強迫とは? わかりやすく解説

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きょう‐はく〔キヤウ‐〕【強迫】

読み方:きょうはく

[名](スル)

1 あることをするよう無理に要求すること。むりじい。「寄付を―する」

2 民法上、他人に違法な害悪を示して恐怖心を生じさせ、その人の自由な意思決定を妨げること。強迫による意思表示は取り消すことができる。

3 無意味で不合理と思える考えや行為が、意志に反して支配的になる状態。自分でもばかげていると自覚しながら、打ち消そうとするとさらに強くなり、その考えや行為を繰り返さずにはいられなくなる。→強迫性障害


強迫(きょうはく)


強迫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 04:06 UTC 版)

強迫(きょうはく)とは、民法上の用語、概念の一つ。暴行・監禁・害を加える旨の告知、又はこれらの行為の組合せによって人に恐怖を抱かせる事による意思表示の誘導や妨害。強迫によってなされた意思表示は瑕疵あるものとされる。刑法上の用語、概念である脅迫とは別の用語、概念であるが、事実上の行為態様においては両者は重なり合うことが多い。

民法96条

 強迫による意思表示は、取り消すことができる(96条1項)。詐欺の場合と異なり善意の第三者にも対抗可能である(96条3項)。意思表示が代理による場合は、強迫の事実の有無は原則として代理人について決するものとされる(101条1項)。

民法747条

 強迫によって婚姻をした者は、その婚姻の取消しを家庭裁判所に請求することができる(747条)。

 婚姻の取消しの効果や主張期間については748条を参照。なお、養子縁組(又は離縁)についても747条、748条が準用される(808条1項、812条)。

民法891条

 推定相続人が遺言に関して強迫をおこなうと相続人の欠格事由に該当することがある。891条3号4号を参照。


強迫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 23:39 UTC 版)

「自己愛性パーソナリティ障害」の記事における「強迫」の解説

強迫性障害(強迫神経症)の形成には生物学的基盤をもつものから心因性疾患として生じるものまで様々なルートが存在するが、その一つに自己愛性パーソナリティ障害が挙げられる。レオン・サルズマンは、強迫性格は今日もっともよくみられる性格であり、すべてをコントロールしようとし、それが可能であるという万能的な自己像をもつ点が特徴であることを指摘している。強迫とは、同じ思考を反復せざるを得ない強迫観念と、同じ行為を繰り返さざるを得ない強迫行為を指すが、これらの症状の背後には強迫症者の持つ自己不全感が関与している。行為や思考を強迫的に反復して完全を期すことは、自己不信という根源的不安を防衛し、自己の完全性を維持することへと繋がる。現実に直面して敗退した自己愛性パーソナリティ障害の人物は、退却して仮想の世界で万能的自己を維持しようと試みる。現実との関わりを避け、決断や実行を回避し、ひきこもることで自己の栄光を維持しようとする。それは、何もしないでいれば、何でもできる可能性の中にとどまっていられるからである。強迫症状が軽減・消退した直後に抑うつが生じるのは、尊大な自己像が揺さぶられ、現実の自己を受け入れなければならなくなることへの反応であり、強迫は抑うつに対する防衛として機能している。

※この「強迫」の解説は、「自己愛性パーソナリティ障害」の解説の一部です。
「強迫」を含む「自己愛性パーソナリティ障害」の記事については、「自己愛性パーソナリティ障害」の概要を参照ください。

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強迫

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:10 UTC 版)

名詞

強 迫(きょうはく)

  1. 相手を従わせ、あることをするよう無理に要求すること。
  2. 民法などで、相手に害悪の生じることを知らせて恐怖を抱かせ、自由な意思決定を妨げること。刑法で類似の概念は「脅迫」と表記される。
  3. 不合理な考え方などに、自己のコントロールがきかなくなるほど強く取りつかれること。

発音(?)

きょ↗ーはく

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
強迫-する

「強迫」の例文・使い方・用例・文例

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