された。

※この「牡蠣」の解説は、「ソウナンですか?」の解説の一部です。
「牡蠣」を含む「ソウナンですか?」の記事については、「ソウナンですか?」の概要を参照ください。

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牡蠣

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:01 UTC 版)

名詞

 (かき、ぼれい)

  1. かき)貝の一種かき漢字表記
  2. ぼれい語義1の貝殻焼いたのち、砕い粉末したもの漢方生薬として鎮痛のため用いられるほか、小鳥飼料供される

発音(?)

か↘きぼ↗れー


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