Note Standard
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「LaVieの機種一覧」の記事における「Note Standard」の解説
「LaVie L」・「LaVie S」・「LaVie E」後継の大画面ノートモデル。型名・型番はNSから始まる。 /A世代(2015年1月) 3つのシリーズを統合し、エントリーからハイエンドまで幅広いラインナップとなる。「LaVie L」後継のNS750は「新/T世代」から薄型化され、フローティングキーボードの採用やパームレストの防指紋・抗菌化などを施した新デザインとなり、併せて、「LaVie」初の4K UHD液晶モデルとなるNS850を新設した。「LaVie S」後継のNS150・NS350・NS550・NS700はCPUを変更(NS150はCeleron 3205U、NS350はCore i3-5005U、NS550はCore i5-5200U、NS700はCore i7-5500U)したほか、NS350・NS550・NS700は曲線を取り入れた新デザインを採用。NS150はワイヤレスIEEE802.11ac/aに対応した。「LaVie E」後継のNS100はNS150同様、CPUをCeleron 3205Uに変更し、ワイヤレスLANはIEEE802.11ac/aに対応した。 /B世代(2015年5月) NS100・NS150を除く全モデルに搭載されている「AudioEngine」が「Desk All-in-one」・「Hybrid Fiesta」・「Hybrid ZERO」同様に性能を強化し、ヘッドフォンでの音響効果が有効になった。また、プリインストールアプリの強化を行い、非操作時に天気・ニュース・写真などを表示する「インフォボード」を全モデルに、4K対応動画再生ソフト「PowerDVD BD with 4K」をNS350以上のモデルに、4K対応動画編集ソフト「MediaShow BD with 4K」をNS550以上のモデルにそれぞれ搭載。NS100とNS150はボディデザインの一部変更を行った。なお、基本スペックは「/A世代」を踏襲する。 /C世代(2015年9月) OSをWindows 10 Homeに変更したほか、CPUも全モデルで変更を行い、Celeron搭載のNS100・NS150はCeleron 3205UからCeleron 3215Uに、Core i3搭載のNS350は第5世代のCore i5-5005Uから第6世代のCore i3-6100Uに、NS550は第5世代のCore i5-5200Uから第6世代のCore i5-6200Uに、NS700・NS750・NS850は第5世代のCore i7-5500Uから第6世代のCore i7-6500Uにそれぞれ変更して性能を強化。さらに、NS350以上のモデルはデザインを一新して薄型化したほか、NS550とNS700はディスプレイをフルHD・スーパーシャインビューLED IPS液晶に変更して高解像度化、NS750とNS850は既搭載のYAMAHAサウンドシステムに薄型ウーファーを新たに内蔵したことでサウンド性能も強化した。 /D世代(2016年1月) 4K UHD液晶搭載モデルのNS850において、CPUをCore i7-6567Uに性能強化し、これに伴ってCPU内蔵グラフィックスもintel Iris Graphics 550に性能向上。そのほかの全モデルはAndroidスマートフォンやタブレットで閲覧しているWebページや写真・動画をタッチ操作でひきつぐことができる新アプリ「LAVIEコネクト」を新たに搭載したマイナーチェンジ程度で、基本スペックは「/C世代」を踏襲する。 /E世代(2016年5月) ベーシックモデル(NS100・NS150)において、ヒンジ部分のレイアウトを外側に変更する新デザインを採用し、CPUをCeleron 3855Uに変更。また、ベーシックモデルのNS150及びハイスペックモデル(NS350・NS550・NS700)、プレミアムモデル(NS750・NS850)全機種においては、Desk All-in-one同様、「LAVIEチャンネル」の追加をはじめとしたソフトウェア面の強化を行った。なお、ハイスペックモデルとプレミアムモデルの基本スペックは「/D世代」を踏襲する。 /F世代(2016年9月) ハイスペックモデル(NS350・NS550・NS700)とプレミアムモデル(NS750・NS850)でCPUが変更され、第7世代Core iファミリー(NS350はCore i3-7100U、NS550はCore i5-7200U、NS700・NS750・NS850はCore i7-7500U)に強化。また、プレミアムモデルにおいてはデザインを一新し、最大10Gbpsの高速データ転送が可能なUSB 3.1を2ポート(Type-A・Type-C各1ポートずつ)搭載した。ベーシックモデルはNS150のみ、「AudioEngine」にヘッドフォン視聴時にサウンドを自動調整する「イマジナリースピーカー」機能を搭載した。なお、ベーシックモデル(NS150・NS100 (Office Home & Business Premium + Office 365 サービスモデルとOffice Personal Premium + Office 365 サービスモデル))の基本スペックは「/E世代」を踏襲するとともに、USB光センサーマウスが付属された(NS150以上はBluetoothレーザーマウスが以前から付属)。また、カタログにも記載されていないが、OSの10にはAnniversary Update (RS1) は適用されていない。なお、プレミアムモデルのNS850は「/G世代」発表後も継続販売された。 /G世代(2017年1月・4月) 「/F世代」を継続販売するプレミアムモデルのNS850を除く全機種でモデルチェンジ。