Desk All-in-one
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 00:12 UTC 版)
「LaVieの機種一覧」の記事における「Desk All-in-one」の解説
「VALUESTAR N」・「VALUESTAR S」後継の一体型デスクトップモデル。型名・型番はDAから始まる。 /A世代(2015年1月) ラインナップは「VALUESTAR N」後継で「新/T世代」からサイズアップした23.8型ワイド液晶モデルと「VALUESTAR S」後継の21.5型ワイド液晶モデルが設定される。23.8型ワイド液晶モデルは幅約8mmの挟額縁フレームを採用し、CPUには第5世代のCore i7-5500Uを搭載。また、4チューナー搭載モデルには、intel Real Sense 3Dカメラを新たに搭載した。一方で、タッチパネルは非搭載となる。21.5型ワイド液晶モデルもCPUを刷新し、Core i5搭載モデルは第5世代のCore i5-5200Uに、Celeron搭載モデルはCeleron 3205Uに変更。併せて、Celeron搭載モデルはワイヤレスLANを強化し、IEEE802.11ac/aに対応した。 /B世代(2015年5月) すべてのモデルでヤマハのソフトウェアDSPである「AudioEngine」の性能を強化し、ヘッドフォンでの音響効果が有効になった。また、23.8型ワイド液晶・4チューナー搭載モデルはCPUをより性能の高いCore i7-5557Uに変更したことにより、CPU内蔵グラフィックスがintel Iris Graphics 6100に強化された。 /C世代(2015年9月) OSをWindows 10 Homeに変更したほか、21.5型ワイド液晶・Celeron搭載モデルはCeleron 3215Uに変更し性能を強化した。 /D世代(2016年1月) デザインが全面刷新され、Core i7搭載モデルはスタンドを新デザインに変更、Celeron搭載モデルとCore i5搭載モデルはCore i7モデルと同じ23.8型ワイドに大画面化され、挟額縁フレーム採用により、本体幅は「/C世代」比14mm増に抑えた。全機種でハイレゾ音源再生対応のオーディオプレーヤ「HiGrand Music Player」を搭載したほか、Core i7搭載モデルはウーファ+YST(ヤマハアクティブサーボテクノロジー)方式のサウンド機能を採用。CPUはCore i5搭載モデルとCore i7搭載モデルは第6世代Core iファミリー(Core i5搭載モデルはCore i5-6200U、Core i7・ダブルチューナー搭載モデルはCore i7-6500U、Core i7・4チューナー搭載モデルはCore i7-6567U)に、Celeron搭載モデル(TVチューナーモデルとTVチューナーレスモデル)はCeleron 3855Uにそれぞれ変更した。 /E世代(2016年5月) 動画視聴アプリ「LAVIEチャンネル」の追加をはじめとしたソフトウェア面の強化を行った。なお、基本スペックは「/D世代」を踏襲する。 /F世代(2016年9月) 「AudioEngine」において、ヘッドフォン視聴時にサウンドを自動調整する「イマジナリースピーカー」機能を搭載したほか、Core i5搭載モデルとCore i7搭載モデルに搭載されている写真・動画コンテンツ加工ソフトウェア「CyberLink MediaShow BD」の機能強化もおこなった。なお、基本スペックは「/E世代」を踏襲する。また、カタログにも記載されていないが、OSの10にはAnniversary Update(RS1)は適用されていない。 /G世代(2017年1月) 全機種で一部アプリの改良を行い、「インフォボード」にはURLや写真・動画ファイルをスマートフォンとの間で交換する機能「インフォボードコネクト」を追加し、「LAVIEチャンネル」はデザインの刷新と各コンテンツプロバイダーを横断しての検索機能を追加。CPUも性能向上(Celeron搭載モデルはCeleron 3865Uに、Core i5搭載モデルはCore i5-7200Uに、Core i7搭載モデルはCore i7-7500Uにそれぞれ変更)し、付属のワイヤレスマウスはレーザー方式からBlue LED方式に変更した。また、Core i7搭載モデルはヤマハ製の「YAMAHAサウンドシステム」を刷新し、スピーカー内蔵パソコンでは世界初となる日本オーディオ協会提唱のハイレゾ基準に対応。スタンド形状を一本足デザインに変更し、最上位モデルのDA970は画面解像度を4K UHD(3,840×2,160ドット)に高解像度化した。 /H世代(2017年7月・9月・10月) 最上位モデルのDA970はCPUをCore i7-7567U(Intel Iris Plus Graphics 650を内蔵)に変更し、光学ドライブはUltra HD Blu-rayの再生に対応。それ以外のモデルは「インフォボード」や「インフォボードコネクト」の機能強化を行ったマイナーチェンジ程度で、基本スペックは「/G世代」から踏襲される。また、カタログにも記載されているが、OSの10にはCreators Update(RS2)が適用されている(カスタマイズモデルではRS2が適用されているかは不明)。「/J世代」発表後も継続販売された。 /K世代(2018年1月・5月・6月) 約半年ぶりにモデルチェンジ。ラインナップをCore i7搭載のDA770とCeleron搭載のDA350・DA370の3モデルに集約(4K UHD+Ultra HD Blu-rayディスクドライブ搭載機はNEC Direct向けの「LAVIE Direct DA(H)」にて設定されている)。高級オーディオにも用いられているスピーカーネットが新たに採用されたほか、DA770はCPUを第8世代のCore i7-8550Uに、OfficeはHome and Business PremiumからHome & Business 2016に変更され、カラーバリエーションはメタルレッド、ホワイトシルバー、ダークシルバーとなった。DA350とDA370はスピーカーネットの採用とOfficeの仕様変更(Personal 2016に変更)以外の主要スペックは「/H世代」から踏襲される。「/L世代」発表後も継続販売された。 /M世代(2019年1月) 約1年ぶりにモデルチェンジ。OfficeをHome & Business 2019に更新するとともに、液晶テレビのようなシンプルデザインへ全面刷新され、新たに、シリーズ最大サイズとなる27型液晶モデル(DA500・DA970)が設定された。27型液晶モデルでは、Windows 10搭載パソコンでは世界初となる音声によるOS起動機能「ボイス起動」が備わり、遠距離での集音性能を高めるため4マイクアレイが搭載されている。23.8型液晶モデルではCPUも変更となり、Celeron搭載モデルはCeleron 4205Uに、Core i7搭載モデルはCore i7-8565Uにとなった。なお、カラーバリエーションはファインブラックのみとなった(ファインホワイトとクランベリーレッドはNEC Direct向けの「LAVIE Direct DA」限定カラーとなる)。
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