RQ-S**系(再生専用/チューナー付き/録音対応/録音・チューナー搭載)
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「パナソニックのヘッドホンステレオ」の記事における「RQ-S**系(再生専用/チューナー付き/録音対応/録音・チューナー搭載)」の解説
RQ-S1 RQ-S1D RQ-S3 1989年4月発売。体積比でカセットケースより小さいコンパクト設計。AR90メカを採用し、ドルビーB NR、および最高20kHzまでの周波数特性を実現するために再生ヘッドをナローギャップ化されたファインギャップ・ハードパーマロイヘッドを採用。S1Dは松下電器創業70周年記念モデルで、S1をベースにしたモデルである。本体のPanasonic文字が金色に変更され、専用箱が付属。S3はS1のデザイン変更モデルで、S-XBSとシグナルリモコンを搭載。 RQ-S5 RQ-S5V 1989年5月発売。ドルビーB/C NRとファインギャップ・ハードパーマロイヘッドを採用。合計21局まで記憶できるデジタルチューナーを搭載したチューナー付きの「RQ-S5V」も1989年6月に発売された。 RQ-S7F RQ-S7R 1989年8月発売。S7FはS5Vに録音機能を付加したモデルで、合計21局まで記憶できるデジタルチューナー搭載し、ファインギャップ・ハードパーマロイヘッドを採用。S7Fにチューナーを除いた「RQ-S7R」も発売された。 RQ-S8 1989年9月発売。充電池&乾電池内蔵可能のハード&タフ設計。急速充電器付属。 RQ-S4 RQ-S6 S4は1989年12月発売。メカニズムの動作や時刻がわかる本体液晶内蔵。S6は1990年1月発売され、本体液晶内蔵しドルビーB&Cを採用。 RQ-S11 RQ-S33 RQ-S55 電車ポジション初搭載(S33とS55のみ)。フルロジックメカ構造を採用し、シグナルリモコンを搭載。S11は1990年2月に発売され、トラック方式はステレオを採用。S33は同年3月発売され、4トラック2CHステレオに対応し、急速充電器を付属。S55は同年4月発売され、ファインギャップ・アモルファスヘッドとドルビーB&Cを採用し、4トラック2CHステレオに対応。 RQ-S88 1990年8月発売。充電池&乾電池内蔵可能の衝撃に強いタフ設計。 RQ-S55V 1990年10月発売。ワールドワードチューナー、エリアバンク搭載。時計機能付き。 RQ-S45 RQ-S65 1990年11月発売。液晶型の見えるリモコンを搭載し、UロードHi-Fiインサイドホン初採用。2フェイスデザインを採用し、初めてボタン配置が本体背面に変更された。S65はS45の上位版で同年12月発売され、高音質設計でドルビーB&Cを採用。 RQ-S77F 1990年11月発売。RQ-S55Vに録音機能を付加したモデル。UロードHi-Fiインサイドホンを採用。 RQ-S15 1991年2月発売。ファインギャップ・ハードパーマロイヘッドと電車ポジションを搭載。このモデルから廉価モデルにも4トラック2CHステレオに対応。 RQ-S35 RQ-S35V 1991年6月発売。ライブポジション、街角ポジション、ツインローターモーター初搭載。「5つの音ヂカラ」のキャッチコピーがつけられた。ASC(アメニティ・サウンド・コントロール)リモコンを搭載し、ASCとS-XBSとライブポジションの組み合わせにより、EQは全18種類の組み合わせが可能である。チューナー付きの「RQ-S35V」も同年7月に発売された。 RQ-S75F 1991年7月発売。RQ-S77Fにリモコンでの録音時の一時停止コマンドとリモコン独自のHOLDキーが追加されたモデル。S77Fとは異なり、Uロードインサイドホンを採用している。 RQ-S60 RQ-S60V RQ-S80 1991年11月発売。液晶型の音見えリモコンを搭載。S-XBSは従来の2段階から1段階に変更され、全てのEQはASC EQボタンに集約された。