Desk All-in-One同様に、アプリの「インフォボード」に「インフォモードコネクト」を追加し、「LAVIEチャンネル」のデザインを変更したほか、ベーシックモデルのNS150・ハイスペックモデル全機種・プレミアムモデルのNS750は付属のBluetoothマウスをレーザー方式からBlue LED方式に変更。さらに、ハイスペックモデルのNS350は画面解像度をFull HDに高解像度化し、プレミアムモデルのNS750はカラーバリエーションの一部入れ替えを行い、「/F世代」で設定されていたクリスタルゴールドに替わり、新色のクリスタルグリーンを設定した。 /H世代(2017年7月) プレミアムモデルのNS850はCPUをCore i7-7567U(Intel Iris Plus Graphics 650を内蔵)に変更し、光学ドライブはUltra HD Blu-rayの再生に対応。また、HDD部の周辺には衝撃緩和のためのクッション材が新たに配置された。同じプレミアムモデルのNS750は「/G世代」に設定されていたクリスタルグリーンに替わり、青系のクリスタルブルーを設定。ベーシックモデルのNS150は「ワンタッチスタートボタン」の形状を変更し、LEDインジケータを改良したほか、白系のエクストラホワイトにおいて画面ベゼルと底面カラーをブラックからホワイトに変更。新色のシャンパンゴールドを設定して4色展開となった。なお、CPUが変更されたプレミアムモデルのNS850を除く全モデルは「インフォボード」や「インフォボードコネクト」の機能強化を行ったマイナーチェンジ程度で、ハードウェアスペックは「/G世代」から踏襲される。また、カタログにも記載されているが、OSの10にはCreators Update(RS2)が適用されている(カスタマイズモデルではRS2が適用されているかは不明)。なお、ベーシックモデルとハイスペックモデルのNS350は「/J世代」発表後も継続販売された。 /J世代(2017年10月・2018年2月・3月) ハイスペックモデルのNS700のみモデルチェンジ。CPUを第8世代のCore i7-8550Uに変更した。また、カラーバリエーションにシャンパンゴールドを追加し、4色展開となった。 /K世代(2018年7月) 2018年夏モデルでの発売となるが、2018年1月発表の「Desk All-in-one」や「Note Mobile」と同じ「/K世代」となる。この世代より、Note Standardシリーズを引き継ぎながらレノボ Ideapad 330のOEMとなる。これにより、キーボードの段差がないユニボディデザインとなり、キーボード下に補強が加えられ、ファンの排熱口はIdeapad同様本体後方配置となった。カラーバリエーションはカームホワイト、カームブラック、カームレッドの3色(NS100はカームホワイトのみ)となった。そのほか、ベーシックモデルはCPUをCeleron N4000に変更。ハイスペックモデルのNS350はCPUがCore i3-7020Uに変更され、NS300に変更。また、NS700と同じCore i7-8550Uを搭載し、メモリを4GBに減らしたNS600が新設された。OfficeはNS100に設定されていたPersonal搭載モデルが廃止され、全モデル「Home & Business 2016」に仕様変更された。「/L世代」発表後も継続販売された。 NEC Direct向けの「LAVIE Direct NS」では、NECブランドPCで初となるAMDのRyzenプロセッサーを搭載した「LAVIE Direct NS(R)」が設定された。 /M世代(2019年1月) NS300・NS600・NS700の3モデルをモデルチェンジ(NS100とNS150は/K世代を継続販売)。全機種OfficeがHome & Business 2019に更新されたほか、NS600は「LAVIE Direct NS(R)」での設定だったRyzenプロセッサー(Ryzen 7 2700U)が搭載され、ストレージを256GB SSDに変更。Core i3搭載のNS300とCore i7搭載のNS700はストレージがOptaneメモリー付HDDに変更された。 /N世代(2019年5月・7月) 5月に先行してエントリーモデルのNS100とNS150をモデルチェンジ。左右の液晶ベゼルが挟額縁化され、幅と奥行きを短縮。CPUはCeleron 4205Uとなり、/M世代同様にOfficeがHome & Business 2019に更新された。7月に残りのNS300・NS600・NS700をモデルチェンジ。3機種ともCPUがスペックアップされ、NS300は第8世代のCore i3-8145U、NS600はRyzen 7 3700U、NS700はCore i7-8565Uとなった。併せて、17.3型ワイド液晶モデルのNS350とNS850を追加。ディスプレイには広視野角の「スーパーシャインビューLED IPS液晶」が採用されており、NS350はCPUにNS300と同じCore i3-8145Uを搭載。NS850はCPUにNS700と同じCore i7-8565Uを搭載し、ストレージはHDDとSSDのハイブリッドドライブを採用している。カラーはカームブラックとカームシルバーの2色(なお、カームシルバーはNEC Direct向けの「LAVIE Direct NS」限定カラーとして15.6型ワイド液晶モデルにも設定される)。 /R世代(2020年1月) NS300・NS600・NS700をモデルチェンジ(NS100・NS150・NS350・NS850は/N世代を継続販売)。NS300はプロセッサーをRyzen 3 3200Uに、ストレージをSSDへそれぞれ変更。NS600はメモリを8GBに倍増され、NS700はストレージをHDDとSSDのデュアルストレージへ変更された。
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