ファラリョン・デ・パハロス島とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 地域・地名 > 地形・地勢 > 島嶼 > 北マリアナ諸島 > ファラリョン・デ・パハロス島の意味・解説 

ファラリョンデパハロス‐とう〔‐タウ〕【ファラリョンデパハロス島】

読み方:ふぁらりょんでぱはろすとう

Farallon de Pajaros》⇒ウラカス島


ファラリョン・デ・パハロス島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/29 13:45 UTC 版)

ファラリョン・デ・パハロス島
所在地 北マリアナ諸島
所在海域 フィリピン海
太平洋
所属諸島 マリアナ諸島
座標 北緯20度32分42秒 東経144度53分37秒 / 北緯20.54500度 東経144.89361度 / 20.54500; 144.89361
面積 2 km²
最高標高 319 m
プロジェクト 地形
テンプレートを表示
北マリアナ諸島の地図

ファラリョン・デ・パハロス島(ファラリョン・デ・パハロスとう、チャモロ語: Farallon de Pajaros)は、マリアナ諸島北端の島。スペイン語で「鳥の岩」(スペイン語: Farallón de Pájaros)を意味する。「パハロス島」または「ウラカス島」[1]とも呼ばれている。

概要

北マリアナ諸島の最北にあり、概略位置は北緯20度33分、東経144度54分。サイパン島北方約600km、南硫黄島の南東約540km、母島の南南東約730kmに位置する。緯度では沖ノ鳥島よりもやや北にある。

円錐型をした無人の活火山島で、約500万年前から火山形成が始まり、20世紀中盤まで活発な火山活動があった。最近では1967年1989年噴火している。

面積約2平方km、島の中央付近の山頂は標高319m。土壌は溶岩火山灰で覆われ、ごく限られた植生が存在する。海鳥が多く生息し、営巣地となっている。北部諸島野生生物保護地域に指定されている。

カロリン諸島の原住民が、フィリピン海を航海する際、この島の噴火を灯台の代わりに用いたという伝承がある。

交通

定期便はない。サイパン島からまたはヘリコプターのチャーターのみ。

脚注

  1. ^ 日本名で、三角形の火山の頂が、海面に現れているばかりの島。(中山京子「火山活動でできた亜熱帯の島」/ 中山京子編著『グアム・サイパン・マリアナ諸島を知るための54章』明石書店 2012年 16ページ)

関連項目

外部リンク

座標: 北緯20度32分42秒 東経144度53分37秒 / 北緯20.54500度 東経144.89361度 / 20.54500; 144.89361




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ファラリョン・デ・パハロス島」の関連用語

ファラリョン・デ・パハロス島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ファラリョン・デ・パハロス島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのファラリョン・デ・パハロス島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS