LaVie S
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「LaVieの機種一覧」の記事における「LaVie S」の解説
当初は音質にこだわった高機能AVノートとして展開されていたが、「新/A世代」でシンプルな大型ノートとして復活した。 (第2次)/2世代(2000年1月) 当初はCeleron搭載モデルのみ。両サイドに3ウェイ6スピーカーを搭載。ワイヤレスモデムステーションの有無で2機種が用意されていた。 (第2次)/3世代(2000年5月・7月) 新たに、15型液晶・Pentium III搭載モデルを追加。さらに、解像度をSXGA+にアップしたアナログTVチューナー付モデルを設定。 (第2次)/5世代(2000年10月) 基本性能を向上。 (第2次)/6世代(2001年1月) スピーカーネットとキーボードのカラーを変更。全機種アナログTVチューナーを内蔵。 (第2次)/7世代(2001年5月) Celeron搭載の1機種のみとなる。この世代の発売を最後に、一旦ラインナップから途絶える。 (第3次)/8世代(2004年1月) 約2年8ヶ月ぶりに復活。パネル内蔵型スピーカー「SoundVu」を搭載。また、CPUもPentium Mに変更され、Windows XP Home EditionモデルはCentrinoに対応。また、Windows XP Professionalモデルは3D表示対応の液晶とトリプルワイヤレスLANを搭載した、高性能モデルであった。 (第3次)/9世代(2004年5月) Celeron Mを搭載し、ワイヤレスでTVが見られる「AirTV」セットモデルを追加。 /A世代(2004年9月) 基本性能を向上。この世代の発売を最後に、再びラインナップから途絶える。 新/A世代(2010年4月) 約5年7ヶ月ぶりに復活。従来までとはコンセプトを変え、シンプルな普及クラスの大型ノートとなった。十分な基本性能を備えながら、「LaVie L」よりも厚さを5mm薄く、奥行を2cm短縮してコンパクトに収めた。カラーバリエーションは明るい水色の「エアリーブルー」をはじめ、「ラズベリーレッド」・「エスプレッソブラック」・「スノーホワイト」の4色展開。OSは7 Home Premium 64ビット版を搭載するが、32ビット版に切替できるセレクトOSを採用する。ラインナップはCeleron搭載モデル、Core i3搭載モデル、Core i5搭載モデルの3種類を用意する。ちなみに、カスタマイズモデルではWindows 7 Ultimateは選択不可。 新/B世代(2010年6月) Officeを「Office Home and Business 2010」に更新。また、Core i5搭載モデルはCore i5-450Mとなり、性能をアップした。 新/C世代(2010年9月・12月) 「LaVie L」と同じく、全機種でCPU性能を向上するとともに、OSはセレクタブル設定を廃止し64ビット版に、Celeron搭載モデルを除き、キーボードをテンキー付アイソレーションキーボードに変更。また、Core i3搭載モデルのメモリが4GBに倍増された。 新/D世代(2011年2月) 全機種でCPU性能が向上し、特に下位モデルは従来のCeleronからPentium P6200に変更された。HDDは全機種640GBに増量。さらに、Core i5搭載モデルは光学ドライブをBlu-ray Discドライブに変更した。 新/E世代(2011年5月) Core i3搭載モデルとCore i5搭載モデルを第2世代のCore i3-2310MとCore i5-2410Mに更新し、ボディデザインも一新。ボディカラーには新たにシャンパンゴールドを追加した。CPU以外にも性能面が強化されており、Core i5搭載モデルはHDDを750GBに増量。Core i3搭載モデルは光学ドライブをBlu-ray Discドライブに変更した。Pentium搭載モデルは前モデルのデザインを踏襲しながら、メモリを4GBに倍増、レーザーマウスが新たに添付された。 新/F世代(2011年9月・2012年2月) 全機種でCPUの性能向上が行われたほか、Core i3搭載モデル・Core i5搭載モデルに搭載されているBlu-ray Discドライブは大容量規格のBDXLに対応。さらにCore i5搭載モデルではディスプレイも改良され、画面輝度を約25%向上された。Pentium搭載モデルはデザインやカラーラインナップを上位2機種と統一。また、Pentium搭載モデルにはこれまでカスタムメイドモデル「LaVie G タイプS」のみに設定されていたワイヤレスTVデジタルセットモデルを新設(カラーはエクストラホワイトとスターリーブラックの2色)。本モデルはPentium搭載・TVチューナーレスモデルより基本性能が若干強化されており、HDD容量を750GBに増量、ワイヤレスLANの仕様も変更される(IEEE802.11b/g/n→IEEE802.11a/b/g/n)。なお、「新/G世代」(デスクトップのVALUESTARのみ)発表後も継続販売された。 新/H世代(2012年5月) より薄くなった新デザインを採用。CPUは全機種アップされているが、特にCore i5搭載モデルは第3世代のCore i5-3210Mを搭載。また、HDDはCore i3搭載モデル・Pentium搭載モデルも750GBに増量した。 新/J世代(2012年10月) OSをWindows 8 64bitに変更するとともに、CPUの性能を強化。Core i3搭載モデルを廃止し、Core i5搭載モデルはタッチパネル搭載モデルを追加して2タイプとなった。また、Pentium搭載モデルでは内蔵Webカメラを92万画素に向上した。 新/L世代(2013年2月) 全機種でOfficeを「Office Home and Business 2013」に刷新。一旦廃止となっていたCore i3搭載モデルが復活するかわりに、Core i5・タッチパネル搭載モデルとPentium搭載・ワイヤレスTVデジタルセットモデルを廃止し、ラインナップを集約した。Core i5搭載モデルはCPU性能を強化した。なお、エントリーモデルは「新/J世代」のPentiumからCeleron(Celeron 1000M)に変更した。 新/M世代(2013年5月) デザインが変更となり、ヒンジ部が見えにくい構造となったほか、USB 3.0を4ポート(うち1ポートはパワーオフ充電機能付)に増量し、アイソレーションキーボードは防滴構造になった。さらに、Core i3搭載モデル・Celeron搭載モデルはパネルを薄型化した。Core i5搭載モデルはHDDを1TB、メモリを8GBに増量し、「新/L世代」では省かれていたタッチパネルを再搭載。さらに、フレームとディスプレイの境目がないフルフラットパネルとなったことで画面周囲のゴム足を無くした。ボディカラーは「新/L世代」までラインナップされていたゴールド系が無くなり3色展開となった。 新/N世代(2013年10月) OSをWindows 8.1に変更するとともに、CPUも変更され、Core i5搭載モデルはCore i5-4200M、Core i3搭載モデルはCore i3-4000M、Celeron搭載モデルはCeleron 1005Mにそれぞれ更新。併せて、タッチパネルは非搭載ながらクアッドコアCPUを搭載し、CPU以外のスペックはCore i5搭載モデル並みとしたCore i7搭載モデルを新設した。 新/R世代(2014年1月) 全モデルにBluetooth4.0を搭載するとともに、Core i5搭載モデル・Core i7搭載モデルはIEEE802.11ac対応ワイヤレスLANを搭載した。 新/S世代(2014年4月) Celeron搭載モデルがCeleron 2957Uに変更するとともにボディを薄型化。Core i3搭載モデルはワイヤレスLANがIEEE802.11acに対応。併せて、全機種でOSはWindows 8.1 Update、OfficeはOffice Home and Business 2013 SP1となった。 新/T世代(2014年10月) Celeron搭載モデルを除く全モデルでCPUを強化(Core i3搭載モデルはCore i3-4100M、Core i5搭載モデルはCore i5-4210M、Core i7搭載モデルはCore i7-4712HQ)し、付属のマウスをBluetoothワイヤレスマウスに変更(Celeron搭載モデルはすでにBluetoothワイヤレスマウス)。Core i3搭載モデルはHDDを1TBに増量。Officeは全モデルでOffice Home and Business Premium + Office 365 サービスとなった。
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