アンギュラーアクセラレーション(角加速度)
角速度ωの時間tに対する割合。操舵状態の車両に駆動力を作用させると、前後輪のタイヤ滑り角の差に応じて、重心まわりに旋回のヨーモーメントが発生、増大する。タイヤの路面保持が限界を超えるとヨーモーメントは制御不能となる。ホイールアライメントは、タイヤの横滑り角制御に関係する。また、車体とエンジン、駆動装置の質量に作用する遠心力や横方向のリフト・ダイブ作用により、車体のローリングを発生増大させ、ホイールリフト現象や転倒の原因となる。ローリングおよび加速・減速や前後車軸の路面不整入力により起こるピッチングの車体慣性力の抗力は、懸架ばね力である。
角加速度
(angular acceleration から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/15 00:11 UTC 版)
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古典力学 | ||||||||||
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歴史 | ||||||||||
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角加速度 angular acceleration | |
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量記号 | α |
次元 | T -2 |
種類 | ベクトル |
SI単位 | rad/s2 |
角加速度(かくかそくど、英: angular acceleration)は、角速度の変化率を意味する。単位は国際単位系ではラジアン毎秒毎秒 (rad/s2) で、または度毎秒毎秒 (deg/s2) が用いられることもある。数式中の記号はギリシア文字のαで表されることが多い。
数学的な定義
角加速度は角速度と同様にベクトル量であり、その向きは右ねじの方向、大きさは角度の2階時間微分または角速度の1階時間微分である。即ち
または
のいずれかで定義される。ここでは角速度であり、は線型接線加速度、は曲率半径である。
運動方程式
回転運動では、ニュートンの運動の第2法則を適用してトルクと角加速度の関係を記述することができる。
ここでは物体に働く全トルクであり、は物体の慣性モーメントである。
定数の加速度
トルクが定数である場合には、角加速度もまた定数となる。この特別な場合には、前述の方程式は簡単に定数係数の方程式
として書くことができる。
非定数の加速度
トルクが定数でない場合には、物体の角加速度は時間とともに変化する。方程式は定数値のかわりに微分方程式となる。この微分方程式は系の運動方程式として知られ、物体の運動を完全に記述することができる。
関連項目
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