Superior Energy Services,(NYSE:SPN)
住所: | 1105 Peters RoadHarvey, LA 70058United States |
電話: | 1- (504) 362-4321 |
FAX: | 1- (504) 362-1430 |
ウェブサイト: | http://www.superiorenergy.com |
業種: | エネルギー |
業界: | 石油(採掘・機材) |
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サイパン国際空港
(SPN から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 05:05 UTC 版)
サイパン国際空港 Saipan International Airport Francisco C. Ada Airport |
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IATA: SPN - ICAO: PGSN | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | ![]() |
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所在地 | サイパン島 | ||||||||
母都市 | ガラパン | ||||||||
種類 | 公共 | ||||||||
所有者 | Commonwealth Ports Authority | ||||||||
標高 | 66 m (215 ft) | ||||||||
座標 | 北緯15度07分08秒 東経145度43分46秒 / 北緯15.11889度 東経145.72944度 | ||||||||
公式サイト | 公式ウェブサイト | ||||||||
地図 | |||||||||
空港の位置 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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統計(2005年) | |||||||||
発着回数 | 39,542回 | ||||||||
リスト | |||||||||
空港の一覧 |
サイパン国際空港(サイパンこくさいくうこう、英語: Saipan International Airport)は、北マリアナ諸島サイパン島にある国際空港である。
概要
サイパン国際空港は、734エーカー(297ヘクタール)の面積があり、8,700ft(フィート)×200ft(2,652m×61m)の滑走路がある[1]。深夜便が多いので、事実上24時間運用の空港となっている。
北マリアナ諸島の表玄関となる空港であり、国際線ターミナルと国内線ターミナルの2つのターミナルがある。国内線ターミナルからテニアンやロタへの便に乗り換えることができる。国際線ターミナルには、6基のボーディングブリッジが等間隔で並んでおり、大部分がボーイング777クラスの大型機も使用可能である。
国際線ターミナルには、到着ロビーに観光案内所・ATM・軽食店・インターネットサービス・レンタカーの受付など、出国制限エリアにレストラン・空港ラウンジ・土産物店・両替所などの各施設が充実している。
ラウンジ
国際線ターミナルの制限エリアには、共用ラウンジの「ハファダイガーデン」が設置されている。ハファダイガーデンには、新聞(日本語新聞は日本から空輸されるため、配達されるのは当日の午後になる)やソフトドリンク、アルコール類が準備されており、おつまみや軽食も準備されている。ソファ席とテーブル席が80席用意されているほか、ビジネスコーナーがある。利用時間は、0:00~8:00/13:00~21:15。
歴史

第一農場の暫定滑走路
元々この地には、南洋興発株式会社の第一農場(アスリート農場)が置かれており、辺り一面サトウキビのプランテーションであった。また、約600人の日本人が居住していた街もあり、学校や駐在所、商店もあった。
ところが、1933年(昭和8年)に帝国海軍が特別大演習を実施することになり、訓練機の離着陸のために農場の一区画約30万坪を潰して即席の飛行場を作ることになった。東西800 m、南北600 mのL字型滑走路が建設された。「マカダム舗装」という簡易舗装であったため、演習中にひびが入るほど脆く、大演習終了後は特に利用することもなかったため、瞬く間に雑草がアスファルトを突き破り、元のサトウキビ畑へと転用されていった。
「共同網干し場」の建設
1937年(昭和12年)になり、日本海軍は南洋群島域内に軍事施設を建設する方針を固め、特別大演習の滑走路と同じ場所に海軍飛行場を建設することになった。もっとも、南洋群島は国際連盟の委任統治規定により軍事施設の構築が禁止されていたため、表向きは「共同網干し場」の名目で建設された。
第二次世界大戦前は大日本航空の飛行艇がサイパンと横浜港との間を結んでいたが、1941年(昭和16年)の日英米開戦後に、地名の「アスリート(As Lito)」から「アスリート飛行場」と命名された。
サイパン戦
1944年(昭和19年)7月のサイパン島陥落により、アスリート飛行場はアメリカ軍に占領され、名称も「コンロイ飛行場」(コンロイフィールド)、続いて「イズリー飛行場」(アイズリーフィールド)に改称した。
その後、大幅な拡張・改修工事がなされ、ボーイングB-29の離着陸が可能となった。これにより、イズリー飛行場は日本本土空襲の前線基地となった。
戦後
アメリカ軍はイズリー飛行場の西側にも「コブラー飛行場」を新設しており、戦後は専らコブラー飛行場の方を使用していた。
1970年代に入り、日本人観光客が多く訪れるようになると、コブラー飛行場は手狭になり、旧イズリー飛行場を大型旅客機の離着陸が可能な国際空港に整備することになった。
1975年12月15日に整備が完了し、現在の名称に改称した。
就航路線
航空会社 | 就航地 |
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スター・マリアナス・エア | ロタ、テニアン |
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グアム、東京/成田 |
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ソウル/仁川 |
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ソウル/仁川 |
運休路線
航空会社 | 就航地 |
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東京/成田、大阪/関西 |
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東京/成田 |
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ソウル/仁川、釜山、大阪/関西 |
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釜山 |
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ソウル/仁川 |