シェイプアップフォルムを採用し、このモデル以降は本体のボタン配置が本体背面になっている。S80はS60の上位版で、二重塗装しドルビーCと12LC・ハードパーマロイヘッドを搭載して音質を追求したフラッグシップモデルで、ドルビーB&Cはこのモデルで最後となる。チューナーと「局見えリモコン」を搭載した「RQ-S60V」も同年12月に発売された。 RQ-S20 1992年3月発売。急速充電器を付属。本体の色は、海を彩る3種類のパターンが用意された。ヘッドホンステレオとしては、最後のシグナルリモコン搭載モデルで、Uロードインサイドホンを採用した。 RQ-S40 RQ-S40V 1992年6月発売。シェルロック初搭載。シェルロックは、フタのロック、テープの走行を安定させるカセットスタビライザー、フタのガタツキを抑える肉厚リンクアングル、1mm厚の頑丈なアルミカセットフタ等、カセットテープを安定して再生できる構造の総称である。尚、カセットオープンドアはこのモデルよりデザインが変更され、シェルロック搭載モデルとそうでないモデルとの区別ができるようになっている。S-XBSと電車ポジションとの切り替えが可能な新ASCリモコンを搭載。チューナー付きの「RQ-S40V」は、チューナー付では発売当時世界最薄モデルで、不揮発性メモリーICを搭載したことで、リチウムボタン電池が不要となった。 RQ-S90F RQ-S90R S90Fは1992年8月発売され、S40Vに録音機能を付加した発売当時業界最薄モデルで、新ASCリモコン(録音対応)搭載。S90Fにチューナーを除いた「RQ-S90R」も同年10月発売された。室内ポジションはこのモデルで最後となる。 RQ-S70 RQ-S85 1992年11月発売。deruカセ(スライディングカセット)、TPS(頭出し機能)初搭載。シェルロックは、新たにダブル肉厚リンクアングルとツインヘッドスタビライザーが追加され、deruカセ搭載に伴いカセットスタビライザーが除かれた。この機種から室内ポジションが搭載されなくなり、充電器も急速タイプでなくなった。S70は新・音見えリモコンを搭載した最後の街角ポジション採用モデルである。S85はワイヤレス型のポケットリモコンを搭載し、からみにくいヘッドホンコードを初採用。 RQ-S25 1993年2月発売。すっきりリモコンを初搭載。付属の乾電池ケースはリニューアルされ、装着時においても乾電池の交換が可能になった。 RQ-S50 RQ-S50V RQ-S70V 1993年6月発売。テープの早送り・巻戻しの高速化、3曲TPS(通称さるとびサーチ)、3キーのアクセスリモコン、キュー&レビュー、テープ残量が確認できる透明窓、ブランクスキップ初搭載。シェルロックは、カセットスタビライザー、肉厚リンクアングルが復刻。この機種から、オープンドアの配置が右寄りに変更され、本体操作時にもビープ音が鳴るようになった。S50は本体背面にアクセスランプを搭載。本体背面にアクセス状態が確認できる液晶画面を採用し、チューナー付きでは発売当時世界最薄モデルとなった「RQ-S50V」も同年6月発売された。S50VにAMステレオ放送受信に対応した「RQ-S70V」も同年8月発売された。 RQ-S75 RQ-S95 おまかせホールド、ぴったりホン初採用。deruカセ構造で1曲TPSに対応し、ブランクスキップを搭載。S75は1993年10月発売され、新液晶リモコンを採用。また、S75の迷彩パターンデザインに、ニッケル水素充電池を初めて付属した「RQ-S75H」が同年11月に発売された。S95は同年11月発売され、本体への格納が可能なワイヤレス型のコバンザメリモコンを搭載。 RQ-S30 1994年3月発売。すっきりリモコン、TPS機能搭載。廉価モデルにもぴったりホンが採用されるようになった。
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