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北京/首都、上海/浦東 |
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広州(季節運航) |
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杭州 |
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上海/浦東(季節運航) |
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成都/双流、上海/浦東、広州 |
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香港 |
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香港 |
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東京/成田、名古屋/中部、釜山 |
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大阪/関西 |
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マニラ(季節運航) |
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国際線ターミナル
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国内線ターミナル
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ターミナル通路
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コンコース
その他
空港周辺には、日本軍爆薬庫跡やトーチカ、破損した戦車などが残されている。これは放置されたままになっているのではなく、北マリアナ諸島の法律で、戦跡は歴史的遺物として保存され移動することができないためであり、意図的に「片付けない」野外展示場となっている[4]。
脚注
- ^ a b FAA Airport Form 5010 for GSN (PDF) , retrieved 2007-03-15
- ^ サイパン国際空港 飛行機時刻表 - NAVITIME Transit
- ^ Passenger Flight Schedule - Star Marianas Air
- ^ 中山京子「慰霊碑、小瓶、『赤い靴』」/ 中山京子編著『グアム・サイパン・マリアナ諸島を知るための54章』明石書店 2012年 141ページ
参考文献
- 中島洋『サイパン・グアム 光と影の博物誌』現代書館、2003年
関連項目
外部リンク
斜交群
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数学において、斜交群(しゃこうぐん、英: symplectic group)またはシンプレクティック群は、極めて密接に関連するが、異なる 2 つの群を意味し得る。 この記事では、この二つの群を Sp(2n, F) および Sp(n) と記す。 前者と区別するため、後者は屡、コンパクト斜交群と呼ばれる。 多くの筆者が若干異なる記号を使う傾向にあるが、それは、2 の因数だけ異なる。 ここでの記号は、群を表現するために使う行列の大きさに合わせることとする。
Sp(2n, F)
体 F の上の 2n 次の斜交群 Sp(2n, F) とは、成分を F に持つ 2n × 2n 斜交行列全体の、行列の掛け算を群の演算とする群である。 全ての斜交行列の行列式は 1 だから、斜交群は、特殊線形群 SL(2n, F) の部分群である。
より形式的には、斜交群は、F 上の 2n 次元ベクトル空間の線形変換であって、非退化反対称双線形形式を保存するもの全体の集合として定義できる。 この様なベクトル空間は、斜交ベクトル空間と呼ばれる。 抽象斜交ベクトル空間 V の斜交群はまた、Sp(V) と書く。
n = 1 のとき、行列の斜交条件は、行列式が 1 であることと同値であり、従って Sp(2, F) = SL(2, F) である。 n > 1 のときには、追加的条件が必要となる。
典型的には、F は実数体 R または複素数体 C である。 この場合、Sp(2n, F) は、実または複素次元 n(2n + 1) の実または複素リー群である。 これら群は連結だがコンパクトではない。 Sp(2n, C) は単連結であるが、Sp(2n, R) は Z に同型な基本群を有する。
Sp(2n, F) のリー環は、以下の式を満たす 2n×2n 行列全体の集合である。
ΩA + tAΩ = 0
ここで、tA は A の転置、Ω は以下の反対称行列である。
Sp(n)
斜交群 Sp(n) は、GL(n, H) (可逆四元行列全体)の部分群であって、Hn 上の標準エルミート形式
を保存するものである。 つまり、Sp(n) は単なる四元ユニタリ群 U(n, H) だということである。 実際、時として超ユニタリ群(英: hyperunitary group)と呼ばれることもある。 また、Sp(1) は、単位長を有する四元数全体の集合、つまり 3 次元超球面 S3 である。 Sp(n) は前節の意味で斜交群ではないことに注意されたい。というのも、Hn 上の反対称形式を保存しないからである(実際のところ、この様な形式は存在しない)。 この群を「斜交」群と呼ぶ理由については、次節で説明する。
Sp(n) は、n(2n + 1) 次元の実リー群である。 これはコンパクト、連結かつ単連結である。 Sp(n) のリー環は、
A + A† = 0
を満たす n×n 四元行列の集合である。ここで、A† は、A の随伴行列である(共軛は、四元共軛を取る)。 リー括弧積は、可換子により与えられる。
斜交群間の関係
群 Sp(2n, R)、Sp(2n, C)、Sp(n) の間の関係は、そのリー環で最も顕著に表れる。 これらの群を実リー群とみなしたとき、同一の複素化(英:complexification)を有する。 カルタンによる単純リー環の分類では、このリー環は Cn と記す。
多少言い換えると、複素リー環 Cn は、複素リー群 Sp(2n, C) のリー環 sp(2n, C) そのものである。 このリー環は、以下の 2 つの異なる実形式を有する。
- コンパクト形式 sp(n)、Sp(n) のリー環である。
- 正規形式 sp(2n, R)、Sp(2n, R) のリー環である。
行列 | リー群 | 実次元 | 複素次元 | コンパクト | 基本群 π1 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Sp(2n, R) | R | 実 | n(2n + 1) | – | × | Z |
Sp(2n, C) | C | 複素 | 2n(2n + 1) | n(2n + 1) | × | 1 |
Sp(n) | H | 実 | n(2n + 1) | – | ○ | 1 |
関連項目
- SPNのページへのリンク